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平成18年度決算審査特別委員会(第2日目) 本文 開催日:2007年11月06日
平成18年度決算審査特別委員会(第2日目) 名簿 開催日:2007年11月06日

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  1. 生駒市議会 2006-11-06
    平成18年度決算審査特別委員会(第2日目) 本文 開催日:2007年11月06日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 再開 ◯委員長(下村晴意君) おはようございます。昨日に引き続き、ただ今から決算審査特別委員会を再開いたします。  なお、本日の会議につきましては、報道、市民の傍聴を許可いたしておりますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 2 ◯委員長(下村晴意君) 昨日に続き、審査を行います。  環境文教委員会の所管に係る各議案等について、資料の一覧表のとおり、順次審査を行います。  まず、議案第68号、平成18年度生駒市一般会計決算の認定について、関係部長から順次説明を受けます。  初めに、清家生活環境部長。 3 ◯生活環境部長(清家 衛君) おはようございます。  昨日に引き続きまして、早朝からの委員会審査、ご苦労さまでございます。  それでは、生活環境部が所管しております決算につきまして、ご説明を申し上げます。決算書の74ページから75ページをお願いいたします。  款2、総務費、項1、総務管理費、目11の交通対策費のうち生活環境部が所管いたしておりますのは交通安全対策や駐車、駐輪対策等に要する経費で、交通安全運動や交通安全教室などを実施し、交通安全意識の高揚と事故防止など、交通安全対策に努めました。  また、放置自転車や違法駐車等の防止対策としまして、生駒駅前及び東生駒駅周辺の自動車等放置禁止区域並びに違法駐車等防止重点地域を中心に街頭指導等を実施するとともに。              (地震による揺れ) 4 ◯委員長(下村晴意君) 暫時休憩いたします。              午前10時2分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時4分 再開 5 ◯委員長(下村晴意君) それでは再開いたします。清家部長。
    6 ◯生活環境部長(清家 衛君) 途中からでございますが、また、放置自転車や違法駐車等の防止対策といたしまして、生駒駅前及び東生駒駅周辺の自転車等放置禁止区域並びに違法駐車等防止重点地域を中心に街頭指導等を実施するとともに、生駒駅周辺の混雑緩和を図るため、駐車場の利用状況を周辺主要道路に設置した表示板により案内をいたしました。  次に、77ページをお願いいたします。  目14の諸費のうち、生活環境部が所管いたしておりますのは法律相談、行政相談などの各種相談業務の実施に係る経費や非核平和都市宣言に基づく平和のつどいの開催、また、安全で住みよいまちづくりを推進するための経費で、出前防犯教室の実施やこども110番の家の協力家庭の募集に努めるとともに、防犯パトロールを実施している自治会等に防犯活動用品の貸与を行うなど、犯罪防止の抑制と防犯意識の高揚に努めました。  続きまして、少し飛びますが110ページ後段からをお願いいたします。  款4、衛生費、項1、保健衛生費、目4の環境衛生費につきましては、夜間における道路交通の安全と犯罪を防止するため、第二阪奈道路小瀬料金所南側の側道に街路灯を設置したものを始めとする防犯灯、街路灯の整備、火葬場の管理運営や愛がん動物の適正な管理、意識啓発を図るとともに、犬、猫の避妊、去勢手術に対する補助のほか、自治会清掃に要した経費が主なもので、ほぼ予定どおりの執行となっております。  次に111ページ後段から113ページにかけましての、目5、環境保全対策費につきましては、環境調査、生活排水対策や環境基本計画の推進等に要した経費で、学研高山地区を始め、市内の大気、水質等の測定調査を実施し、調査結果や環境の動向をまとめた環境白書を作成するとともに、市内小中学校において職員による出前講座を実施するなど、環境教育の推進に努めました。  また、奈良県下で初めて地球温暖化対策の具体的な実践行動を協議する生駒市環境地域協議会ECOMAを設立するとともに、住宅用太陽光発電システム設置補助を引き続き実施するなど、地球環境の保全意識の向上に努めました。  また、河川の水質浄化、生活排水対策を推進するため、啓発絵画及び標語の募集やカレンダーの作成並びに使用済み食用油の回収等による意識啓発に努める一方、河川浄化施設の維持管理を行うとともに、合併浄化槽の設置補助やコスモス等の植栽を通じ、河川環境の保全回復に努めたところでございます。  また、新環境基本計画を策定するため、環境審議会の下部組織といたしまして公募市民にもご参加いただき、策定委員会を設立いたしました。  なお、委託料で1,237万円余りの不用額が生じておりますが、環境調査業務の入札残及び新環境基本計画の策定に当たり、策定手法を変更し、経費の削減に努めたものが主なものでございます。  続きまして、113ページから114ページにかけましての項2、清掃費、目1の清掃総務費につきましては職員の人件費及び焼却灰の最終処分地であります大阪湾広域臨海環境整備センターに対し、神戸及び大阪沖埋立処分地の建設事業に係る応分の負担を行った経費が主なものでございます。  次に、114ページから115ページにかけましての目2、ごみ処理費は、ごみの収集運搬や減量化等に要した経費で、一般廃棄物処理基本計画に基づき、排出されたごみを効率的かつ適正に収集運搬処理するとともに、循環型社会の形成を目指し、資源の有効活用を図るため、資源ごみ等の専用袋やごみ収集日程カレンダーを全戸に配布いたしました。  また、リサイクル運動の支援とごみ減量化を図るため、資源回収を行う団体や生ごみ自家処理容器等の購入者に対し補助を行うほか、瓶、缶、ペットボトルの分別収集、牛乳パック、食品トレーの拠点回収を行うとともに、プラスチック製容器包装につきましては全市収集の実施に向け、前年度に引き続きモデル事業を実施いたしました。  また、資源の有効活用を促進するため、環境フリーマーケットを定期的に開催するとともに、市ホームページに不用品についての情報を掲載する不用品交換コーナーを開設いたしました。  さらに、流通段階でのごみ減量化を図るため、エコハート事業の普及啓発や空き缶との交換によるエコハート利用券の発行を行うとともに、生活環境の保全を図るため不法投棄防止パトロールを実施いたしました。  また、環境教育の一層の充実と、ごみの分別や減量化を図るため、小学校においてごみ収集体験学習を実施するとともに、小学生とその保護者を対象にごみ処理施設等を見学する一日環境教室を開催いたしました。  なお、委託料で1,855万円余りの不用額が生じておりますが、可燃物の収集運搬及び不燃物の処理業務で当初見込みよりも安価で契約できたものが主な理由でございます。  次に、115ページから117ページにかけましての目3、ごみ処理施設費につきましては、職員の人件費と清掃センター及び清掃リレーセンターの管理運営及び定期点検や補修など、施設の適正な維持管理に要した経費でございます。  次に、目4のし尿処理費につきましては、し尿の収集運搬と処理手数料の電算システムの使用に要した経費が主なもので、予定どおりの執行となっております。  次に、117ページ後段から119ページにかけての目5、し尿処理施設費につきましては、エコパーク21の職員の人件費及び施設の運転、維持管理費で、浄化槽汚泥やし尿の処理に要した経費でございます。  続きまして、少し飛びますが、127ページから128ページをお願いいたします。  款5、産業経済費、項2、商工費、目5の物価対策費でございます。この費目は消費生活相談など、消費生活の安定と向上に要する経費で、近年情報化、サービス化の進展に伴い、消費者問題が複雑かつ多様化する中、消費生活の安定及び向上を確保するための条例の制定に向け、物価及び消費者保護対策協議会を開催するとともに、消費生活センターにおいて相談業務並びに情報の収集、分析等を行った経費でございます。  続きまして、131ページ後段から132ページをお願いいたします。  款6、土木費、項2、道路橋梁及び河川費、目2の道路橋梁維持費のうち生活環境部の関係でございますが、節15の工事請負費で道路反射鏡、防護柵等の交通安全施設の新設及び補修工事に要した経費でございます。  最後に、136ページをお願いいたします。  項3、都市計画費、目1の都市計画総務費のうち生活環境部の関係でございますが、節28、繰出金で長期債の償還等に充てるため、自動車駐車場事業特別会計に繰り出しした経費であります。  以上で、生活環境部が所管しております説明を終わらせていただきます。どうかよろしくご審査賜りますよう、お願いを申し上げます。 7 ◯委員長(下村晴意君) 説明の途中ですけれども、先ほどの地震についての説明を受けたいと思いますので。  安井部長。 8 ◯企画財政部長(安井幹雄君) 先ほど10時2分ごろ、地震がございまして、震源地は奈良県で、北緯34度5分、東経135度7分で、御所市辺りだというふうに発表されています。深さは約10キロ、マグニチュードが4.0ということで、最高の震度が3。生駒市は震度2だったんですけれども、震度3が桜井市、五條市、御所市、香芝市、それから大阪の南部で富田林市、河内長野市。震度2が奈良市とか、それから生駒市。庁舎の震度計も震度2を指しておりました。以上のような状況でございます。 9 ◯委員長(下村晴意君) それでは、引き続き説明を受けたいと思います。  次に、古川水道局長。 10 ◯水道局長(古川文男君) 続きまして、水道局の所管分につきまして、ご説明申し上げます。決算書の143ページをお願いいたします。  上段の下水道費でございます。本費目につきましては、下水道事業の執行に伴いまして、特定財源の不足する額を一般会計から下水道事業特別会計へ事業の執行に合わせまして繰出しを行ったものでございます。  なお、この不用額につきましては、主に公共下水道管渠整備事業費及び大和川上流流域下水道負担金が当初の見込みよりも減少したことによるものでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。 11 ◯委員長(下村晴意君) 続きまして、中田教育総務部長。 12 ◯教育総務部長(中田好昭君) それでは、続きまして教育総務部の所管につきまして、主に新規施策、大きな施策を中心にご説明申し上げたいと思います。恐れ入りますが147ページをお願いいたします。  147ページから150ページにかけての項1、教育総務費につきましては、教育委員会の運営や事務局職員の人件費のほか、子どもたちの確かな学力育成のための検討委員会を設置し、少人数教育などを検討するとともに、小学校新1年生を対象とした隣接校選択制やスクールボランティアプログラムを実施いたしました。  また、児童生徒や保護者、教員を対象にした臨床心理士等による特別支援教育相談、適応指導教室に通う不登校児童生徒が学校生活に復帰できるよう学生ボランティアを活用するなど、支援体制の強化に努めました。  さらに、小学校には子どもと親の相談員やスクールカウンセラーによる巡回を、また中学校には臨床心理士によるスクールカウンセラーを配置、また地域ぐるみ健全育成推進事業を実施するなど、心の教育活動への取組を実施いたしました。  次に、150ページから153ページにかけての項2、小学校費につきましてでございますが、小学校12校の管理運営費のほか、施設の維持管理並びに教育振興に要した経費で、主な事業といたしましては地域社会との連携を図り、開かれた学校づくりを進める学校創造推進事業、四季折々の草花や生き物を子どもたちが育てる花と緑と生き物がいっぱいの学校づくりや、本との出会いにより感動や思いやりの心をはぐくむための読書活動推進事業などを実施しました。  また、安全で安心な学校づくりを観点に、全小学校にカメラ付きインターホンの設置や、盗難による個人情報の漏えいを防ぐための夜間機械警備を導入するとともに、生駒小学校南館の耐震補強工事や、小学校4校の耐震診断を行いました。  さらに、情報教育関連では奈良先端大における最先端技術の体験学習や、同大学の学生のアシスタントによる授業の実施、さらにパソコン機器の充実や校内LANの整備など、情報教育の充実に努めました。  続きまして、153ページから155ページにかけての項3、中学校費についてでございますが、この費目につきましては中学校8校の管理運営のほか、施設の管理や整備並びに教育振興に要した経費で、主な事業といたしましては学校創造推進事業や、花と緑と生きものがいっぱいの学校づくりを実施するとともに、心身共に調和のとれた健全な育成を図るために健康増進事業を実施した学校への補助や、クラブ活動で全国大会等に出場した生徒の保護者の負担軽減のための補助金を交付いたしました。  情報教育関連では、情報活用能力を育成するため機器の購入を行い、情報教育環境の充実に努めました。  また、外国青年2名の英語指導助手を各校に派遣するとともに、幼稚園、小学校からの要請にも対応し、国際理解教育の推進に努めました。  さらに、小学校同様安全・安心な学校づくりを行うため、生駒中学校校舎の改築設計を行うとともに、生駒南中学校と生駒北中学校の耐震診断を行いました。  続きまして、155ページから157ページにかけての項4、幼稚園費につきましては、幼稚園9園の管理運営や施設管理整備のほか、私立幼稚園等の助成費など、幼児教育の振興に要する経費で、主な施策といたしましては学校創造推進事業を実施したほか、幼稚園から小学校へ子どもの生活や学習が円滑に移行できるよう、生駒台幼稚園と生駒台小学校で幼小連携事業を引き続き実施しました。  また、障がい児教育の充実のため、4、5歳児に講師を派遣するとともに、園児数の増加に伴い、一部幼稚園園舎の増築工事を行い、教育環境の整備に努めました。  次に、飛びますが、163ページから164ページに欠けての項5、社会教育費、目4、人権教育推進費につきましては、差別の解消を目指して人権教育講座や識字学級、地区別懇談会、さらに子ども人権広場などを開催し、人権問題に対する正しい理解と認識を培うための人権教育の推進に努めた経費でございます。  続きまして、少しまた飛びますが、175ページから176ページにかけての目3、学校給食センター運営費につきましては、給食センターの管理運営費や施設整備の維持管理に要した経費で、給食センター運営協議会、給食主任者会議の開催や、魅力ある給食にするための学校訪問、保護者等を対象とした給食センターの視察や試食会の実施、さらに栄養士を派遣し、食に関する教育活動の支援も実施しました。  また、市民公募委員2名を含む学校給食検討委員会を設置し、学校給食の在り方等について調査検討をいただきました。  続きまして、176ページの目4、学校給食材料費につきましては、新鮮でかつ栄養豊富な食材を選定し、献立の質の向上や調理の工夫、改善に取り組み、安全でおいしく、楽しい給食の実施に努めた経費でございます。  最後でございますが、不用額についてご説明させていただきます。  戻りますが、147ページの項1、教育総務費、目1、教育委員会の不用額でございますが、給料や共済費などの人件費で、退職などによるものでございます。  続きまして、項2の小学校費、項3の中学校費、項4の幼稚園費における不用額の主なものは需用費でございますが、省エネルギー運動をすべての校種にわたり推進した結果、電気、水道等の高熱水費等の節約に努め結果によるものでございます。  また、工事請負や備品購入時の入札執行残によるものでございます。  また、小学校費の賃金でございますが、臨時講師が当初見込みを下回ったことや、幼稚園費の負担金補助及び交付金で、私立幼稚園の就園奨励費補助金の対象区分が変更されたことによりまして、交付額が当初予定より下回ったことなどによるものでございます。  以上で、教育総務部の所管につきましての説明とさせていただきます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。以上でございます。 13 ◯委員長(下村晴意君) では、最後に長田生涯学習部長。 14 ◯生涯学習部長(長田二郎君) それでは、生涯学習部が所管いたしております費目につきまして、ご説明申し上げます。決算書の157ページをお願いいたします。  まず、項5、社会教育費、目1、社会教育総務費でございます。この費目は主に生涯学習部全体に係ります経費、生涯学習の推進及び男女共同参画施策に係ります事業の執行に要した経費でございます。本市の社会教育活性化や社会教育方針等をご審議いただくため、社会教育委員会議の開催、生涯学習普及啓発のための講演会、生涯学習まちづくり推進ための生涯学習ボランティア養成講座、親子ふれあい事業の実施、子ども読書活動を推進するためのワークショップや絵本原画展の開催をいたしました。  また、生涯学習推進体制の整備といたしまして、今後の生駒市の生涯学習推進の指針となる生涯学習推進基本方針を本市社会教育会議の答申を経て作成いたしますとともに、生涯学習の総合的な振興を図るため、生涯学習推進連絡会等への助成など、生涯学習推進団体との連携強化を図りました。  また、生涯学習支援体制整備につきましては、生涯学習情報の提供と生涯学習相談が重要でございますので、ホームページや情報紙による生涯学習情報の提供、各施設における生涯学習相談員による生涯学習相談の実施など、市民が情報収集しやすいよう利便化に努めました。  また、男女共同参画施策をより一層推進するため、市民公募メンバーによります(仮称)男女共同参画基本条例を考える市民スタッフ会議を設置し、男女共同参画社会の実現に向けた条例案の検討を行うとともに、女性センターを拠点といたしまして各種セミナーの開催や女性の心の相談、法律相談等の相談業務の実施並びに京阪奈北近隣6市のDV被害相談に係ります連携を行い、男女共同参画意識の高揚と女性の自立支援に努めたところでございます。  次に、159ページから161ページにかけましての公民館費でございます。  公民館の管理運営費、事業費及び寿大学に要した経費が主なものでございます。生活講座や青少年教育講座など、公民館講座を9分野、延べ141回を始め、公民館主催事業といたしまして音楽会、芸能文化鑑賞会、映画会及び展示会を実施いたしました。また、いきいき楽習まつりを開催いたしまして、市民公募による発表会や各種講座を実施するとともに、高齢者教育の推進といたしまして、寿大学の受入れ定員の増にも努め、ほぼ予定どおりの執行でございます。  次に、161ページから163ページにかけましての目3、図書会館費でございます。会館の管理に係る経費でございまして、図書館利用者の利便性の向上を図るため、7月から図書館本館と視聴覚室の開館時間を平日の午後5時から午後8時まで3時間延長いたしまして、延べ2万1,701人の利用がございました。なお、図書館につきましては、平成19年3月末の蔵書冊数は5館で約55万5,319冊でございます。また、貸出冊数は122万6,007冊となっております。また、1日当たり4,442冊、市民1人当たりになりますと10.5冊と、多くの市民の方にご利用いただいたところでございます。  また、子どもの自主的な読書活動を推進するため、生駒市子ども読書活動推進計画に基づきまして、小学校1年生から3年生向けの読みもの、ブックリストを作成いたしました。また、前年度に作成いたしました絵本のブックリスト掲載本の学校への団体貸出しを開始いたしたところでございます。  図書館の主な事業といたしましては、一般市民を対象といたしました教養講座、大学との共催によります公開講座、子どもを対象といたしました人形劇、おはなし会、そして子ども読書の日の記念行事などを開催いたしますとともに、3歳以下の子どもと保護者を対象といたしまして、子どもが親とのふれあいを通しまして読書に親しめるよう、絵本の会を5館で開催し、延べ2,279名の参加をいただくなど、図書館の使命でございます人と本を結びつけるための各種事業を実施し、ほぼ予定どおりの執行となっております。  次に、少し飛びまして164ページから165ページにかけましての目5、青少年健全育成費でございます。青少年センターの運営を始め、青少年健全育成活動事業、国際交流事業及び成人式開催に要した費用でございます。青少年健全育成の啓発及び非行防止を図るため、関係機関団体との連携の下、パトロール活動を展開いたしますとともに、青少年団体のリーダー育成、指導者養成等の諸事業を行いました。  さらに、国の子ども居場所づくりの一環といたしまして、生駒市地域子ども教室推進委員会が主催いたしますいこまっ子教室を支援し、様々な体験活動の機会や場の提供と地域の交流に努めたところでございます。  また、次代を担う国際的人材の育成を目指しまして、市内在住の中高生26名をニュージーランドに派遣いたしますとともに、青少年国際交流サークル活動や、国際交流の集いの開催によりまして、国際交流活動の充実を図ったところでございます。  また、PTAの円滑な活動活性化や行政との連携が必要不可欠なことから、PTA協議会に対しまして研究大会等の開催に対しまして補助、また市教育委員会との共催事業といたしましてスタンプラリーを開催し、親子で楽しくふれあう場の提供に努めたところでございます。  次に、165ページから166ページにかけましての目6、野外活動施設費でございます。ふれあい振興財団への委託事業が主なものでございます。青少年のキャンプ、自然観察、レクリエーションなど、野外活動を通じまして青少年の心身共に健全な育成を促す場の提供に努めたところでございます。  次に、166ページから167ページの目7、文化振興費でございます。市民の創作、文化活動の発表の場といたしまして、第53回市民文化祭の開催、芸術文化団体の活動支援、山麓公園内万葉のみちの整備等、市民の文化意識、郷土意識の向上に努めました。  また、市内に残るわらべうたを市民団体の協力を得まして、生駒のわらべうたといたしまして作成し、学校その他の関係機関へ配布、販売するなど、郷土文化の普及に努めたところでございます。  次に、167ページから168ページの目8、芸術会館費でございます。会館の管理運営に係る経費でございます。スケッチ、デザイン、絵手紙教室などを行うとともに、子ども絵画教室、その他市民の学習ニーズにこたえる各種講座を開催いたしますとともに、小学生から高齢者まで幅広い年齢層から約8,700句が投句されました市民川柳大会の実施、市民文化祭における作品展の実施、特別企画といたしまして、当館に寄贈いただきました貴重な作品の一部を展示いたしました収蔵品展を開催いたしまして、市民の芸術文化等の高揚に努めたところでございます。  次に、168ページから169ページの目9、文化財保護費でございます。文化財に関する保護等に係る経費が主なものでございまして、昨年度に引き続きまして古文書、埋蔵文化財の調査を実施いたしますとともに、文化財調査報告書の作成や、市内に有する文化財を保存するため、重要文化財、宝山寺獅子閣等の指定文化財を対象といたしまして補助金の交付を行い、文化財の保護と市民の愛護意識の高揚に努めました。  さらに、17年度4月からホームページ上で公開いたしております生駒市デジタルミュージアムのメンテナンスを行いまして、文化財愛護意識の普及又は郷土学習に供する情報の発信を行ったところでございます。  次に、169ページの目10、コミュニティセンター費につきましては、生涯学習施設の拠点施設でございますコミュニティセンターの社会福祉協議会への管理委託に係る経費でございます。  次に、169ページから171ページにかけましての目11、南コミュニティセンター費でございます。職員の人件費及び館の管理、事業運営費、図書館南分館の運営事業に要した費用でございます。  主な事業といたしましては、公募により将来音楽家を目指す小学生から大学生と、第一線で活躍されているプロ奏者との共演など、市民参加と施設の規模を生かしたコンサート、映画会を始め、新春書き初め大会等の各種イベント、各種講座等を開催するとともに、より利用しやすい図書館を目指しまして、子どもたちが積極的に読書活動を行う意欲を高め、本に親しんでもらえるようなおはなし会、絵本の会等の諸事業を開催いたしました。  また、南コミュニティセンター施設整備事業につきましては、南側駐車場の新設及びそれに接続いたします道路の拡幅を行うものでございまして、近隣地との協議等に時間を要し、工事着工が遅延いたしましたので、4,200万円を平成19年度に繰越しさせていただきましたが、着工後順調に工事の方が進みまして、今月中には市民の皆様方にご利用いただけるようになる予定でございます。  次に、171ページから172ページにかけましての目12、北コミュニティセンター費でございます。この費目は職員の人件費及び館の管理、事業運営費、図書館北分館の運営事業に要した経費のほか、施設整備事業といたしまして駐車場整備に要した費用でございます。  主な事業といたしましてはタンゴ、ゴスペル、ジャズなどの音楽コンサートやクラシックをメーンといたしましたランチタイムコンサート、講座修了者によります演劇発表会や映画会等のイベントを開催するとともに、工夫を凝らした様々な講座を開催いたしました。  さらに、先端大学との連携事業といたしまして、次代を担う子どもたちの科学に対する学習意欲をはぐくむことを目的といたしまして、先端科学技術体験プログラム講座を実施するとともに、電子図書の利用拡大に向けまして電子図書講演会の開催など、特色ある事業運営に努めたところでございます。  また、年々増加傾向にございます来館者への利便性の向上のため、現駐車場の西側に55台駐車可能な駐車場を拡張いたしたところでございます。  次に、172ページから174ページにかけましての項6、保健体育費、目1、保健体育総務費でございます。この費目は職員の人件費、スポーツ審議会運営費、体育指導員活動費並びに幼、小、中の児童生徒、教職員の各種健診に係ります経費及び市民を対象としたスポーツ振興事業に係る経費でございます。  主な事業といたしましては、春の市民体育大会、秋の市民体育祭を始め、ファミリースポーツの集い等の体育行事を通じまして市民の体力、健康づくりや軽スポーツの普及啓発に努めるとともに、体育館6館のうち1カ所を順番に第1、第3の土曜日に開放し、友達や親子でスポーツを通じてのコミュニケーションづくりの場を提供いたしました。  また、小学校の中高学年を対象といたしました奈良県主催の市町村対抗子ども駅伝競争大会にも参加し、体力低下傾向が見られます子どもたちの運動に対する意識向上と運動の機会の提供に努めたところでございます。  また、さらにスポーツを振興する団体等に助成を行いまして、競技スポーツの技術の向上や軽スポーツの普及啓発を行ったところでございます。  次に、174ページから175ページの目2、体育施設費でございます。各体育施設職員の人件費とふれあい振興財団に委託いたしております体育施設維持管理運営に係る費用及び体育施設の整備工事や植栽管理に要した経費でございます。なお、委託料で1,100万円余りの不用額が生じておりますが、これはふれあい振興財団に委託いたしております体育施設管理運営委託料にかかわるものでございまして、清掃、警備等の管理経費や光熱費の節約によるものでございます。その他の予算につきましては、ほぼ予定どおりの執行となっております。  以上が、生涯学習部に係ります説明でございます。どうかよろしくご審査いただきますよう、お願いを申し上げます。以上でございます。 15 ◯委員長(下村晴意君) 以上で説明は終わりました。  これより委員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。角田委員。 16 ◯委員(角田晃一君) それでは、教育総務部の方ですが、151ページです。  先ほどもちょっとご説明あったんですけども、学校管理費とかこの賃金とか給与とか、そういう人件費について不用額が、いろいろ事情があるんですけれども、その差が、不用額の多い少ない、率の違いですね。その辺がちょっと、なぜそういう差が生ずるのか。小学校の賃金の場合と、幼稚園の賃金の場合と、中学校の場合と、それぞれで多少ばらつきがあるんですよ。それは予算が立てにくいことなのか、先ほどおっしゃった、これは学校管理費で私立幼稚園に対する助成が少なくなったから不用額が多くなったとか、いろいろ理由はあるんですけども、その辺をちょっとご説明いただければ有り難いなと。普通、賃金とか給与というのは、私たちの感覚では年度に決まっていて、年間普通にいけば普通にその予算どおり支払われるもんだという理解をしておりますので、その辺からまず、間違っていればそのようにご指摘いただきたいし、何でそんなに差がいろいろばらつきが、不用額のばらつきですよね。 17 ◯委員長(下村晴意君) 職員の給与に関する不用額。
    18 ◯委員(角田晃一君) いわゆる中学校、小学校、幼稚園、それぞれの形態別でも違いが出ているし、その辺が主なご質問の内容です。経営上の問題なのか、予算の立て方なのか。 19 ◯委員長(下村晴意君) 分かりますか。峯島課長。 20 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 賃金につきましては、もう委員さんお分かりのように、市講師の分の当初予定を下回ったことによりまして、小学校の方の不用額がたくさん出ているということになります。中学校、幼稚園等につきましては、一定の講師を予定どおり執行させていただいたところでございます。 21 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 22 ◯委員(角田晃一君) 関連質問なんですけど、これは生涯学習部、157ページの目1の節2の給料に関しましても不用額が多いんですよ。これ平成17年度、前年はほとんどなかったのに、ここで不用率か、5.1%、ここについてちょっと説明を。 23 ◯委員長(下村晴意君) 奥村課長。 24 ◯生涯学習振興課長(奥村直幸君) 給料につきましては、職員の産休、あるいは人事異動、途中の退職等によりまして不用額が生じております。以上でございます。 25 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 26 ◯委員(角田晃一君) その場合に、予算設定のときに立てられる異動とか、そういうような予算設定のときの予見というのか、それは全然違っているわけですか。その辺です。 27 ◯委員長(下村晴意君) 奥村課長。 28 ◯生涯学習振興課長(奥村直幸君) 予算が通ってからの年度途中の異動という形になっておりますので、当初予算はちょっとその段階では予定はできない状況になっております。 29 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 30 ◯委員(角田晃一君) 年度途中の異動、それは異動はいつ起こるのか、それは別にしまして、異動というのは常にある問題だと。長い間やっておられて、経験則の中で異動はあるんじゃないのかと。そういうものも踏まえた形を、ただもうちょっと予算の精度を高める意味でそういうようなデータとか、要するに産休にしても、産休のデータというのはどうなっているのか知らないけれども、その辺のところなんですよね。 31 ◯委員長(下村晴意君) 大津輪公室長。 32 ◯市長公室長(大津輪幹夫君) 人件費につきましては、2月の予算を編成する段階で来年度の事業とか、各部の状況とかを十分聞かせていただいて予算には反映させていただきますけれども、4月1日付けの人事異動、あるいは年度途中の退職、あるいは先ほど課長が申しました途中での産前休暇、その辺で給料については不用額が出たり、逆に不足が出たり、そういった部分については流用等、対応できない場合は補正予算等で対応させていただいているというのが現状でございます。 33 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 34 ◯委員(角田晃一君) 続きまして、これが159ページの同じく目1の男女共同参画施策推進費のうちの6番目ですね、女性の、要するにカウンセリングですね。相談件数54件とありますが、これは多いんですか、少ないんですか、その評価ですね。当初の考え方とか、その辺のところをちょっと長田部長ですか、お聞かせください。 35 ◯委員長(下村晴意君) 細川課長。 36 ◯女性青少年課長(細川隆庸君) 件数が多いかですか。 37 ◯委員(角田晃一君) 件数54件と出ていますよね。 38 ◯女性青少年課長(細川隆庸君) はい。これは件数的には、大体月に2回ということでやっておりますんで、月2回で相談ですのでそんなに人数がとれませんので、大体いっぱいいっぱい来ていただいているというふうに考えております。 39 ◯委員長(下村晴意君) 長田部長。 40 ◯生涯学習部長(長田二郎君) 多いか少ないかということでございますねけども、大体同じぐらいでございまして、例えば15年でしたら53件、16年が61件、17年が59件、18年が54件でございますので、ほぼ同じぐらいで推移しているというところでございます。 41 ◯委員(角田晃一君) はい、ありがとうございました。  161ページの目3、図書会館費で、図書館運営費の6番目に、要するに図書館利用者ですよね、全市で、これは先ほど予定どおりというご発言があったんですけども、平成17年度も5万7,980人、100人ぐらいしか変わらないですね。予定どおりというのはそういう考え方で運営されているのか、その辺の利用者の数についての評価。図書館の利用者をどう考えておられるかということです、市として。もっと増やそうというようなあれを考えておられるのか、いやいや、もうこれでいっぱいですよとか、その辺のとこです。 42 ◯委員長(下村晴意君) 平井館長。 43 ◯図書会館長(平井克典君) ただ今の質問ですけれども、登録率でいいますと約50%の利用者の登録がございます。いわゆる図書利用券交付です。 44 ◯委員(角田晃一君) 分かります。 45 ◯図書会館長(平井克典君) ただ、従来は利用者が来られるのを待つ図書館という要素が若干ありましたので、今は新しく利用者を拡大するために学校、幼稚園等、出前講座等を主にやっております。また、ブックリスト等の発行交付関係もさせていただいておりますので、どちらかといえば攻めるようにやっております。以上です。 46 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 47 ◯委員(角田晃一君) それからもう一つ。165ページの目5の青少年健全教育養成費ですか、これの、165ページに青少年国際交流の問題ですけど、これ去年ですか、ニュージーランドへ行かれたということで、この基本方針に基づいて決められていると。この選定方法というのかな、世界はいろいろ広いわけで、ニュージーランドは環境問題なのか、私あれですけども、これまでの経緯といいますか、その選定方法、考え方、その辺についてちょっとご質問させてもらいます。 48 ◯委員長(下村晴意君) 細川課長。 49 ◯女性青少年課長(細川隆庸君) 選定方法というのは国の選定方法ということでございますか。 50 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 51 ◯委員(角田晃一君) ここのご説明では、国際化基本方針に基づきとご説明があるわけですけれども、私がお聞きしているのは市としての考え方。派遣、非常に結構だし、若いときから国際(発言する者あり)いやいや、これからのことについて、もし、もっともっと増やさなければいけないんだったら予算を増やさなきゃいかんから質問しているわけですよ。(発言する者あり)もう終わっちゃったの、これ。(発言する者あり)そこから説明してください。 52 ◯女性青少年課長(細川隆庸君) 18年度で終了ということで。 53 ◯委員(角田晃一君) それならば、なぜ終了されたのかのご説明をお願いします。 54 ◯委員長(下村晴意君) そしたら終了した理由を。細川課長。 55 ◯女性青少年課長(細川隆庸君) 当該事業につきましては、平成8年度から開始いたしまして18年度まで11回させていただいたものでございます。合計284人の派遣をいたしまして、英語力の強化とか、視野が広がるとかいうふうなことで始めさせていただきまして、アンケートとかいただいても一定の評価がされていたところでございますけども、開始当初はこういうことを行政がやっているという事例が少なかって、割と多くの応募がございましたんですけども、昨今では募集人数をちょっと超える程度というような感じで、原因としてはほかに、学校を中心にいろんな海外へ行かれる修学旅行とか研修とかで行かれるというようなこともあったりして、なかなか参加していただく、応募の数も少なくなってきました。  それから、最近の治安とか、鳥インフルエンザとかの海外事情の悪化とかいうふうなことから、この事業に対してちょっと関心が薄らいできたのかなというようなところもございまして、また経費面でも一応自己負担はあるといいましても市の方が2分の1ということで、かなりの金額を支出しているというふうなことがございますので、見直しの一環としてさせていただいて、18年度をもって終了するというふうな形になったということでございます。 56 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 57 ◯委員(角田晃一君) そういうことでしたら、公のかかわる部分としてはそういうお考えなんだけれども、次世代の青少年が国際化になじんでいくということは大事なことなので、そういうことをいろいろNPOだとか、いろんな市民のそういう活動だとか、もちろん学校が独自にいろいろ修学旅行とか、いろんなことがありますけれども、そういったことに対する基本的な助成というのか、バックアップしようとか、そういうようなお考えについてお聞かせいただければと思います。 58 ◯委員長(下村晴意君) 細川課長。 59 ◯女性青少年課長(細川隆庸君) 今後につきましては、今までは海外に派遣ということなんですけども、内的に今、主にやっていますのは、参加していただいた方で国際交流サークルというようなものをつくりまして、男性、女性、OB、若い方ですね、その方を中心に国際交流についての活動というようなものをやっていただく。あるいは、国際交流の集いということでまた別の団体とかにお願いして、いろんな国際交流についての理解を深める、啓発をしていくというふうな事業を、今度市内、内部に目を移して展開していこうというふうに考えているところでございます。 60 ◯委員(角田晃一君) ありがとうございました。いったん終わります。 61 ◯委員長(下村晴意君) いいですか。ほかに。有村委員。 62 ◯委員(有村京子君) 150ページの適応指導教室のことについてお聞きします。  通室人数が12名となっていますけれども、小学校と中学校の内訳を教えてください。  それとあと、平成18年の不登校数の小学校と中学校の内訳を教えてください。 63 ◯委員長(下村晴意君) 西井課長。 64 ◯教育指導課長(西井久之君) 適応指導教室の18年度の小学生と中学生の比率ですけど、小学生1名です。中学生11名です。  それから、不登校の数ですけれども、18年度小学校で30日以上欠席した児童生徒数ということで私どもはとらえていますけれども、小学校で19名、中学校で65名、計84名ということでございます。 65 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 66 ◯委員(有村京子君) 不登校の数が思ったより多いので、少し驚いたんですけど、ちょっと不登校の数が少し、これは増えたような気がするんですけれども、ちょっと増えているかどうかということと、あと、いきいきほっとルームですね、これ。このうち何人学校に復帰したかというのを教えていただけますでしょうか。 67 ◯委員長(下村晴意君) 西井課長。 68 ◯教育指導課長(西井久之君) 不登校の児童生徒数につきましては、委員さんおっしゃるようにこれまで減少傾向にあったわけですけども、昨年度ぐらいから若干増加傾向になってきています。私どももそういう意味で動向を注視して、不登校の子どもたちが学校復帰できるように体制を整えていきたいというふうに考えております。  また、学校に復帰した子どもの数ということですが、適応指導教室では小学生の子が、先ほどお話していました11名の小学生の子ですけども、この子についてはもう本年4月から学校へ復帰しております。  あるいは、中学生につきましても、中間とか期末のテストのときには学校へ戻るというようなことをしておりまして、今現在2名の子が朝のうち学校へは行けているというような状況で、若干改善してきているところは見られます。以上でございます。 69 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 70 ◯委員(有村京子君) 中学生の高校への進学状況を教えていただきたいんです。いきいきほっとルームの中学生の高校への進学状況。 71 ◯委員長(下村晴意君) 西井課長。 72 ◯教育指導課長(西井久之君) 昨年度は7名が卒業したんですけれども、公立の定時制の学校へ1名、それから私学へ4名、専修学校へ2名でございました。 73 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 74 ◯委員(有村京子君) 全日制公立高校進学というのは、これは今まで1回もないわけですか。 75 ◯委員長(下村晴意君) 西井課長。 76 ◯教育指導課長(西井久之君) その前の年、17年度には1名入っているというふうに聞いております。 77 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 78 ◯委員(有村京子君) 奈良県下には大和高田の語らい教室とか、大和郡山のあゆみスクエアユニバースとか、かなりこの不登校については力の入った自治体もあるところで、そういうところでは全日制公立高校というのが一つの大きな選択肢になっているわけなんです。生駒市の方ではこの全日制公立高校の選択肢がほとんどないということは、私はほっとルームの在り方に少し疑問を感じるんです。もう少し力の入れ方に工夫があっていいのではないかなと思います。  後一件、全国不登校支援組織、SSNネットワークというのがあって、ここに語らい教室とかあゆみスクエアユニバースは入っているんですけど、生駒市の方はどうなんですか、ここへの参加は。 79 ◯委員長(下村晴意君) 西井課長。 80 ◯教育指導課長(西井久之君) 生駒市は、当初この適応指導教室を設立するに当たりまして、県等の補助金とかの関係で、生駒市独自でこの施設を造っておりますので、その会には参加しておりません。 81 ◯委員(有村京子君) この件についてはもういいです。  そうしたらほかの、よろしいですか。 82 ◯委員長(下村晴意君) はい。有村委員。 83 ◯委員(有村京子君) そうしましたら114ページ、ごみ処理のところで、右の備考欄の下の方に空き缶回収業務委託料、これが348万、ペットボトル回収業務委託料、これが2,354万、ちょっとこの差がすごく不思議なんですけれども、説明していただけるでしょうか。 84 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 85 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) まず、空き缶回収機でございますが、これは市内に7カ所設置しております。回収はシルバーの方に委託をしております。それとペットボトルの収集につきましては、全市収集ということで、月1回、それぞれやっております。 86 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 87 ◯委員(有村京子君) シルバーでやっているから安くて、業者だから高いというように理解してよろしいよろしいでしょうか。 88 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 89 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 扱う件数が違いますので。ペットボトルの方につきましては、1,400ほどの集積所がございますので、そちらの方を収集します。一方、空き缶回収機の方は7カ所しか設置しておりませんので。 90 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 91 ◯委員(有村京子君) そうしたら、やはり同じ場所で資源ごみのところで、これペットボトルも含めて売却益の方はどうなっているでしょうか。 92 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 93 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 売却益につきましては、決算書の59ページの方をお開き願いたいと思うんですが、59ページの備考欄の中段ぐらいにペットボトル等売払収入というので566万1,330円と上がってございます。こちらの方で売払いをしております。  それとあと、瓶、缶の収集と処理の方なんですけども、これも昨今中国の影響か金属類が上がっておりますので、これにつきましては随意契約の適正化検討委員会の方でも検討をしていただきまして、18年度につきましては、今までは売却益というものは契約の中に見込んでおらなかったんですけども、ご指摘をいただきまして、18年度につきましては750万円ほどの減額をさせていただいたという状況でございます。 94 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 95 ◯委員(有村京子君) そしたら次のところに移ります。  115ページのエコハートのことについてお聞きします。  ここではエコハートの利用発行枚数が459枚となっていますけれども、このエコハートの利用方法は空き缶回収と引換えのみで使用しているのですか。 96 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 97 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 空き缶回収機に缶を1個入れますとシールが1枚、1点ですね、それを500集めていただきますと500円のエコハート利用券というものに交換をさせていただきまして、市内のエコハート利用店で使っていただくということです。 98 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 99 ◯委員(有村京子君) エコハートは、つまり缶の収集のごほうびみたいな形で使われて、どうもそれのみの利用方法みたいなんですけども、私自身はこのエコハートは、いずれ地域通貨となって、よその自治体でも地域通貨によって地元の商店街がうるおうという、そういう事例があります。私自身、エコハートがそういう可能性を秘めているのではないかと思っているんですけども、その点についてはどのようにお考えでしょうか。 100 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 101 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 委員さんおっしゃるように、そういう観点もございますし、まずエコハートの事業は道路とかに散乱している缶とか、そういうようなのを拾っていただくというのがまず第一条件で設定をしたものでございますので、今後も環境保全でありますとかリサイクル意識の向上というような面につきましては、一定の評価があるかなというふうに思っております。 102 ◯委員長(下村晴意君) ほかに。谷村委員。 103 ◯委員(谷村淳子君) 118ページの衛生処理というところなんですが、私は環境文教委員になってからエコパークなどの施設を見学に行ってまいりました。そのときにエコパークでし尿や浄化槽汚泥が処理されて、きれいな水になっているのを見たのですが、処理量という部分で2万8,552.19キロリットルとありますが、この量はエコパークの処理能力と比較して、まだ余裕のある量なのかどうかお答えいただければと思います。 104 ◯委員長(下村晴意君) 中尾場長。 105 ◯衛生処理場長(中尾宗治君) エコパーク21の処理能力は80キロリッターであります。また、365日24時間稼働しておりますので、18年度の処理量を1日に直しますと78キロリッターであります。若干の余裕はありますが、ほぼ計画どおりの処理量となっております。以上です。
    106 ◯委員長(下村晴意君) 谷村委員。 107 ◯委員(谷村淳子君) そういうことでしたら、今後下水道の普及に伴って、竜田川流域とか、そういうところの整備が進むにつれて、搬入量が減少してくるかと思われますが、施設を有効に活用するというそういう方策というものは、何かお考えになっていらっしゃいますでしょうか。 108 ◯委員長(下村晴意君) 中尾場長。 109 ◯衛生処理場長(中尾宗治君) 確かに将来的に下水道の普及とともに搬入量は減少するものと考えております。下水道処理計画区域外であります登美ヶ丘、また美鹿の台等開発が進んでおりまして、これに伴います浄化槽汚泥の増加によりまして、当分の間搬入量の大幅な減少はないものと考えております。いずれにいたしましても、中長期的な搬入量が減少するものと考えております。汚泥の性状が大きく異ならない下水道の汚泥処理も視野に入れまして、施設の有効利用、また経費の削減等を図ってまいりたいと考えております。以上です。 110 ◯委員長(下村晴意君) ほかに。白本委員。 111 ◯委員(白本和久君) 113ページの環境基本計画推進事業費の3番目に、地球温暖化防止対策を推進するための太陽光エネルギーを利用してと書いておりますが、この太陽光エネルギー以外にこの防止対策を推進するのに何かやっておられたんでしょうか。 112 ◯委員長(下村晴意君) 杉本課長。 113 ◯環境管理課長(杉本 勉君) 地球温暖化の防止のために京都議定書が17年2月に発効したということで、以前にも増して生駒市でも取組をやっていかなければならない。太陽光発電のシステム設置事業をやっておると同時に環境フェスティバル、出前講座、小売店舗等におきましてのいろんな啓発活動を実施しております。  また、庁内におきましてはエコオフィスづくりといたしまして、昼休みの消灯、それから電気ポット、それから裏紙を使う、紙を捨てない等の活動もやっております。  そして、県下初となります環境地域協議会ECOMAの設立をいたしまして、これでもって更なるCO2の削減に努めていきたいと考えております。 114 ◯委員長(下村晴意君) 白本委員。 115 ◯委員(白本和久君) 先日、エコパークの統計書にCO2の排出量が16トン削減されたというように載っていたと記憶しますねんけども、そのほかに昨日の企画総務の方でも公用車の低排出ガス車の導入とかしておりますが、今日の新聞、また昨日のニュースでも京都議定書の目標に黄信号というふうに書いておるんですけども、CO2に対する市としてこんだけ数値として削減したというような、1つはエコパークのやつに載っているんですけども、そういう数値的なやつは今のところ、18年度のあれではないわけですか。 116 ◯委員長(下村晴意君) 杉本課長。 117 ◯環境管理課長(杉本 勉君) CO2に関してはデータはございません。ただ、エコオフィスづくりの中におきまして、17年度と比べまして18年度はかなりの面で減少しておるということになっております。  ただ、部分的には目標年度の数値に達しないものもありますので、今後更なる努力は続けていきたいと思っております。  それからあと、CO2の排出の実態ということで、家庭部門というのが非常に大きくなってきておると思っております。産業部門であるとか運輸部門というのはそれなりに取り組まれておりますねけれども。ということから、家庭に直接アピールしていくようにECOMAの活動等を考えていきたいと思っております。  それから、来年の1月なんですけれども、地球温暖化防止に取り組んでおられる非常に著名な東京大学の生産技術研究所の山本良一先生、この方をお招きいたしまして、環境シンポジウムを今計画中でございますので、併せてよろしくお願いしたいと思います。 118 ◯委員長(下村晴意君) 白本委員。 119 ◯委員(白本和久君) 市内の家庭への啓発、またそういうのも結構かと思いますが、せっかく市としてCO2の排出について努力されておりますので、市民にアピールすることはしても、数値として市としてこんだけやっているというのを出していただければ、市民の方も理解し、またそれについて関心を抱くんじゃないかなと思いますので、CO2の排出量の数値化というのを提案をさせていただきます。 120 ◯委員長(下村晴意君) 杉本課長。 121 ◯環境管理課長(杉本 勉君) 現在、公募市民多数、それから職員も交えまして環境基本計画の見直し作業をやっているところでございます。この中におきまして、今後更に実効性のあるもの、数値目標を取り込んだものにつくり上げていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 122 ◯委員長(下村晴意君) 白本委員。 123 ◯委員(白本和久君) その次に、学校の方なんですけども、18年度に学校の施設の中で温暖化に伴いまして扇風機の設置状況について教えていただきたいと思います。 124 ◯委員長(下村晴意君) 峯島課長。 125 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 今現在、小学校に75教室、中学校には付けておりません。設置教室は校舎の2階、あるいは3階の高い教室から順に設置している状況でありまして、18年度はこのうち生駒北小学校で7教室14台、あすか野小学校7教室14台、壱分小学校9教室18台に設置いたしました。 126 ◯委員長(下村晴意君) 白本委員。 127 ◯委員(白本和久君) それでしたら、今の設置率というのは普通教室について何%なんですか。 128 ◯委員長(下村晴意君) 率が分からなくても、教室に対して幾つ設置という。 129 ◯委員(白本和久君) そう、それでもいい。それで結構です。(発言する者あり) 130 ◯委員長(下村晴意君) 後でもいいですか。じゃ、後でお願いします。白本委員。 131 ◯委員(白本和久君) どちらにしろ過半数にも満たないですな。(発言する者あり)  18年度以降の設置見込みについては、19年度でもいいですけども、現在のを教えてください。 132 ◯委員長(下村晴意君) 峯島課長。 133 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 今年度ももう夏は終わっておりますけれども、予算の範囲内で必要に応じて設置していく予定でありまして、来年度以降につきましてはまた教育環境を考えて検討していきたいと考えております。 134 ◯委員長(下村晴意君) 白本委員。 135 ◯委員(白本和久君) ただ、周辺の市町村の設置状況から考えましても、生駒市としては少ないように考えます。できるだけ積極的に来年度予算に向けて全教室に入るようにお願いしたいと思います。以上です。 136 ◯委員長(下村晴意君) ほかに。西口委員。 137 ◯委員(西口広信君) 2点ほどお聞きしたいんですけど、143ページ、繰出金、これは下水道ですか。1億3,600と、大幅な金額、ちょっと気になってますねんけど、これちょっと内容を聞かせてもらえるか。 138 ◯委員長(下村晴意君) 宮本課長。 139 ◯下水道課長(宮本正興君) 繰出金の件ですけど、主に管渠の整備事業と流域下水道の整備事業費が先ほど局長の方から説明させていただきまして、まず流域下水道整備事業負担金につきましては、奈良県が事業主体となっている県の第1浄化センターの整備並びに流域下水道というのが幹線管渠の整備、県がやっておりますねんけど、その県が事業主体となっているものが年度当初に比べて事業の見直しにより少なかったもので、関連する市町村への建設負担金が少なくなって不用額が出た。  もう一つ、管渠につきましては入札の制度改革による執行残、少し安価に執行できましたので、それとともに事業につきましては供用開始区域内の公共升の設置件数とか下水道に関連する関連舗装の件数が少なかったと、そういうようなことで不用額が発生してきておるところでございます。 140 ◯委員長(下村晴意君) 西口委員。 141 ◯委員(西口広信君) あのね、この下水道ね、私も何回も言うてまんねんけど、例えば竜田川から東は大体壱分を例に上げますと、ほぼ完了しているように思いますねんけど、西の方の下水道いうのは。 142 ◯委員長(下村晴意君) 西口委員。下水道。 143 ◯委員(西口広信君) 下水道、これ下水道やろ。ちょっと分かれば。 144 ◯委員長(下村晴意君) すいません、そしたら次に下水道のところあるので、特会のところでもう一度説明していただけますか。特別会計がありますので。(発言する者あり) 145 ◯水道局長(古川文男君) 次の議案のときにまたよろしくお願いしたいと、こういうことで。 146 ◯委員長(下村晴意君) 西口委員。 147 ◯委員(西口広信君) すんません、ほんならもう一点。  ページ151の委託料なんですけれども、これも3,000万て出てますねんけど、これもうちょっと詳しく教えていただけるかな。学校管理費の委託料で不用額3,000万なにがし。 148 ◯委員長(下村晴意君) 峯島課長。 149 ◯教育総務課長(峯島 妙君) この小学校の委託料につきまして3,066万3,995円の不用額が生じておりますけれども、この内訳の主なものといたしましては、夜間警備業務委託のうち、小学校開始月を12月となったことによります入札の差額。4月からはしなくて12月からしたということについての差額。それと、耐震診断等の業務委託の入札の落札の差額ということになっております。 150 ◯委員長(下村晴意君) よろしいですか。ほかに。角田委員。 151 ◯委員(角田晃一君) ちょっと追加で2つほど。  環境衛生費だから110ページ、目4の環境衛生費の、これも不用額なんですけども、額は1,000万強で、その率、予算との規模では11.2%、結構高いんです。前年の場合には4%ぐらいで、平成17年度は不用率は。この18年度だけ何か特殊な事情があるのか。それが決算の問題なのか、まずその辺なんですね。 152 ◯委員長(下村晴意君) 杉本課長。 153 ◯環境管理課長(杉本 勉君) 環境衛生費で1,000万なにがしかの不用額でございます。主なものといたしまして斎場等検討委員会、これの委員さんの謝礼、それから街路灯、防犯灯から火葬場の光熱水費等、それから自治会清掃費におけるごみの排出量が当初より少なかったということ等々でございます。 154 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 155 ◯委員(角田晃一君) 私の質問は、17年度がほとんど不用額少ないのに、18年度だけものすごく増えている、何か特殊な事情があるんでしょうか。予算の問題なのか、決算の問題なのか、それも含めてちょっとお尋ねしています。 156 ◯委員長(下村晴意君) 杉本課長。 157 ◯環境管理課長(杉本 勉君) 斎場等検討委員会が当初開催を予定しておりましたものが開かれなかったということであります。 158 ◯委員(角田晃一君) ちょっともう一回。何検討委員会。 159 ◯環境管理課長(杉本 勉君) 斎場等検討委員会です。 160 ◯委員(角田晃一君) 開かれなかった理由は何でしょうか。 161 ◯委員長(下村晴意君) 杉本課長。 162 ◯環境管理課長(杉本 勉君) 火葬場が昭和47年にできまして長年経過しておる。それから生駒市における斎場、墓地等が市のものがないということがございまして、以前にそのようなことを検討しようということで立ち上がったものでございます。  しかしながら、火葬場におきましては老朽化は進んでいるものの、設備そのものについてはまだ使用が可能であるということ。それから、煙突だけにつきましては今年度劣化診断をいたしております。そして、ほかにも、ほかの急ぐべき施設があるということから、前回の決算委員会のときで市長さんのお考えによりまして、検討時期等につきましては市長さんの方で検討していただいているということになろうかと、議事録を見ましたらそうなっております。 163 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 164 ◯委員(角田晃一君) そしたら市長に、なぜ開かれなかったんですか。 165 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 166 ◯市長(山下 真君) 火葬場につきましては、現行の火葬場のまだ耐用年数等もございますので、私は急ぐ必要はないというふうに思っております。(発言する者あり)斎場等につきましても、民間の斎場等ございますので、わざわざ官がすべきものなのかどうかについては、十分慎重な議論が必要だと思っております。 167 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 168 ◯委員(角田晃一君) それでは、154ページをお開きいただきまして、154ページの中ほどに奈良先端科学技術大学院大学と、いわゆる地元中学校との交流ということでやっておられて、なかなかいいあれだと思います。そのことに対して、まず何年間やっておられるかということと、それの評価というのかな、何か中学校側、中学生というのか、何かそういう感想とか、何でもいいんですけど、その辺ちょっと何かありましたらお願いします。 169 ◯委員長(下村晴意君) 西井課長。 170 ◯教育指導課長(西井久之君) 奈良先端大学院との教育支援ということにつきましては、平成15年から行っております。それで、特別授業という形で小学校1校、それから中学校1校が大学を訪問しまして、大学の教授あるいは助教授等から指導を受けるという形で進めております。  昨年度はあすか野小学校の6年生と生駒北中学校の1年生が授業を受けております。小学校はCDでバーチャル体験ということで、立体的なアニメーションづくりをしております。中学生は物質創成科学研究科というところで、先端材料を使った光の不思議ということで、そういう実験を行っております。  子どもたちの理科離れというのが課題とされているわけですけども、先端大での特別授業というのは、学校ではなかなか体験できないような授業を経験しておりますので、おもしろさを十分に体感して帰ってきているように思います。  今後とも生駒の子どもたちが科学技術に触れる機会をつくっていきたいなというふうに考えております。 171 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 172 ◯委員(角田晃一君) もう一つ、大学院生が中学校に来て授業をするというのがございますよね、この中に。要するにそういうことを受けて中学生が喜んでいると思うんだけども、意見とか感想とか、そんなものがあったらちょっとこの機会なんで教えてもらいたいと思います。 173 ◯委員長(下村晴意君) 西井課長。 174 ◯教育指導課長(西井久之君) 授業支援で学生が各学校に入ってという中身はですね、実は小学校にたくさん行っておりました。過去形で今申し上げたのは、この事業も18年度はやっておったんですけど、今年度は学びのサポーターという事業を新規に起こしていただきましたので、その学びのサポーター事業で先端大の学生さんたちも一部入っていただいているというような形に変わってきております。  従来は、それぞれ小学校の情報の教育の中で学生が授業の中へ入っていただいて、先生1人で情報のコンピュータの授業をやっているわけですけども、そこへ学生が入って、専門家ですので支援をしていただくというような形で好評を得ていたものでございます。  ただ、この情報科につきましては、情報特区での事業、要するに私のところから専任の講師が1人つくという形の特区による情報科の授業が進んでまいりましたので、これについても学生が今直接情報科へ入るということでなくても対応できるかなというふうに考えております。 175 ◯委員(角田晃一君) ありがとうございました。 176 ◯委員長(下村晴意君) ほかに。上原副委員長。 177 ◯副委員長(上原しのぶ君) 2つお聞きしたいんです。まず、152ページと155ページの小学校と中学校の教育振興経費の中で人権教育資料「なかま」を配布したと。この「なかま」という、これは同和対策のときにも同和対策として資料「なかま」を配布したということで、何か同和対策の延長上で同じ資料が使われているように思えるんですが、私はこれを使わなくても、お互いに尊重し合うような教育はできるんじゃないかと思うんですが、これについての市の考え方を聞かせてください。 178 ◯委員長(下村晴意君) 峯島課長。 179 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 「なかま」ですけれども、これは奈良県人権教育資料として県から配布補助金が交付されている教材でございます。経費の2分の1が補助されている教材でございます。学校におきましても道徳やホームルームなどで国から別に配布されております「心のノート」というのがあるんですけども、補助教材として併せて貴重な資料として現在は活用しているところでございます。「なかま」以外にこのように経費補助のある教材はなく、教育振興費で別途教材を購入することと比較いたしましても、使用することは妥当ではないかと考えております。  それから、この「なかま」なんですけれども、市内の中学校の学校の先生が今部長なんですけれども、「なかま」実践研究集会というところがありまして、ここですべての子どもたちが差別を正しく理解、認識できるように「なかま」をどのように位置付け、また実践してきたかを研究課題に、「なかま」に関する教材の取組やその事業の展開、子どもたちの反応を発表し合うなど、この「なかま」に対して研究活動している状況もございます。ですので、市としてはこれを有効に使っていると考えております。 180 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 181 ◯副委員長(上原しのぶ君) これ、私の子どもが奈良市で小学校行っているときから、もうこれ長年、「なかま」なんです。私は本当にこれ進歩がないなと思うんです。こういうものを使わなくても十分に憲法に示されている基本的な人権を守るということで、全体の教育の実践の中で私は差別を無くすとか、お互いに一人一人の命を大切にする、人権を尊重し合うということは実践ができると思うんです。  私、これ同和地域出身の人にも聞いたら、こんなもの要らないというような声を生に聞いているんです。これはいつも決算委員会のときにここのところずっと私、1991年から議会に入らせていただいて、ずっと同じこと言っていますので、これは再検討していただきたいというふうな意見を申し上げておきたいと思います。(発言する者あり) 182 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 183 ◯副委員長(上原しのぶ君) もう一つです。163ページ、人権教育推進費、同じ質の問題ですけども、ここの補充学級運営費というのが18年度の決算の中でもとられていますね。これで「地区内教育の充実を図るために補充学級を開設し」とあるんですですけれども、この辺についての考え方もちょっと教えてください。 184 ◯委員長(下村晴意君) 峯島課長。 185 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 補充学級、ここにもありますように、同和地区の児童生徒の基礎学力の向上と社会的立場の自覚を育てるために以前から実施しているものでございまして、この二小、南中、この2校につきまして学習診断や学力考査を通じて地区内の児童生徒の学力において、まだやはり低学力傾向が見られます。基礎学力の向上を図るという必要があると考えております。  また、県の方も県教委からの人権推進加配校としても加配があるということの状況も踏まえての考えでございます。 186 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 187 ◯副委員長(上原しのぶ君) 利用者は何人ぐらいですか。
    188 ◯委員長(下村晴意君) 峯島課長。 189 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 二小につきましては延べ1,544人が、そして南中につきましては延べ198人が参加しております。 190 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 191 ◯副委員長(上原しのぶ君) 私は、今学力の遅れというのは、もちろん同和地域というのは、これは政治的につくられて、私もこれはやっぱりあってはならないことだと考えています。(発言する者あり)だけども、差別を無くすという運動の在り方に大変問題があって、そういう問題はもう新聞紙上等でも昨今でも報道されているのでご存じだと思うんですけれども、私は今、子どもたちに大切なことは、逆戻りするんじゃなくて、全体の子どもたちの学力を向上させると。同和地区だけが学力遅れているというふうに私は考えていないので、やはり全体の子どもたち、人権加配ということじゃなくて、今たくさんの父母からも先生方からも要望のある少人数編制の学級を、30人以下の学級編制、そういうところに力を入れるためにも、これも私は解消に向けて努力をしてくださるように、これも要望にしておきます。 192 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 193 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。質疑等ございませんか。中谷議員。 194 ◯委員外議員(中谷尚敬君) 114ページ、ごみ処理費、委託料のところ。先ほど有村委員からの質問もあったんですけど、もう少しちょっと詳しく教えていただきたいのは、このペットボトルの収集業務委託料ありますね、これはただ収集するだけですか。 195 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 196 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) このペットボトルの収集業務委託につきましては、先ほど申しましたように1,400カ所のステーションを全市収集しまして、持ち帰りましたペットボトルにつきましては破砕機でフレーク状に粉砕をしまして、そこまでが含まれております。 197 ◯委員長(下村晴意君) 中谷議員。 198 ◯委員外議員(中谷尚敬君) そうですね。それで、そのチップにしたペットボトルを次の業者に移るまでは保管しておかなあかんでしょう。ものすごい量が出ると思うけど、それは同じ業者ですか。 199 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 200 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 粉砕後の保管までは今委託している業者でございまして、その後はまた再資源化業者の方へ出荷をしているということでございます。 201 ◯委員長(下村晴意君) 中谷議員。 202 ◯委員外議員(中谷尚敬君) そうですね。ただペットボトルを収集するだけやったら、値段が高いんか安いのか、いろいろあると思うけれど、それをチップにして保管していると。  次に、それを566万1,330円で売却というのか、していますね。これはどういうシステムでしておられるんですか。 203 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 204 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 売却の方につきましては、随意契約でさせていただいております。といいますのは、平成9年から全市収集をやっておりまして、その当時からうちの方はまず設備ですね、設備投資、それと保管場所というようなものが少なくて済む、先ほど申しましたフレーク状にするというやり方でやっておりまして、それは平成9年から有料で引渡しをしております。  それとあと、もう一点、最近新聞でも載っていたと思うんですけども、処理のやり方ですけども、容器包装リサイクル協会というところへ出すやり方もございまして、こちらの方につきましては粉砕じゃなくてそのまま圧縮して梱包するというようなやり方になりますので、これは設備投資がかかりますし、それとあと保管場所、ストックヤードも面積的にかなり広く要りますので、うちの方はフレーク状で当初からやっております。 205 ◯委員長(下村晴意君) 中谷議員。 206 ◯委員外議員(中谷尚敬君) 平成9年から随契でされておるわけですか。 207 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 208 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) そうです。 209 ◯委員長(下村晴意君) 中谷議員。 210 ◯委員外議員(中谷尚敬君) そしたらこれ、キロ当たり何ぼで引き取ってもうてますの。 211 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 212 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 平成18年度につきましては、4月から11月がトン2万5,000円、12月から3月につきましてはトン3万円でございます。 213 ◯委員長(下村晴意君) 中谷議員。 214 ◯委員外議員(中谷尚敬君) トン3万円。キロでは。 215 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 216 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) すいません、キロで言いますと、4月から11月は25円、12月から3月につきましてはキロ30円ということです。 217 ◯委員長(下村晴意君) 中谷議員。 218 ◯委員外議員(中谷尚敬君) それは安いと思われますか、高いと思われますか。 219 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 220 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 容器包装リサイクル協会の方へ出している市町村の金額とかも確認をしておりまして、18年度につきましてはほぼ似たような金額かなというように思っております。 221 ◯委員長(下村晴意君) 中谷議員。 222 ◯委員外議員(中谷尚敬君) 一概に言えませんけど、私が調べた中では、生駒の場合はラベル外しているでしょう。そやからカレットとしてはきれいなもんですわ、そのまま使えるわけですね。よそのいろんなとこでは、そのままもう粉砕して、今度水で洗うとかいう形でして、それがキロ34円です。そやから私、これはこれからまた研究してほしいねんけど、ちょっと安いんじゃないかなという気持ちがするわけです。随契やからそういうことが出てきたんか、それは別として、その辺ちょっと、今どうのこうのやなしに、ちょっと研究してほしいなということです。よろしくお願いします。 223 ◯委員長(下村晴意君) 中谷議員。 224 ◯委員外議員(中谷尚敬君) 次に、111ページ、先ほど角田委員からの話もありましたように、火葬場の件でございますけども、この火葬場の件、皆さんご存じのように入り口が狭あいでマイクロバスも入りにくいという話が今までからありましたね。それで、入口のところの宗教団体ですか、それを買収して道を拡幅するという話を私らは聞いておったんですが、それはどうなっておりますか。 225 ◯委員長(下村晴意君) 杉本課長。 226 ◯環境管理課長(杉本 勉君) あそこのお寺さんの方に参りまして、話はさせていただいておりますけれども、なかなかまだそのようにならないという状況であります。 227 ◯委員長(下村晴意君) 中谷議員。 228 ◯委員外議員(中谷尚敬君) もう、かなり年数がたっていると思うんです。  それで、先ほどの話の中にありましたように、火葬場だけじゃなしに斎場を含めた移転をも含めて造ってはどうかということが議会で24人全員の議員さんの賛同を得て前市長に要望したわけです。それで検討委員会というのが立ち上がったわけです。1回で終わりましたけれど、その検討委員会の中でもその必要性は認められたわけです。あえて私は市長さんにお聞きしたいんですけれど、これからも斎場等含めた、移転も含めて、あこでは斎場もできないと思います。そういうことをお考えはないでしょうか。 229 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 230 ◯市長(山下 真君) 先ほども答弁させていただいたとおり、火葬場につきましてはまだまだ耐用年数がございますし、斎場につきましては市内、市外等に民間の斎場がございますので、あえて公立の斎場を設けるということは民業圧迫にもつながりますし、まずその建設に当たって莫大なお金もかかりますし、その後の維持管理にもまた費用がかかるということでございますので、慎重な検討が必要であるというふうに考えております。 231 ◯委員長(下村晴意君) 中谷議員。 232 ◯委員外議員(中谷尚敬君) 検討が必要やということですね。 233 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 234 ◯市長(山下 真君) 十分慎重な検討が必要だと考えております。 235 ◯委員長(下村晴意君) 中谷議員。 236 ◯委員外議員(中谷尚敬君) 言葉はいろいろ使い道がありますからね。  それと、1つだけ指摘しておきますけれど、今の答弁では市内外、外には斎場、メモリアルホールがありますけれど、生駒はありませんよ。あこは農業倉庫で許可取ってるわけですよ。それで、何カ月に1回かは県が赤紙はりにくると。県の話としても、生駒に公的なそういう斎場がないからある程度大目に見ているという話。現実は違法建築ですよ。それだけみんな認識しておいてくださいよ。本人も、その営業されている方も、これは改善せんなんという心は持っておられます。そやけど、今の建築基準法の中ではそれができないので苦慮されておりますけれど。  それと、集会所で今葬式等できるようになってますけれど、集会所はやっぱり1年間通じていろんな行事が入っているから、その行事入ったらお通夜と葬式で2日間つぶれるわけですよ。そやから、まあ要らんという考え方はちょっと私はどうかなと。やっぱり検討する価値はあるんじゃないかと、これから先やっぱり高齢化社会で。それは私、病院も大事やと思うけど、やっぱりゆりかごから墓場までいうて、死ぬときも一番大事な人間の尊厳というんか、そういうことやから、一概に、さっきのうまいこと答弁されたけど、もうちょっとそっちに比重を置いて、抜本的にまた考えをしていただいたらどうかなと思いますんで、ひとつよろしくお願いしときます。以上です。 237 ◯委員長(下村晴意君) ほかに。福中議員。 238 ◯委員外議員(福中眞美君) 162ページの図書会館費の中の11番の利用者の利便性の向上を図るということで、図書館の延長がされたと思うんですけども、8時まで。それは利便性の向上ということですごくいいことだと思うんですけど、あと視聴覚室ですね、これは前に自習室を設けてほしいということを言っていたのが視聴覚室なのかどうか、違うのかどうか分かりませんけど、どうなっているのかというのを1点お伺いいたします。 239 ◯委員長(下村晴意君) 平井館長。 240 ◯図書会館長(平井克典君) 視聴覚室というのは2階にございますが、現在、生駒市公民館、その中の東地区公民館の1室を利用しまして視聴覚教育という場でやっております。ただし、20年たちまして、利用者が非常に低い状況になっております。特にオーディオブースといいまして、1人でカプセルに入るような状況のものがほとんど利用されておりませんので、改修の計画を考えております。  自習室というのは、いつも言っておりますが、図書館はもともと図書館の資料を利用して自習していただくというのは大いに結構です。いわゆる閲覧室等で調べ物等をしていただくのは結構ですが、持ち込みの、いわゆる宿題等だけの自習というのは、今のところご遠慮いただいております。ただ、最近の図書館の閲覧室は、非常にゆったりとしたスペースで考えられておりますので、今、視聴覚室を改修する計画を考えておりまして、閲覧席の部分とオープン型のビジュアルブースを検討しようとしておりますので。以上です。よろしくお願いします。 241 ◯委員長(下村晴意君) 福中議員。 242 ◯委員外議員(福中眞美君) 視聴覚室は利用者が少ないんでこれから改築するということなんですけれども、前に自習室で夏休みの子どもたちのためにという話があったと思うんですけど、それはどのようになっているのか、ちょっと教えていただけますでしょうか。 243 ◯委員長(下村晴意君) 平井館長。 244 ◯図書会館長(平井克典君) 自習室ですが、先ほど言いましたように、図書館で自習室という思いが若干議員さんお持ちかも分かりませんが、中央公民館と南コミュニティセンターと北コミュニティセンターの3カ所で、18年度、要望がありましたのでさせていただきました。  その中で利用率ですが、32%という数字で、要望等出ている割には低い数字ということになりました。参考に、本年度、19年度も試験的にやりまして38%の利用率となっております。以上です。 245 ◯委員長(下村晴意君) 福中議員。 246 ◯委員外議員(福中眞美君) その案内方法なんですけど、どういうふうになっているかちょっとだけ教えていただけますか。 247 ◯委員長(下村晴意君) 平井館長。 248 ◯図書会館長(平井克典君) 各館の入口、それから広報いこま等でございます。 249 ◯委員長(下村晴意君) 福中議員。 250 ◯委員外議員(福中眞美君) ありがとうございます。自習室は造ってほしいということで、高校、大学進学の保護者の方から毎年のように強く言われていまして、市長の方も図書館の方で自習室をちょっと考える、夏休みの間だったとは思うんですけれど、やっていただけるということで有り難いことだなというふうに思っています。  また、そのときに提案として学校の図書室も夏休みなんかの利用も考えてほしいということは、そのときに言わせていただいたんですけれども、それはその件で提案ということで、その件についてももう一度考えてほしいということで言っておきたいというふうに思います。  続いてもう一点だけ。 251 ◯委員長(下村晴意君) 福中議員。 252 ◯委員外議員(福中眞美君) 170ページの南コミュニティセンター費の6番のインターネットの状況というところがあるんですけど、それちょっと教えていただけますか。 253 ◯委員長(下村晴意君) 上埜館長。 254 ◯南コミュニティセンター館長(上埜秀樹君) インターネットの利用状況ということでございますけど、これは図書館内に1台設置しております、この端末を利用されております人数ということでございます。以上でございます。 255 ◯委員長(下村晴意君) 福中議員。 256 ◯委員外議員(福中眞美君) 図書館内でその図書を探すための検索だとか、そういうことができるということですか。 257 ◯委員長(下村晴意君) 上埜館長。 258 ◯南コミュニティセンター館長(上埜秀樹君) 蔵書の検索ではございませんで、一般のインターネットにつながっておる端末が1台ございます。それを一般に利用されているということです。 259 ◯委員長(下村晴意君) 福中議員。 260 ◯委員外議員(福中眞美君) 1台あるということで、一般のインターネットが見れるという回答だったと思うんですけど、今、いろんな図書館でインターネットのLANを引かれてインターネットが見れるというのが本当に広く進んでいっているんですけど、そのようなお考えがあるのかどうかというのをお聞かせいただけますか。今後です。 261 ◯委員長(下村晴意君) 上埜館長。 262 ◯南コミュニティセンター館長(上埜秀樹君) インターネットの利用につきましては様々な有害サイト等もございますので、そういうものについてはフィルターをかけて利用は一部制限をさせてもらっております。この部分につきましては、現在のところ1台設置しておりまして、現状では台数というのは場所の関係もございまして、今のところ予定はございません。 263 ◯委員長(下村晴意君) 福中議員。 264 ◯委員外議員(福中眞美君) 場所がないからということなんですけれども、生駒市の方でパソコンを使っての研修会だとか講習会できる場所というのは、ちょっとあるんでしょうか、逆に。 265 ◯委員長(下村晴意君) それは全般的に。 266 ◯委員外議員(福中眞美君) 全体的にそういう公民館とか集会。 267 ◯委員長(下村晴意君) 松本館長。 268 ◯中央公民館長(松本裕孝君) 中央公民館の方でITの平成13年度のときに国の方からの補助が出ましてパソコンを買ったんですけど、それが20台ほど置いているんですけども、期限がたっておりますので古くなっておりますので、その辺使い勝手が悪くなっているという状況なんです。  それを利用して実際に市民の方も使っていただくというのはいいと思うんですけれども、ただ先ほど上埜館長の方も言いましたようにセキュリティのかげんでウイルスが入ってくるとか、そういうことがありますので、なかなか難しい面がございます。 269 ◯委員長(下村晴意君) 福中議員。 270 ◯委員外議員(福中眞美君) 今、セキュリティの関係だというふうなことを言われたんですけども、他市の状況を見ますと大概どこでも講習会、研修会、そういう市の施設を使って勉強できる場所があります。生駒市は大変そういう部分では情報教育推進特区とって頑張っていただいているんですけれども、学校教育の方で。なかなか大人になって使える場所がない。図書館でもかなりのところでLAN回線が引かれて自主学習、そういうのが見れるように今なっております。そういうことを今後考えていっていただきたいんですけれども、またそういうお考えは市長の方はあるのかないのか、ちょっとお聞かせいただけますでしょうか。 271 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 272 ◯市長(山下 真君) それは自分の机の前にそういうパソコンの端末があって、それを使いながら何か研修を受けたりできるような、そんなシステムということでしょうか。 273 ◯委員長(下村晴意君) 福中議員。 274 ◯委員外議員(福中眞美君) そういうこともありますし、研修を受けるということもありますし、LAN回線だけを引いている部屋を設けているというところもあります。図書館なんかでもLAN回線を引かれて区切られているところがあるというのが、今最先端の図書館。もうたくさんあるんですけど、奈良県の方でもあるんですけど、そういう図書館が。そういうところが今増えていっているんですけど、生駒市でそういう部分に力を入れていっていただいている市長ですので、どういうお考えかちょっとお聞かせいただきたいなというふうに思います。 275 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。
    276 ◯市長(山下 真君) 例えば、ネットカフェみたいに自由にネットできるような、そういうスペースということですか。 277 ◯委員長(下村晴意君) そういうことですね。 278 ◯委員外議員(福中眞美君) あります。どこの図書館やったかな。(「あるというより、そういうことを言うてるのかと」との声あり)そういうことを言っています、はい。 279 ◯市長(山下 真君) 市民サービスの拡充という点では、確かにいいことだとは思いますけども、ネットカフェ等ある中で、行政がそこまでやるべきことなのかどうかということについては、また慎重な検討が必要かというふうに思います。 280 ◯委員長(下村晴意君) 福中議員。 281 ◯委員外議員(福中眞美君) 研究していただきたいというふうに、他市の事例なんかもちょっと見ていただきたいというふうに思います。平井館長の方なんかもよくご存じだと思いますので、是非検討を、今後の課題として検討して。  また、そういうことを研修、生涯学習のことで私もパソコンでインターネットを調べてますと、学校のパソコンを使ってそういう講習会、研修会をされているところもあります。開かれた学校で、今まで学校の備品はそういうことには使えなかったというふうに思うんです。今までの概念というか、今までの考え方からいくと。でも、実際にそういう市もあるんですけど、今後そういう検討についてはどのようにお考えかということを、教育長にお伺いして終わりたいと思います。 282 ◯委員長(下村晴意君) 教育長。 283 ◯教育長(早川英雄君) 以前、このインターネットを、IT技術を市民に広げるという国の施策が出たことがございまして、例えば生駒市民の場合には生駒市民の何%以上にIT技術を伝授すると、そういう施策が行われたときに、今中央公民館の館長さん、説明していただきましたけども、学校の方もそれを受け持って、学校に設置されておられるパソコンを使って市民に研修を行ったと。これは授業に支障のない範囲で夏休みを使っていたということもありますので、そういう必要性が生じれば実施していく可能性はあるんですけれど、ただ学校の授業で使うパソコン室でございますので、やっぱり管理等を考えると何でもかんでも、言葉は悪いんですけれども、というふうには問題があるかなと。そういう問題は検討しなければいけない、こういうふうに思っております。以上です。 284 ◯委員長(下村晴意君) 福中議員。 285 ◯委員外議員(福中眞美君) 今、前向きに検討ということなんで。本当他市もそういうことをされている。(「全然前向きじゃないぞ」との声あり)違いますか。 286 ◯委員長(下村晴意君) 慎重にという。 287 ◯委員外議員(福中眞美君) 慎重に検討するということで、他市なんかでもそういう、こんだけ情報教育推進特区ですか、子どもたちに対してやられてますし、市長の方もかなりホームページを充実されて、PRなんかもたくさんされています。その中で市民にどれだけそれを見てもらおうと思ったら、やっぱり近くの学校、開かれた学校ということもずっと言われていますし、生駒市の方では。そういうことをやっぱり今後やっているところがあるんで、やっぱりいろいろセキュリティだかは分かりますし、壊れたときはどうなるんだということもいろいろ研究していただいて、是非市民にとって開かれた学校にしていっていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いしておきます。(発言する者あり) 288 ◯委員長(下村晴意君) 平井館長。 289 ◯図書会館長(平井克典君) すいません、ちょっと補足説明しておきますが、先ほど南分館でパソコン、情報検索の話がありましたが、現在生駒市内で図書館、北分館、南分館、中央公民館図書室、鹿ノ台地区公民館図書室におきまして情報検索用でパソコンを置いております。  ただ、使用度合いが、やっぱり家庭の普及率が上がってきておりますので、若干は下がっております。ただ、議員さんおっしゃいますように、最近の図書館は図書資料以外にということで非常に整備されているのは事実です。また検討はさせていただきますが、インターネットカフェというか、犯罪が非常にございまして、先月も奈良県警のサイバー対策室から対策協議会に呼ばれていることもありますので、十分検討していきたいと思います。よろしくお願いいたします。 290 ◯委員外議員(福中眞美君) ありがとうございます。 291 ◯委員長(下村晴意君) ほかにあると思いますけれども、暫時休憩いたします。              午前11時57分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時0分 再開 292 ◯委員長(下村晴意君) それでは午前に引き続き、再開いたします。  初めに、白本委員の発言に対して課の方から答弁がありますので。峯島課長。 293 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 申し訳ございません。午前中の質問につきまして小学校では29.6%の普及率、中学校ではなしということです。 294 ◯委員長(下村晴意君) それでは、委員外議員による質疑等に入ります。宮内議員。 295 ◯委員外議員(宮内正厳君) 113ページ、お願いしたいと思います。この中の生活排水対策事業費、またその下の身近な水辺環境再生事業費の関係なんですけども、ここに書かれてあるたつたがわ万葉クリーン計画ですね、なかなか私以前から興味深く拝見もさせていただいて、やらせていただいている問題なんですけども、92年でしたか、この計画が初年度として2001年度を中間目標年度、そして2011年を最終年度にするということで、いろんな項目があるんですけども、BODに限って言うならば、7.5mg/lということで、中間目標ですね、2001年ですから過ぎておるんですけども、ハスがすめる水質にするということですね。2011年にはBODで5mg/l以下、アユがすめる水質、素足で川へ入りたい水質に変えたいという計画だったんですけども、そこで、ここの生活排水対策事業の中にクリーン計画というふうに書いてあるんですけども、ちょっと具体的な内容、万葉クリーン計画に対してどうだったのかということでお願いしたいと思います。 296 ◯委員長(下村晴意君) 杉本課長。 297 ◯環境管理課長(杉本 勉君) 今、議員さんの方からおっしゃいましたたつたがわ万葉クリーン計画、これについて最終2011年、平成23年度にアユの泳ぐ川、裸足で入りたい川ということで、BOD5mg/l以下を目標にしているものでございます。これに向かいましていろんな事業を展開しておるんですけれども、正直言いましてなかなかハードルの高いものかなと思っております。  現在、これに向かいまして5mg/lに少しでも近付けるべく、例えば、一番有効な手段といいますのは、やはり下水道の整備であろうかと思います。しかしながら、これには時間と経費のかかるものでございますし、主原因は生活排水とされておるところから、軽減のために使用済みの油の回収事業であったり、それからまた主婦層に訴えるために小売店舗において生活排水対策を訴えたり、また、子どもたちに訴えるために小中学校を対象に出前講座等、取り組んでおるところでございます。  それからまた、河川愛護のために絵画であったり標語を募集いたしまして、カレンダーを作成するというようなこともまたいたしております。今後とも努力は続けていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 298 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 299 ◯委員外議員(宮内正厳君) 中間年度目標ですね、先ほど紹介させていただいたように01年ですね、平成13年でしたかに中間目標を達成したいということで計画されたんですけども、その現状というんですか、先般も資料等を見ていましたら阪奈道路下で15mg/lですね、東生駒川の合流前で9.5、大宮橋で11ですね。市境で7.7と、これも年平均という形の統計がとられているということなんですけど、これ中間目標年度を過ぎて、もう5年過ぎているんですかね。それについて目標との関係でどのような評価をされています。 300 ◯委員長(下村晴意君) 杉本課長。 301 ◯環境管理課長(杉本 勉君) 評価といいますと、中間年度につきましてもなかなか到達されておらないということも事実でございます。しかしながら、この計画がスタートするとき、若しくは下水道が供用開始されましたんが昭和60年度です。それ辺りのデータと見比べますと、例えば一例を申し上げますと、阪奈道路下でしたら60年以前でしたら40mg/l、51mg/lと、このような高い数値になっております。ところが一方、現在では15mg/lと半減しておるということ。それから、市境におきましても13であったものが7.7と、ほぼ15年、20年ぐらい前に比べますと半減しておるということがあります。  それから、万葉クリーン計画、この計画自体の下水道の進ちょく率につきまして、若干現在と下水も努力しておられるにもかかわりませず、まだ若干そこまで普及率が到達しておらないということも主原因の一つであろうかなと考えております。 302 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 303 ◯委員外議員(宮内正厳君) いろいろとキャンペーンを含めて啓発、啓蒙、それから下水道の進ちょくというのが根本的な解決方法の一つだろうというふうに私も理解をするんですけども、15年、20年前に比べたらという評価があったんですけども、生駒市の環境という冊子を見ていましたらBOD値は過去10年間C類型の基準で5mg/lを年平均値として一度も達成していないんですね。  また、平成9年に実施した市民アンケートでも水質に関しては満足度が低いということですね。BOD値は平成10年よりも増加傾向が見られるという形で、もちろん今言われた下水の整備、河川浄化施設の設置など、一定の水質改善対策はやってこられたということなんですけど、やはりなかなか抜本的な、当初掲げた中間目標よりもなかなか進まないという状況なんですね。  ここで、やっぱり進まないという現状を認識しながらですね、中間目標を達成しない限り最終目標は達成できないんですね。  そこで、どういう手だてを打つのかというところが、これからの大きな課題だと思うんです。今までかかってきてなかなか進まないことが、一気に後3年か4年ぐらいで達成するというのは、アユが泳ぐ川にしたいというような希望、またあるいは目標としてはなかなかすばらしいものがあるんですけど、これを達成するのはなかなか容易ではないというふうに考えるんですけどね。少なくとも中間目標をいつぐらいまでに達成したいというふうな計画みたいなのはありますか。 304 ◯委員長(下村晴意君) 杉本課長。 305 ◯環境管理課長(杉本 勉君) 申し訳ございません。具体的な達成年度というのは、今決まってはおりません。ただ、先ほども申し上げましたとおり、0.1でも1でも下げるべく努力していきたいとは考えております。  また、この11月の18日にも竜田川クリーンキャンペーンというのを実施させていただきます。市長さん始め、環境審議会、自治会連合会、周辺自治会の皆さん約1,200名で清掃いたします。川の横の草を刈ったからといって、中の流れている水の水質が良くなるわけではありませんけれども、また、川というのはきれいな水が流れておって周辺にごみがない、それから、願わくば四季折々の花が咲いておるというのを思い浮かべるわけですけれども、水をなかなかきれいにするのに時間も費用もかかるということで、せめて沿岸のきれいな状態を保ちたいなと考えております。水質自体につきましては先ほど議員さんもおっしゃいましたけれども、河川浄化施設、それから水質的には余り下がりませんねんけれども、増えはしませんので、その辺の努力から取り上げていきたいなと考えておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。 306 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 307 ◯委員外議員(宮内正厳君) 努力は分かるんですよ。ただ、やっぱり目標に対して、つまりたつたがわ万葉クリーン計画を出された当初ですね、胸踊った部分があったんです。水辺空間をやっぱり市民に親しまれるような、子どもたちが安心して遊べるような川にしていくという、これは壮大な計画でいいなということで、議員としても後押しできることがあればというような思いもあったんですけど、ただ、今の話を聞いておったら、やっぱり目標との関係で言えば、ちょっと横へ置かれているんですね。やっぱり目標というのは当初掲げた目標をどう達成していくのかというところで基準を置かないと、知恵がなかなか出てこないんですよ。慢性的になってしまう。今、一定努力しているから下水道が完備しない限り難しいという話になってくるんですね。  実は、これ平成11年のときの答弁なんですけど、やっぱり前年との比較では若干水質の悪化傾向にあるように思われると。単年度における水質調査では年度間における降雨量ですね、自然的、社会的条件に大きく左右されているということで、中間目標の平成13年のBODの7.5mg/l以下の関係で評価することは、若干社会的な条件、降雨量との関係で難しいという形で、今後は経年的な比較の中で一日も早い目標達成に向けて精力的に取り組んでまいりたいというふうに言っておられるんですね。これが約8年ほど前の話。毎年私はこういう問題をやらせていただいておるんやけど、そこなんです。精力的に取り組むということで言えば、やっていることは私は評価しているんですよ。だけども残念ながら目標との関係でいけば、思うようには達成していかないということですから、今言ったように目標はやっぱりきちっと掲げて下ろさないと。そのために何が必要なのかというところで言えば、環境管理課の取組だけやなくて、これは全庁的な取組ということも私は必要ではないかというふうに思っておるんです。その辺、ちょっと心してもう一度目標との関係、もう一度ちゃんと位置付けをしてもらえますかどうか、その辺だけ。 308 ◯委員長(下村晴意君) 杉本課長。 309 ◯環境管理課長(杉本 勉君) ちなみに、当時たつたがわ万葉クリーン計画が発せられたときの想定なんですけど、平成23年度には竜田川流域の人口9万4,000人と想定されております。そのうち公共下水道は9万3,000人、それから合併浄化槽1,000人、すべての水が何らかの形で公共下水道なり合併浄化槽に流入されまして、生活排水は河川には流れないというような計画の下に、確かにちょっとすばらしい計画なんですけども、というような計画の下に進ちょくしてきておりまして、悲しいかな下水道普及率もそこまで達しておらない状況下におきまして、以前40、50ありましたBODが15まで下がっておる、市境でも15ぐらいありましたBODが、今七.なにがしかに下がっておるということで、一定の評価はあるんじゃないかなと。ただ、この当時、アユのすめる川と、後数年でアユのすめる川に到達できるかといいますと、やはりおっしゃるとおりハードルが高い部分がございます。しかしながら環境分野といたしましては啓蒙、啓発、ECOMAも立ち上がって大型スーパーなんかでも活動しておるところでもございます。そしてまた、現在、新環境基本計画策定の中でも竜田川のことは精力的に話し合われております。このような中で一定の数値目標なりが上がってくると思っておりますので、その辺のことを踏まえましてよろしくお願いいたします。 310 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 311 ◯委員外議員(宮内正厳君) いろいろと多弁に紹介はされるんだけども、数値目標をやっぱり掲げてやってきたと。その数値目標は下げないというところが大事な姿勢なんです。  いこま水環境実感再生計画ですね、前の市長が出されたパンフレットの中にも竜田川の水質、平成15年で平均でBODが13mg/lの改善が急務であると考えているということで、昔のような清らかな清流を取り戻すことを目標としたい。ところどころでやっぱりこういう目標について明確にされている。かんきょういこまですね、山下市長が登場されている冊子なんですけど、そこでも水質汚濁の環境基準値からいけば、C類型でいったら5mg/l以下というのが河川基準の環境基準であるという形で紹介もされているというということですね。環境を悪くしないための目安として環境基準が定められていますよという形で紹介されておるんです。なかなか分かりやすいパンフレットなんです。そういう意味においては、確かに下水道の関係はあるんだけども、今言ったように数値目標も再度確認しながら積極的な取組、10年前でも精力的に取り組んでいきたいと言うているんだから、より一層精力的に取り組むということを心からお願いしたいということで。 312 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 313 ◯委員外議員(宮内正厳君) それとですね、同じく河川環境の関係なんですけども、水辺環境の保全と活用の問題ということで、多自然型の川づくりの一環として、河川における動植物などの生育状態の調査とか把握とか事業の具体化等がこの間いろいろされてきたとは思うんですけども、その中で、実はこの前の一般質問でも取り上げさせていただいたんですけど、平成7年10月に奈良西幹線整備に伴う沿道土地利用計画の検討、生駒市という形で出てくるんです。それは環境で所轄されるのか、都市整備の方でされるのかということがあるんですけど、この中で、実はマスタープランとの関係で、緑のマスタープランでは竜田川を緑の都市軸と位置付けて、竜田川コリダーの形成を図ることとするということで、コリダーとは何かなと思ってよく分からなかったんやけども、簡単に言えば南生駒駅前親水公園と井出山グラウンドを結ぶ河川沿いに緑地(竜田川コリダー)と書いますわ。を、確保するとともに、中間地点に核となる公園等施設を整備しうんぬんという形で、平成7年にマスタープランとの関係で位置付けてやっておられるということなんですけど、河川浄化との関係で言いましたら、万葉クリーン計画はあるんですけども、前も提案させていただいた親水公園との関係ですね。この辺の位置付けなんか、どんなふうに考えてますか。 314 ◯委員長(下村晴意君) 杉本課長。 315 ◯環境管理課長(杉本 勉君) お尋ねの親水公園の件につきまして、環境の方ではなく公園の所管になろうかなと思います。 316 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 317 ◯委員外議員(宮内正厳君) そうですね。(発言する者あり)前、一般質問したときに、生活環境部でしたか、答弁いただいたと。じゃなかったんかな、ごめんなさい。  そしたら、実は資料として以前いただいた資料があるんですけども、その中で、郡山土木が平成8年につくった、多自然型川づくり構想ということでやっておられる中身なんですけども、環境の問題という形でやった場合、(発言する者あり)竜田川の対象区域での魚類生息環境ですね、そこらの調査、私は必要性があるんじゃないかということで実は提案もさせていただいたんですが、これ実は今言ったような年度に一定やられておるんですね。それから以降10年以上たっているというのでは、その辺、環境の方もそういう調査等がこれから計画があるのかどうなのかと、その辺聞かせていただきたいと思います。 318 ◯委員長(下村晴意君) 杉本課長。 319 ◯環境管理課長(杉本 勉君) 今年度ですけども、自然環境調査もやらせていただいております。これについて、普通のコンサルとかそういうのじゃなくして、NPOにお願いいたしまして、それからまた市の広報紙でも私どもが直接ボランティアを募集いたしまして、その皆様方と歩いて、それから調査し、それからひいては次年度以降にそのボランティアが育っていっていただいて、更なる生駒の自然を守っていただき、それぞれ環境に興味を持っていただき調査をまたボランティアでしていただけるというような機運を醸成していきたいなと考えております。 320 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 321 ◯委員外議員(宮内正厳君) ボランティアでやっていただくというのは大いに結構かと思うんですけど、以前日野市でしたか、水郷の町でしたか、結構水路の問題等を住民ぐるみで頑張っておられた市があったんですけど、何度か視察させていただいたんですけども、ボランティアに依拠すると同時に、行政も中心になって、郡山土木がやったような調査ですね、本格的な調査も、それは並行してやっていくということが、やっぱり総合評価としてやっていくのも私は大事でないかなというように思うんです。その辺、総合評価として竜田川の河川の魚類生息環境をやられる計画等はどうですか。ボランティア以外で。 322 ◯委員長(下村晴意君) 杉本課長。 323 ◯環境管理課長(杉本 勉君) 今現在では持っておりません。このような調査といいますのは水質であったり、大気であったり、それぞれ月に1遍であったり、まあまあ年に1遍であったりするわけですけれども、自然環境というのはそう度々変わるものではないということで、おおむね10年に1度ぐらいかなという感じはしております。  そして今年度、何分にも初めてNPO、ボランティアを通じて自然環境調査を実施していきます。これでどこまでの成果を得られるかも分かりませんねんけれども、これを基に、必要であればまた検討もしたいと考えております。 324 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。八田議員。 325 ◯委員外議員(八田隆弘君) 昨日はちょっと質問する機会を間違えまして、大変失礼しました。  昨日の市長のお話の中で、ごみの処理のコストが非常にかかるというお話があったと思うんですけども、それに関連しまして116ページのごみ焼却施設管理業務委託料2億1,300万、この費用が適正価格かどうか、ちょっと私は判断できませんけども、このことについてちょっとお尋ねしたいんですが、この費用というのは毎年上がってるんですか、それともこの価格で維持してるのか、ちょっと教えていただけますか。直近の数字と一緒にお願いします。 326 ◯委員長(下村晴意君) 中川所長。 327 ◯清掃センター所長(中川利典君) 毎年、私の方で上げさせてもらっております。 328 ◯委員外議員(八田隆弘君) 費用は上がってきているんですか。 329 ◯清掃センター所長(中川利典君) どの費用ですか。 330 ◯委員外議員(八田隆弘君) 委託料は。 331 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 332 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) この委託業務につきましては、ほぼ例年同額ぐらいです。 333 ◯委員長(下村晴意君) 八田議員。 334 ◯委員外議員(八田隆弘君) この施設が竣工したの平成3年、稼働も平成3年からですね。このときの請け負った業者というのは神戸製鋼でよろしいんでしょうか。 335 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 336 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) はい、そのとおりでございます。 337 ◯委員長(下村晴意君) 八田議員。 338 ◯委員外議員(八田隆弘君) そのときの管理委託業務を請け負った会社の名前は教えていただけますか。 339 ◯委員長(下村晴意君) 中川所長。 340 ◯清掃センター所長(中川利典君) 管理委託につきましては、神戸製鋼の関連会社が請け負っております。 341 ◯委員長(下村晴意君) 八田議員。 342 ◯委員外議員(八田隆弘君) その平成3年から本年度までずっと同じ会社が、これ随意契約ということでよろしいんでしょうか。 343 ◯委員長(下村晴意君) 中川所長。 344 ◯清掃センター所長(中川利典君) はい、同じ業者が随意契約で毎年契約しております。 345 ◯委員長(下村晴意君) 八田議員。 346 ◯委員外議員(八田隆弘君) その稼働人数ですね、何人ぐらいで運営されているんでしょうか。 347 ◯委員長(下村晴意君) 中川所長。 348 ◯清掃センター所長(中川利典君) 18年度につきましては27名でございます。 349 ◯委員長(下村晴意君) 八田議員。 350 ◯委員外議員(八田隆弘君) ざっくりな単純な計算なんですけどね、この2億1,300万、パーヘッドで計算すると27名、簡単に割ると大体パーヘッド792万、800万円ぐらい、これ賃金じゃないですよ。パーヘッド、1人頭、27名稼働するとこのぐらいかかっていると。この価格いうたら適正と思われるんですか、どうでしょうか。 351 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 352 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 27名ですが、これ24時間運転をしておりますので、12時間交代の2交代ということでやっておりますので、それで考えますとかなり安いかなという思いをしております。 353 ◯委員長(下村晴意君) 八田議員。 354 ◯委員外議員(八田隆弘君) あと、この随意契約ですね。競争させないのか、させていないんかちょっと分からないんですけども、奈良県においては五條市なんかがもう既に管理会社を変えているというお話も聞いたことがあるんですけど、この随意契約をさせている意味合い、どういう意味で随意契約をされているんでしょう。 355 ◯委員長(下村晴意君) 中川所長。 356 ◯清掃センター所長(中川利典君) 今、課長が言いましたように、24時間連続してやっておりまして、この焼却施設につきましては故障等のトラブルで止めることができない施設になっております。  そして、この焼却プラントにつきましては、ごみなどを搬送するようなコンベアとか焼却炉、それから排ガスの有害物質を除去するような装置のすべてが特殊な機器が複合してできているプラントであります。このようなプラントの運転とか点検につきましては、高度な知識とこれまでの運転経験の蓄積により安定した安全な操業ができるということになります。
     これのために、価格の競争だけのものにつきましては、そういう点につきまして、十分に行き届かないところがあると思いますので、今のところ、そういうふうな安全で安定的な操業のために、そういうリスクを回避するために随意契約で毎年契約をしております。 357 ◯委員長(下村晴意君) 八田議員。 358 ◯委員外議員(八田隆弘君) ということは、この神戸製鋼が造った施設いうのは、この子会社しか運営、運用できないという。ほかの団体、ほか全国でいろんな施設があると思うんですけども、その辺僕もちょっと調べてないんで分からないんですけど、今の答弁ではそういう意味合いになると思いますけど。 359 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 360 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 全国的に焼却炉と申しますのは大きく2通りの方法がございまして、流動床という生駒市が採用しているやり方と、あと、ストーカー炉というのがございます。一般的にこの2つの系統で焼却するのが主でございまして、全国的に見ますとストーカー炉の方が圧倒的に多いわけでございます。  生駒市の場合につきましては国定公園の中に設置をしておりますので、面積的なものの制限がございましたので、比較的小さくて済む流動床を採用しているわけでございまして、確かにストーカー炉につきましては、最近ぼちぼち入札ということも事例はございますが、流動床でままだちょっと聞いておりませんので、そんな特殊性があるということをご理解いただきたいと思います。 361 ◯委員長(下村晴意君) 八田議員。 362 ◯委員外議員(八田隆弘君) 比較検討しないと、こういうメンテがほかの同業他社メーカーで運営、維持管理が可能なんかどうか、これも検討していただきまして、安く上がるようでしたら、こういう費用が非常に、委託料というのは感覚では高いような気もするんです。比較できたら問題ないんですが。 363 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 364 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 確かにおっしゃるとおり、私ども担当する者としましては非常に高額な金額になりますので、築後16年経過しておりますが、通常25年から30年が耐用年数と言われております。後10年か、よくもって15年ぐらいだろうと。そうしたときにやっぱり消耗もしてきますので、補修の方につきましても費用がかかってくるわけでございますので、今、他市の事例ですね、長期包括計画とか、そういうようなものも検討しておりまして、調査研究しているところでございます。 365 ◯委員(有村京子君) 山下市長。 366 ◯市長(山下 真君) 昨日、他の類似団体と比較してごみ処理経費が高いということで申し上げたんですけど、その理由の一つが清掃リレーセンターの存在ということで、いったんそこにごみを集めて、そこから大きなトラックで清掃センターに持ち込むと。決算書の116ページにもありますように、リレーセンターの管理費で9,300万円ぐらいかかっているので、この辺が本市の特色であって、それが経費をかさ上げしている要因だというふうに思っておりますが、詳しいことは僕、知りませんが、あそこの俵口にあれを造るときに、そういう形でいったんあそこでまとめてから上に持っていくというようなことになったというふうに聞いております。 367 ◯委員長(下村晴意君) 八田議員。 368 ◯委員外議員(八田隆弘君) 最後に。いずれにしても、市長も目指している無駄を省くという意味では、職員の方々の知恵を出していただいて、できるだけ無駄を省いていただきたいなと、そういうふうに要望しておきます。以上でございます。 369 ◯委員長(下村晴意君) ほかに。塩見議員。 370 ◯委員外議員(塩見牧子君) 今のこのごみ焼却施設の管理業務委託料は、ごみの量によって変わってくるんですか。 371 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 372 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) ごみの量には影響はしません。 373 ◯委員長(下村晴意君) 塩見議員。 374 ◯委員外議員(塩見牧子君) この施設管理業務ですとか、施設保守点検、それから環境測定等、これすべて違う業者に委託しているんでしょうか。 375 ◯委員長(下村晴意君) 中川所長。 376 ◯清掃センター所長(中川利典君) 運転と、それから保守点検、そして補修につきましては、これは神戸製鋼の関連業者です。  それから、環境測定につきましては入札で部の方でまとめて入札をして、毎年変わって、入札、落札業者と契約しております。 377 ◯委員長(下村晴意君) 塩見議員。 378 ◯委員外議員(塩見牧子君) 先ほど、包括というようなことも考えているということとも関連するんですけれども、管理しているところと点検するところが同じというのは、好ましくないんじゃないかなと。つまり、自分のところでおかしいよと言ったら、そしたら自分のところが直すわということになるわけですよね。 379 ◯委員長(下村晴意君) 中川所長。 380 ◯清掃センター所長(中川利典君) 逆に、補修が悪くて故障して止まってしまった。補修は正規にできているんですけど、運転が悪くて故障して止まってしまった。それのなす合いが起こる可能性があるんです。ただ、その関連会社でしたら、おまえとこの業者にすべてを委託してるんやから、どっちが悪うてもちゃんと施設が運用できるようにということで、私どもの方は考えておるんですけども。 381 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 382 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 補足ですいません。保守点検の方につきましては、大阪環境事業協会というところに委託をしておりまして、すべてその業者から上がってくるものが正しいかどうかというのをチェックをしていただいております。 383 ◯委員長(下村晴意君) ほかに。井上議員。 384 ◯委員外議員(井上 清君) し尿処理、衛生処理場の方では環境会計いうのを作成して、毎年ちゃんときちっとデータを出しているんですけども、ここのごみセンターの方でもそういったものの導入を考えていただきたいと思います。ちょっと要望しておきます。環境会計、取り入れてください。 385 ◯委員長(下村晴意君) 辰巳課長。 386 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) ごみ施設につきましては、環境会計はちょっとなじみにくいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 387 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。伊木議員。 388 ◯委員外議員(伊木まり子君) 先ほど角田委員が質問されました国際交流事業のことでちょっとお聞きしたいんですけども、165ページですね。先ほどお話聞いていますと11回派遣をされて、もう今年度が最終ですか、終了されたというふうにお話を伺いましたけども、この11回の派遣に一体どれぐらいの市は費用を負担して、この間に26人掛ける11回ですか、だから300人近い人が海外に行きまして、その効果というんですか、その学生たちは国際的な方向に進んだとか、そういう何かサークル運営にはかかわっておられるということを聞きましたけども、一体どれぐらいの費用が支払われて、その効果というのをどんなふうに評価されているのか教えていただきたいと思います。 389 ◯委員長(下村晴意君) 細川課長。 390 ◯女性青少年課長(細川隆庸君) 11年間でどの程度かというのは、ちょっと手元にはございませんですが、大体17年度で言いますと758万円、18年度が679万円ということですので、700万円前後ぐらいか(発言する者あり)というふうには思っております。  それから、この参加された方々については、青少年の社会教育クラブとして、先ほどおっしゃいました国際交流サークルというものを結成いたしまして、そこへ参加していただいて、それからいろんな事業活動への協力、参加というのを義務付けて参加していただいているというところでございまして、市内で、例えば国際交流の集いとかにはスタッフとして参加していただくとか、あるいは市内のクリスチャンスクールであるとか、在日の外国人の方との交流をしていただいて、そこへ一般の方が入っていただくとかいうふうな形での国際交流の橋渡しみたいなことをしていただくとかいうふうなことは、やっていただいておるというところでございますけども。 391 ◯委員長(下村晴意君) 伊木議員。 392 ◯委員外議員(伊木まり子君) ここに出ているのが727万円ですか。11回としたらざっとしたら1億近い税金が投入されて、そういうことに対して評価するような機関というのは市の方にはあるんでしょうか。役に立ったのかどうかというような。(発言する者あり) 393 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 394 ◯市長(山下 真君) 評価する機関は監査委員であり、この市議会であるというふうに思っております。 395 ◯委員長(下村晴意君) 伊木議員。 396 ◯委員外議員(伊木まり子君) ちょっと変な質問をしたのかもしれません。  じゃ、今のはちょっと置いておきまして、111ページのペットトイレというのに大体620万ですか、かかっているんですけども、こういうのはどういう実情なのか、ちょっと具体的に教えていただけないでしょうか。 397 ◯委員長(下村晴意君) 杉本課長。 398 ◯環境管理課長(杉本 勉君) ペットトイレというのは、24自治会に29基設置されております。どのようなものかと申しますと、ペット、主に犬ですけれども、犬の散歩をしている最中に、大体コースが似通っております。犬のふん公害、どこでも犬がふんをしていく。やっぱりマナーの問題がありまして、なかなか回収される方も少ないということから、ペットトイレをモデル地区を設けまして24自治会、それで設置させていただきました。  ところが、ふんを拾ってペットトイレに入れるという方は、家まで持って帰られる方がほとんどじゃないかな。拾ってペットトイレに入れる方、ペットトイレがあるから入れるんじゃなくして、やっぱり飼い主の問題として、マナーの問題として散歩のときのふんは持って帰っていただきたいということを主眼に置いております。願わくば今年度いっぱいで廃止の方向で考えております。それでもやっぱりペットの飼い主の方のマナー向上のために、今構想を練って始めるつもりでおりますけれども、ワンワンアドバイザー制度というのを考えております。これは犬を散歩される方に1日程度の狂犬病予防法であるとか、犬の飼い方であるとかいうことを学んでいただきまして、アドバイザーとなっていただき、その方が自分の犬を散歩するときに袋を持っておられない方がもしおられましたら、袋を渡してチラシを渡して啓発活動をしていただくと。あくまでそのようなことは(発言する者あり)飼い主の責任であるということで考えております。ペットトイレの説明をいたしました。 399 ◯委員長(下村晴意君) 伊木議員。 400 ◯委員外議員(伊木まり子君) この回収業務というのはどこかに委託をして、ある場所に犬のふんとかが集まって、それを引き取ってそれを処理する費用が1年間に620万円ですね。人間の屋外トイレみたいなものが設置してあって、それの清掃とか、そういう管理料に使っているんではないんですか。(発言する者あり) 401 ◯委員長(下村晴意君) 杉本課長。 402 ◯環境管理課長(杉本 勉君) ペットトイレといいますのは、ドラム缶ぐらいのプラスチックの容器でありまして、中に袋が入っております。そして、そこに飼い主の方が袋に入れられる。中に大きな袋が入っていますので、それを業者が定期的に回収いたしまして、清掃センターの方で処分をしております。ですから、29基を回収して運搬するという費用でございます。 403 ◯委員長(下村晴意君) 伊木議員。 404 ◯委員外議員(伊木まり子君) 今のはもう終わりまして、委託料というとこら辺で、全般的な質問なんですけども、随意契約とか、競争入札とか、指名競争入札とかいろいろありますけども、コミセンとかいうのは何年に1回ぐらい契約の見直しをされているんですか。 405 ◯委員長(下村晴意君) どちらのコミセン。みんなのコミセン。 406 ◯委員外議員(伊木まり子君) そうですね。委託料たくさんありますけども、図書館とかコミセン関係はどれぐらいに1回。 407 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 408 ◯市長(山下 真君) これまでは、大体同じ業者にずっと毎年同じような金額で単年度の随意契約をしていたんですけれども、19年度から競争入札に切り換えました。ただ、1年ごとにその管理をする業者が替わるということになると、業者も慣れたころに終わってしまうということもありますから、またその期間が短過ぎると1年で撤退せざるを得ないというリスクも業者に出てきますんで、ちょっとその契約期間として短いだろうということで、長期継続契約を可能とする条例の方をご議決いただきまして、その上で今年度からコミセンもそうですし、図書会館もそうですし、美楽来もそうですし、市役所の本庁舎もそうですけど、全部で10ぐらいあったと思いますけれども、3年間の長期継続契約を前提とした競争入札にしておりまして、ただ、もともとその管理運営を担っていたところがそのまま入札で落札したところも多くて、図書会館だけ業者は替わったんですけれども、それでも金額ベースで言いますと(発言する者あり)十何個かの施設の合計で、3年間の契約額を3で割って1年間の額に直すと、従前どおり随意契約で契約していた場合と比べて(発言する者あり)年間2,000万ぐらい費用が削減できたということでございます。 409 ◯委員長(下村晴意君) よろしいですか。ほかにございませんか。井上議員。 410 ◯委員外議員(井上 清君) 154ページ、外国青年招致事業費なんですけども、ちょっと現状を教えてください。 411 ◯委員長(下村晴意君) 西井課長。 412 ◯教育指導課長(西井久之君) これはJETという組織で、文科省、外務省が連携して日本へ外国青年を招致しております。それを生駒市で現在2名の青年が外国語指導助手として市内の中学校を循環して指導しております。  今年度は、今まではニュージーランドの出身の子とノルウェーの子がいたわけですけども、ノルウェーの子については契約が切れましたので、現在アメリカからの青年を招致して、2名で市内の中学校で指導しているという状況でございます。 413 ◯委員長(下村晴意君) 井上議員。 414 ◯委員外議員(井上 清君) 早くから導入して、非常に評判がいいんですけども、どのように評価されていますか。(発言する者あり) 415 ◯委員長(下村晴意君) 西井課長。 416 ◯教育指導課長(西井久之君) 通常、中学校の英語の学習を英語の先生によってやっているだけですと会話の部分でやっぱり不十分な部分もあるとは思います。ネイティブの話し方、あるいはその外国青年と一緒になってふれあうという中で、物おじせずに外国語を話せる、英語を話せるというような状況になっていますので、成果としては非常に大きいものがあるというふうに思っております。 417 ◯委員長(下村晴意君) 井上議員。 418 ◯委員外議員(井上 清君) 今のような状況で十分だというふうにお考えですか。2名ですよね。学校は中学校が8校で、小学校にもスケジュール的に行っているということで伺っているんですけども、どうでしょうか。 419 ◯委員長(下村晴意君) 西井課長。 420 ◯教育指導課長(西井久之君) 現状、大規模校については3カ月ぐらい駐在するような形になってますので、量としてはこれぐらいでいいのかなというふうに思っています。ただ、これから新聞報道にもありますように、会話を中心とした英語を小学校にもというような話も出ていますので、またその動向に合わせて考えていきたいと思っております。 421 ◯委員長(下村晴意君) 井上議員。 422 ◯委員外議員(井上 清君) AETですね、アシスタント・イングリッシュ・ティーチャーですけども、増員する考えはありませんか。 423 ◯委員長(下村晴意君) 西井課長。 424 ◯教育指導課長(西井久之君) 先ほども申し上げましたように、現在のところでは増員する予定はございません。 425 ◯委員長(下村晴意君) 井上議員。 426 ◯委員外議員(井上 清君) 先ほどホームステイですね、外国へ行って、それでそういう事業も18年度で打ち切られて、本年度から無くなってしまったという現状がありますし、市長もスクラップ・アンド・ビルドという言い方をされているわけですから、評判が良くて成果が上がっている事業に対して、やっぱりもっと手厚くしていただきたいと思いますので、また検討していただきたいと思います。増員をよろしくお願いします。 427 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 428 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、以上をもって議案第68号に係る環境文教委員会所管分の質疑等を終結いたします。  次に、議案75号、平成18年度生駒市自動車駐車場事業特別会計決算の認定について、清家生活環境部長から説明を受けます。 429 ◯生活環境部長(清家 衛君) それでは、生駒市自動車駐車場事業特別会計決算につきまして、ご説明を申し上げます。決算書251ページからをお願いいたします。  この特別会計は、生駒駅南及び生駒駅北地下自動車駐車場の管理運営のための会計でございます。歳入でございますが、歳入合計3億2,707万3,723円で、その主なものといたしましては駐車場使用料の2億3,487万1,390円と一般会計からの繰入金9,220万2,333円となっております。  次に、253ページから254ページにかけましての歳出でございますが、歳出合計も3億2,707万3,723円で、その主な内訳といたしましては、各駐車場の管理業務等の委託料及び駐車場使用料等の管理費が1億8,047万6,137円、また公債費が1億4,659万7,586円となっております。  以上、簡単ではございますが、よろしくご審査賜りますようお願いを申し上げます。 430 ◯委員長(下村晴意君) 以上で説明は終わりました。  これより委員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 431 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 432 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、以上をもって議案第75号に係る質疑等を終結いたします。  引き続き議案審査を行いますが、議案所管関係部署の職員の座席移動のため、暫時休憩いたします。              午後1時50分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後2時0分 再開 433 ◯委員長(下村晴意君) では、休憩を解いて引き続き審査をいたします。  次に、議案第74号、平成18年度生駒市下水道事業特別会計決算の認定について、古川水道局長から説明を受けます。局長。
    434 ◯水道局長(古川文男君) それでは、引き続きまして議案第74号、平成18年度生駒市下水道事業特別会計決算につきまして、ご説明を申し上げます。  ご説明を申し上げます前におわびと訂正がございます。242ページをお願いいたしたいと思います。  この242ページの2番目の本年度、これは下水道工事をやった区間でございますけども、これの供用開始区域が書いてございます。これを施策の成果等の欄でございますけども、この中で富雄川処理区でございますけども、「小明町」という町名が入ってございます。これはもう議員の皆様方もご存じのように、「小明町」につきましては竜田川処理区でございます。ここにおわび申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。 435 ◯委員長(下村晴意君) 「小明町」を消して竜田川流域に。 436 ◯水道局長(古川文男君) 「小明町」を下の欄の方に移しかえていただいたら結構かと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、決算書の239ページをお願いいたします。  まず歳入についてでありますが、款1、分担金及び負担金、項1、負担金、目1、下水道費負担金の節1、下水道費受益者負担金でございます。この受益者負担金につきましては、公共下水道を利用されます土地所有者などに対しまして、1平方メートル当たり400円を負担していただいているものでございます。なお、収入未済額につきましては、主に過年度分の未納額でございます。  次に、款2、使用料及び手数料、項1、使用料、目1、下水道使用料でございます。下水道使用料につきましては、使用者から1立方メートルにつき94円を徴収しておりますが、予算額より収入額が約1,700万円の増となってございます。これは水洗化戸数が増加したことによるものでございます。  次に、同じく項2、手数料、目1、下水道手数料でございます。これは排水設備指定工事店指定手数料及び排水設備工事責任技術者登録手数料等の収入でございます。  続きまして、240ページをお願いいたします。  款3、国庫支出金、項1、国庫補助金、目1、下水道費国庫補助金の節1、下水道費補助金でございます。平成17年度から平成18年度への繰越分2億3,255万円と、平成18年度分2億242万7,000円の合計でございます。計4億3,497万7,000円を収入いたしてございます。  なお、予算現額と収入済み額とに差が生じておりますのは、平成18年度の事業費の一部を翌年度へ繰り越したものでございます。  次に、款4、繰入金、項1、一般会計繰入金、目1、一般会計繰入金でございます。下水道事業に充てるため、一般会計から11億3,039万637円の繰入れを受けたものでございます。  次に、241ページにかけましての款5、諸収入、項2、雑入、目1同じく雑入でございます。これは下水道事業に伴います消費税の還付金が主なものでございます。  次に、款6、市債、項1、市債、目1、下水道債でございます。公共下水道事業債及び流域下水道の事業債等で、合計で7億4,530万円を借入れしたものでございます。  次に、款7、繰越金、項1、繰越金、目1、繰越金でございます。これは前年度からの繰越事業に係る繰越金で1,085万円を収入したものでございます。  以上、歳入総額29億5,570万2,889円となってございます。  続きまして、242ページからの歳出につきまして、ご説明を申し上げます。  款1、下水道費、項1、下水道費、目1、下水道総務費でございます。この費目は人件費及び一般事務に係る経費でございます。主なものといたしましては、節13、委託料の下水道台帳作成委託料及び下水道料金徴収委託料等でございまして、ほぼ予定どおりの執行となってございます。  続きまして、243ページから244ページにかけましての目2、下水管渠維持費でございます。この費目は人件費及び下水道管渠の維持補修に係る経費を始め、富雄川流域の下水道使用料負担金等に係る経費でございます。内容といたしまして、施策の成果欄に示しておりますが、集中浄化槽を公共下水道に接続するため、管渠の簡易カメラ調査等を行うとともに、管渠及びマンホールなどの清掃や補修、マンホール鉄ぶたの入替え等を行いまして、下水道施設の適切な維持管理に努めたものでございます。  続きまして、244ページの目3でございます。下水処理施設費でございます。この費目は竜田川及び山田川浄化センター等の維持管理に要した経費でございまして、ほぼ予定どおりの執行でございます。  続きまして、246ページから247ページにかけましての目4、公共下水道管渠整備事業費でございます。この費目は人件費及び竜田川、富雄川処理区における管渠の整備事業に要した経費でございます。事業成果といたしまして、成果欄に示しておりますが、管渠の総延長は5,828メートルの面整備に努めたところでございます。なお、節15、工事請負費におきまして1億3,403万4,550円の不用額が生じておりますのは、工事箇所の見直しを始め、入札の制度改革に伴います執行残でございます。  また、節22、補償補てん及び賠償金における2,749万4,360円の不用額につきましては、水道、ガス管の移設補償対象の減少によるものでございます。  また、この費目におきまして11件の工事などで1億8,900万円を平成19年度に繰越しさせていただきました。  次に、目5、流域下水道事業費でございます。この費目は奈良県の事業でございます大和川上流流域下水道事業における流域幹線管渠の整備及び奈良県浄化センター施設の整備費といたしまして応分の負担を行ったものでございますが、6,106万2,000円の不用額は、当該事業執行の見直しによるものでございます。  続きまして、款2、公債費でございます。現在までの下水道事業に伴います起債の償還元金及び利子を支出したものでございます。  続きまして、款3、予備費でございます。緊急あるいは予想外の経費に充てるため、予備費を設定しておりますが、予備費の充当はございませんでした。  248ページでございます。歳出総額29億2,627万5,889円でございます。なお、翌年度繰越額といたしまして1億8,900万円を繰越明許をさせていただいております。  最後に、249ページをお願いいたします。  歳入歳出の実質収支に関する調書でございます。歳入総額29億5,570万2,889円、歳出総額29億2,627万5,889円で、歳入歳出差引額2,942万7,000円となってございまして、翌年度へ繰り越しすべき財源とさせていただいております。  以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 437 ◯委員長(下村晴意君) 以上で説明が終わりました。  これより委員の質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。西口委員。 438 ◯委員(西口広信君) 朝もちょっとしましてんけども、これページ数で言うたら242ページですけども流域下水道の件で、朝もちょっと申しましたけども、竜田川から東は大分もう下水道工事は進んでいると思います。もう四、五年前からやっていただいているからね。ただ、西側、これいまだにはっきりしませんので、これいつごろやっていただけるのかなと。そういう市民の方々の要望が多いんですよ。東はもうほとんどできてあるのになぜやということで、壱分だけに限らず菜畑も、西側は萩原も違いますかな。 439 ◯委員長(下村晴意君) 宮本課長。 440 ◯下水道課長(宮本正興君) 現在、市民の皆さん長年待ち望んでいました県の流域下水道竜田川幹線が昨年度3月19日供用開始いたしました。それに合わせて市民の皆さん、非常に下水道、切望されておられまして、事業認可拡大を361.3ヘクタールを県の方に承認申請を正式申請いたしております。  基本的にはこの前一般質問等でございました、拡大の基本方針に基づきまして地域ごとの拡大をさせていただいております。今ご指摘の西壱分の方は、どのような状況になっておるんかといいましたら、基本的にはその地域につきましては第二阪奈道路の北側の周辺については奈良西幹線周辺沿いは今回拡大に入れさせております。沿道に沿っての拡大です。更に奥の方は、今回の拡大には入っておりません。  今般、拡大が平成22年度までの事業認可、基本的には事業を整備していかなきゃいけないということで、今後の更なる奥への拡大を想定した迎えの管を、今般の拡大で整備していきたいと思っております。それゆえに、平成22年度以後、また私ども、県の方に拡大申請を協議してまいりたいというふうに考えております。以上です。 441 ◯委員長(下村晴意君) 西口委員。 442 ◯委員(西口広信君) ただ今、竜田川西でも近くはできる、22年までできるとおっしゃったね。できないとこはどこやねん、大体でいい。 443 ◯委員長(下村晴意君) 宮本課長。 444 ◯下水道課長(宮本正興君) 22年までできるて、22年度までを計画した事業認可拡大を今回させていただいております。 445 ◯委員(西口広信君) その場所や。竜田川西やろ、それは。 446 ◯下水道課長(宮本正興君) はい、西壱分の方です。 447 ◯委員(西口広信君) そうでしょう。できる場所は。 448 ◯下水道課長(宮本正興君) だから、今回県の方への申請に入れていないのは、西壱分の奥、西壱分の方の山すそに広がっている住宅地域は今回のあくまでも計画の区域には入っておりません。(発言する者あり) 449 ◯委員長(下村晴意君) 西口委員。 450 ◯委員(西口広信君) いや、だから今計画に入っている地域はそれどこらですかと言うてる。 451 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 452 ◯水道局長(古川文男君) まず、手順でございますけれども、事業計画に入れて事業をやっていくということで、事業計画に入ったからすぐにその工事が完了するというようなもんじゃないということを、第1点、よろしくお願いしたいなと思います。  それと、今回の361.3ヘクタールの拡大地域でございますけれども、これは流域をほぼ平等にうまく人口動態に合わせまして割っていきました。その結果、委員さんのおっしゃっている当該エリアについては国道の西側の分については、すべてのところは入ってございません。その国道から西側にかけて、今後、奥に行く前にはまず手前から整備をやっていく必要がございますので、だから全部入れるんではなくして、まずはそこのさわりの部分はすべて入ってございます。  ただ今おっしゃっている地域は、それよりも奥になってございます。当然有里もございますし、また西壱分もございますし、そういった地域のところは、まだそこをして初めて奥に行けますので、だからまずはそこを先にさしてもらいたいということで計画に入れているというような状況でございます。 453 ◯委員長(下村晴意君) 西口委員。 454 ◯委員(西口広信君) それ、手前やけどね、どの辺りですねん。竜田川から西やおっしゃってるやろう。その付近は、近くは入るんやろう。今そう言うとるやろう。(発言する者あり) 455 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 456 ◯水道局長(古川文男君) 一応、地図はございます。地図はございますけども、ここでの説明というよりも、もしよろしければまた後ほど説明させてもらえたらと思いますので、その点よろしくお願いしたいと思います。 457 ◯委員長(下村晴意君) 西口委員。 458 ◯委員(西口広信君) 分かった。ただね、今これ壱分だけのことを言うてまへんで。竜田川西側を言うてますねん、私は。だから、当然菜畑、西菜畑もありゃ、萩原、有里ありますわな。これも同時に入っていくんでっしゃろ。 459 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 460 ◯水道局長(古川文男君) 先ほど申しましたように、今委員さんのおっしゃっている地域については、すべて今回の拡大地域の中には全部入ってございません。ていうのは、考え方といたしまして、全部入れるのではなくして、まずは手前の方から、やはり下から下からという考え方になってきますので、今平成22年を目標といたしてます見直しの中で、拡大地域として先ほど言いました手前のラインはすべて入れさせていただいていると。  また、22年を一つの契機といたしまして、それ以後のところで初めて、今おっしゃっている区域については一定の配慮ができていくというように考えておりますので、その点よろしくお願いしたいと思います。 461 ◯委員長(下村晴意君) 西口委員。 462 ◯委員(西口広信君) あのね、おっしゃることは私ら何やけど、おたくら県との交渉次第で生駒市だけが皆入れてくれと言うたかって、県の方が受入れあかんと言われたらそれまでですわな。そのことをおっしゃっているんだと思うんですけども、今そしたら、言うてるのは竜田川の西の壱分の一部分だけを対象にしてますのか。菜畑とか、違いますの。そこのとこはっきりしといてくれな分からへん。 463 ◯委員長(下村晴意君) 宮本課長。 464 ◯下水道課長(宮本正興君) 今現在、拡大申請の図書を今手持ちちょっと持っておりませんので、あくまでも奈良西幹線でき上がってきましたと。それの沿道周辺地域は入れておりますけど、それの更なる西側の山麓に広がる住宅街は今回の拡大申請では大きな認可拡大、361ヘクタールさせていただきまして、その中にはそのエリアは入っておりません。 465 ◯委員長(下村晴意君) 西口委員。 466 ◯委員(西口広信君) それは分かるんやけどね、壱分だけやないでしょう。ほかの地域もその沿道のそういうところを入るわけですか。(発言する者あり)要するに。何で笑うねん、君ら。分かってるのか。(発言する者あり)沿道は皆入るんでしょう、そう言うてほしいんや。違うのか。 467 ◯委員長(下村晴意君) 宮本課長。 468 ◯下水道課長(宮本正興君) 沿道も今冒頭で私(発言する者あり)第二阪奈道路よりも北側については西幹線沿いには入ってきますけど、第二阪奈即下の辺りは、ちょっとその辺まだ入ってません。  更にそれから西幹線下っていくと沿道沿いが入ってくる。地形等、自治会の単位とか、人口形態とか、市街地域とか、そういうような条件、いろいろなもの、地形等既存の整備状況を見ながら拡大申請していきますので、よろしくお願いします。 469 ◯委員(西口広信君) 分かりました。 470 ◯委員長(下村晴意君) よろしいですか。西口委員。 471 ◯委員(西口広信君) また図面でも分かればお願いします。 472 ◯委員長(下村晴意君) よろしいですね。角田委員。 473 ◯委員(角田晃一君) この下水道特別会計の公債費のことで、ページ数で247ページ、目1、元金のところで、これ公営企業債の借換えをしておられて、低金利時代ですから、大いにできるものならされるべきだと思っているんですけど、これにおけるメリットですね、金利等のメリット、これちょっと説明していただけませんか。 474 ◯委員長(下村晴意君) 宮本課長。 475 ◯下水道課長(宮本正興君) 公債費につきましては、過去に高利率で借りさせていただいた起債でございます。それが今回の借換えさせていただいたのは、昭和56年5月に利率7.6%で借入れて、借入れた金額は1億100万、現在残額が残金として残っておるのが300万、これを低利に借換えたということでございます。その結果、利息の軽減は22万3,000円と、そういうことです。 476 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 477 ◯委員(角田晃一君) 先ほどの自動車駐車場事業なんかもそうなんですけど、こういう借換えですよね、16年から26年かかる、7.6%からもう少し早くこういう借換えが、それは法律的に何かできないんですか。ちょっとそれだけ確認して。(発言する者あり) 478 ◯委員長(下村晴意君) 吉岡財政課長。 479 ◯財政課長(吉岡源裕君) この借換債でございますけども、公営企業金融公庫というところの起債でございます。  あと、財政融資資金と申します財務省の資金もございますけども、基本的に借換えというのはやらせてもらうことはできません。これは国の特例措置といたしまして、国全体で1,000億という範囲の中で国の方がその分についてはいいということで、こちらから申請いたしたもので、こちらはもう全額でもやらしていただきたいんですけども、そうしますと公営企業金融公庫等の資金の計画がむちゃくちゃになりますんで、そういうことは大体やらしていただけないことになっております。 480 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 481 ◯委員(角田晃一君) 確認ですけど、今1,000億とおっしゃったのは、それは生駒市の枠という理解でいいんですか。(発言する者あり)全国ですか。 482 ◯委員長(下村晴意君) 吉岡課長。 483 ◯財政課長(吉岡源裕君) 全国で1,000億でございます。 484 ◯委員(角田晃一君) 全国で1,000億ね、はい、分かりました。 485 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。白本委員。 486 ◯委員(白本和久君) 1点だけですねんけども、246ページの目4の15の工事請負費なんですけども、繰越明許費、不用額それぞれ高額になってると思うんですけども、少し詳しく説明お願いしたいんですけど。 487 ◯委員長(下村晴意君) 宮本課長。 488 ◯下水道課長(宮本正興君) 事業につきまして、繰越明許費が1億6,817万8,000円、これは18年度予定しておりましたけど、18年で年度内の執行が難しいという判断をしまして、19年度に繰り送りさせていただいたものが1億6,800万でございます。(発言する者あり) 489 ◯委員長(下村晴意君) 宮本課長、どうぞ。 490 ◯下水道課長(宮本正興君) 18年度から19年度に繰り送りましたのが小瀬の駅、南生駒駅周辺と、あと山崎のそこの東新町の交差点出たところと、あと辻町、東生駒北側のところ、及び俵口の観光塔周辺の物件です。あと、小明町のいそかわの奥の方の物件等を19年度に繰り送りさせていただきました。 491 ◯委員長(下村晴意君) 白本委員。 492 ◯委員(白本和久君) 今年度はそれでいけたわけですか。繰り越しして。今現在ですけど、19年度。 493 ◯委員長(下村晴意君) 宮本課長。 494 ◯下水道課長(宮本正興君) 今、ご説明させていただきましたのが19年度に繰り送った1億6,800万等の内訳本数及び箇所を説明させていただきました。 495 ◯委員長(下村晴意君) 白本委員。 496 ◯委員(白本和久君) 請負費の不用額出てくる、工事できてないから出てると思いますねんけども、主な原因というか、1つあれば教えてください。
    497 ◯委員長(下村晴意君) 宮本課長。 498 ◯下水道課長(宮本正興君) 先ほど繰入金のところにも出ましたけど、基本的にはここで工事費で主に不用額が発生しましたのは、入札制度執行改革による落札率が17年度に比べて下がってきたということで、額が出たと。  それとあと、まだ当初予定しておりました既供用開始区域内での公共升の設置規模とか、下水道工事に関連する関連舗装の工事が少なかったこととか、あと、工事をすべく関係権利者との調整に時間を要して年度内に執行できなかったと、そういうものが不用残として1億3,000万ございます。 499 ◯委員長(下村晴意君) 白本委員。 500 ◯委員(白本和久君) 何分にも高額な不用、下水道の工事からしたらあれかもしれませんけども、できるだけ予算執行できるようにお願いしたいと思います。要望です。 501 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。上原副委員長。 502 ◯副委員長(上原しのぶ君) 1つだけ聞かせてください。  244ページのところの下水処理施設費のところで、山田川浄化センターのことも書いてあるんですけれども、山田川浄化センター、これもかなり年数経てきていると思うんですけれども、この今の状況というか、今後の見通しと併せて教えていただけません。 503 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 504 ◯水道局長(古川文男君) 山田川浄化センターにつきましては、たしか昭和52年の5月に供用開始されてございます。30年が経過しているというような状況になっているわけでございますけども、当該地域につきましては、今現在では京都府側が実施をいたしてございます木津川上流流域下水道事業という事業がございます。この事業で精華町等が下水の処理をやっているという状況になっておるわけでございますけども、この山田川流域につきましては奈良県側、京都府側ということで、府県境をまたがってございます。それぞれの地方公共団体における処理の調整というんですか、その調整にかなりの時間が必要であるというような状況でございまして、現時点では奈良県側は入ってございません、この計画の中には。京都府側はあるんですけども奈良県側は入っていないというのが、まずあこの状況でございます。  そのことから、市単独であこの浄化センターについて青写真、どのように描いていったらええのかなということは、なかなか難しいような状況になってございます。  また一方、山田川流域においては京阪奈新線との絡みもございまして、当然周辺地域の開発等もございます。また、美鹿の台、あるいはそれ以後の開発等も予定されておりまして、そういった開発の動向と、それと先ほど言いました木津川上流流域下水道計画、この全体計画の進ちょく状況をうまく組み合わせながら将来展望も考えさせてもらいたいと、このように考えております。  そういったことで、現行ではあの施設をもってもうしばらく対応させてもらえたらなと、かように考えておりますので、またよろしくお願いしたいと思います。 505 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 506 ◯副委員長(上原しのぶ君) 今、状況をお聞きしたんですけど、急速にあそこマンションも建ったし人口が増えてますよね。それで今当面はとおっしゃったけども、大体何年ぐらいを予想しておられますか。(発言する者あり) 507 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 508 ◯水道局長(古川文男君) そもそもあの浄化センターにつきましては標準の耐震規模は50年ございます。その中に入っております設備機器については15年から20年ぐらいという形になってございますけども、50年という躯体を見たときに、先ほど言いました30年、これも当然検討の中身に入ってくると。だから、何年先というようなものじゃなくして、ゴールはある程度見えていく中で周りの状況等も考えて、そして総合的な位置付けを考えたいというように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 509 ◯委員長(下村晴意君) 副委員長。 510 ◯副委員長(上原しのぶ君) あそこは本当に京都との境目で、生駒といっても一番端っこですし、本当は京都に入れてもらえたら一番いいと思うんですけれども、その辺のいろいろ難しい問題もあると思いますし、ただ人口がたくさんはり付いているということでは、そろそろそういう声も住民の皆さんから聞いておりますので、また新しい状況が出てきましたら情報開示もしていただいて、またご苦労をおかけすると思いますけれども、要望させていただきます。 511 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 512 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 513 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、以上をもって議案第74号に係る質疑等を終結いたします。  次に、報告第6号、平成18年度生駒市水道事業会計継続費精算報告書、及び議案第76号、平成18年度生駒市水道事業会計決算の認定についてを一括して古川水道局長から説明を受けます。 514 ◯水道局長(古川文男君) それでは、報告第6号、平成18年度生駒市水道事業会計継続費精算報告書につきまして、ご説明申し上げます。  これの議案書については、平成19年の生駒市議会第4回の定例会の議案の追加提案分という形になってございますので、よろしくお願いしたいと思います。  簡単に申し上げます。その議案の中の1ページでございますけども、款、資本的支出、項、建設改良費、事業名、真弓浄水場監視制御設備工事でございます。本件は、真弓浄水場に設置しております監視制御設備の故障時における対応といたしまして、システムのバックアップ化を図り、より安定した設備の運転監視に努めるために、当該施設の更新改良事業を平成17年度から2カ年の継続事業として実施させていただいたものでございます。(発言する者あり)この議案の分についてはですね、18年度決算の中にも入ってございますので、そのときでも分かると思いますので、もし仮になかったならば、そのときにまた併せてよろしくお願いしたいなと、このように思います。すみません。  予算総額でございますけども、4億円でございます。4億円に対しまして、実績は工事請負費及び委託料を合わせまして3億6,885万3,450円で、差引き3,114万6,550円となってございます。この年割額と支払義務発生額との差額は入札の執行残でございます。  併せてさせていただきます。  続きまして、議案第76号でございます。平成18年度生駒市水道事業会計決算につきまして、ご説明を申し上げます。これはまた別冊でございます。別冊ということで(発言する者あり)。その別冊の決算書の1ページをお願いしたいと思います。  まず初めに、水道事業の全般の概要でございます。平成18年度におきましても配水管の布設替えや自己水の確保のため、取水井改良工事など新設改良工事を実施するとともに、平成17年度から2カ年の継続事業として進めてまいりました真弓浄水場監視制御設備工事を完成させ、より安定した水道水の供給を行えるように努めたところでございます。  また、緊急時の給水拠点確保事業といたしまして、平成9年度より緊急耐震貯水槽の設置を順次進めてまいりましたが、本年度におきましては生駒中学校のグラウンド内に完成をさせ、地震などの災害時における水道水の確保に努めました。  一方、給水状況でございますが、4月初旬から7月中旬にかけまして雨天など天候不順の影響等もあり、年間総配水量は前年度より1.49%の減となっております。しかしながら、有収率につきましては計画的な漏水調査等を実施することにより、高い数値を維持することができました。  なお、業務概要につきましては、後ほど6ページでも申し上げますので、よろしくお願いいたします。  次に、イの建設改良工事についてでございますが、老朽管の計画的な布設替えを始め、道路改良や下水道工事に伴います水道管の移設工事等を実施いたしました。これらの建設改良工事の概要につきましては、3ページから5ページに科目別に記載しておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、ウの経営状況でございますが、事業収益が前年度より1.8%の増となっております。  一方、事業費用につきましては、修繕費や委託料及び職員数の見直しなど、各経費の抑制に努め、前年度より1.6%の減となりました。結果、当年度純利益は約9,432万円の黒字決算となってございます。  続きまして、6ページをお願いいたします。業務量に関する事項でございます。  主なものといたしまして、表2行目の年度末給水人口は前年比0.72%の増加、11万7,207人でございます。  次に、表6行目の年間総配水量は1,323万3,563立方メートルで、前年度に比べまして20万130立方メートルの減少となりました。  また、配水量に対し、どれだけ給水収益として回収できたかを示します年間有収水量は、表8行目で1,257万747立方メートルで、有収率は95%となってございます。  また、表11行目の1日平均配水量は3万6,256立方メートルで、前年度より1.49%減少いたしました。  次に、表の下、供給単価と給水原価でございますが、おのおの1立方メートル当たり213円82銭と216円29銭で、販売差損は2円47銭でありました。  続きまして、決算書類につきましてご説明申し上げます。12、13ページをお願いいたします。  まず、決算報告書の(1)収益的収入及び支出の収入でございます。第1款の事業収益の表の右側、13ページでございます。予算額に比べ決算額の増減欄でございますが、940万3,257円の減となってございます。予算額より減収となっておりますのは、第1項、営業収益のうち、主に給水収益が減少したことによるものでございます。  次に、支出でございます。第1款の事業費用の表、右側のページでございます。予算合計額から決算額を差し引きいたしました1億3,158万7,966円が不用額となってございます。この不用額の主なものにつきましては、職員数の見直しによる人件費の減、及び修繕費並びに委託料などの各経費の抑制に努めさせていただいたものでございます。  次に、14、15ページをお願いいたします。(2)の資本的収入及び支出の収入でございます。  第1款、資本的収入の表、右側の予算額に比べ決算額の増減欄でございますが、予算額に比べまして3,049万3,250円の増となってございます。これは、予算額に比べまして第1項、寄附金で1,097万2,500円、第2項、納付金で1,141万7,850円の減額となったわけでございますが、第3項の負担金で161万7,100円、第4項の分担金で5,126万6,500円の増収となったものによるものでございます。  続きまして、支出でございます。  第1款、資本的支出の表右側の予算額の合計から決算額と翌年度繰越額を差し引きいたしました1億3,540万6,802円が不用額となってございます。この不用額の主なものといたしましては、国道168号線バイパス関連工事等の進ちょくに合わせまして、翌年度以降に予算の組替えを行ったことによるものでございます。  続きまして、16ページをお願いいたします。これは経営成績を明らかにする損益計算書でございます。  まず、営業収支でございます。1の営業収益27億6,052万9,522円より2の営業費用26億7,420万8,392円を差し引きいたしました8,632万1,130円の営業利益が生じております。  また、営業外収支につきましては、3の営業外収益6,955万7,964円から4の営業外費用5,941万7,735円を差し引きいたしました1,014万229円の営業外利益が生じております。営業利益と営業外利益との合計額9,646万1,359円が経常利益でございます。  また、5の特別利益、6の特別損失の収支214万1,582円を差し引きいたしまして、当年度の純利益でございますが、純利益は9,431万9,777円となっております。なお、この当年度純利益に翌年度繰越利益剰余金を加算いたしまして、当年度未処分利益剰余金は1億8,825万4,961円となっております。  次に、17ページから18ページにかけましての剰余金計算書でございます。剰余金計算書につきましては、後ほどご説明を申し上げます貸借対照表に記載しております剰余金が、年度中にどのように増減、あるいは変動したかを表したものでございます。  続きまして、19ページをお願いいたします。剰余金処分計算書でございます。  これは、当年度純利益のうち、地方公営企業法第32条第1項の規定に基づきまして、当年度の純利益の20分の1を下らない金額を法定積立金である減債積立金に積み立てるというようになってございますので、472万円を積み立ていたしまして1億8,353万4,961円を翌年度繰越利益剰余金とさせていただくものでございます。  最後に、20ページから21ページをお願いいたします。貸借対照表でございます。本表は企業の財産状況を明らかにするものでございます。  まず、資産の部でございます。1の固定資産の合計額は222億9,974万5,016円でございます。  次に、2の流動資産の合計額は22億2,487万671円でございまして、資産の合計は245億2,461万5,687円でございます。  次に、負債の部でございます。3の固定負債の合計と4の流動負債の合計を合わせまして、負債の合計は1億65万7,901円となってございます。  次に、資本の部でございます。5の資本金の合計と6の剰余金の合計を合わせまして、資本の合計は244億2,395万7,786円となっております。負債と資本の合計を合わせまして245億2,461万5,687円となり、これは資産合計とイコールとなってございます。  なお、固定資産の増減状況を示します固定資産明細書につきましては、28ページから29ページに、また借入資本金でございます企業債の明細書につきましては30ページから31ページに記載いたしてございますので、ご参照のほど、よろしくお願いいたします。以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 515 ◯委員長(下村晴意君) 以上で説明は終わりました。  これより委員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。角田委員。 516 ◯委員(角田晃一君) 分担金について、ご質問させていただきます。14ページ、(2)の資本的収入及び支出、第4項の分担金一億一千九百万なにがし、決算額では1億7,000万になってますが、それと、いわゆる16ページの損益計算書における、ここでは給水分担金という表現になっていますよね、5,400万。この分担金の意味、扱い、考え方、ちょっとこの辺説明いただけませんか。 517 ◯委員長(下村晴意君) 北側課長。 518 ◯総務課長(北側義恭君) まず、給水分担金というものは、通常一般的には加入金というものでして、各家屋が新築されるときに一時的に払っていただくというものでございます。それの徴収目的といたしましては、新しく家を建てられた場合、従前の方が、何年も前に住んでおられる方が水道管を当然ながら料金等々で投資されておられるわけなんですけども、その管を利用するということで新しい住民に低廉な料金で供給ができるということですから、やはりそういったものにつきましては新旧の公平の負担の原則というものに基づいて徴収をしておるということですんで、当水道局におきましてはそういったことから将来の布設替えに充当すべき加入金だというふうに考えております。  そして、今先ほど角田委員が申されましたとおり、金額的なものも少しバランス的に一億なにがしとか5,000万とかいうふうな相違がございます。これは3条予算へ収入する、また4条へ収入するという、こういったものにつきましてはある一定の率を掛けております。4分の1を3条予算である収益的へ、4分の3を資本的へ収入するということで計上させていただいたわけでございます。 519 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 520 ◯委員(角田晃一君) ちょっと勉強して、また質問させてもらいます。  21ページの、これバランスシートで負債の部について質問させてもらいたいんですけど、これ資本金合計と21億ですか、それから負債合計が1億ですよね。(発言する者あり)負債の部の負債合計ですよ、21ページの。いいですよね。負債合計一億なにがし、資本の部の資本金合計が21億と。その下の22億を使うとちょっとまた話が違う。このバランスは、これ一般企業では超優良企業なんです。この場合の市の考え方ですね。つまり、超優良企業であれば、これはどんどん資本剰余金があればそれを使って水道料金を下げるとか、いろんなサービスの向上に努めるとか、そういった選択肢が出てくるんだと、僕ら企業の人間としてはすぐにそういうふうに思うんですけど、市の考え方、その辺はどうでしょうか。 521 ◯委員長(下村晴意君) 北側課長。 522 ◯総務課長(北側義恭君) 民間企業でございましたら、特にその資本金である自己資本金というものを重んじられるわけでございます。ところが、水道企業の場合は公営企業ですから、もともと株式を発行しているわけではございませんので、自己資本金はございません。したがって、当年度純利益等が出て、そしてなにがしかの歳出を自己資本金に振り替えるというだけでございますんで、余り自己資本金というのは公営企業ではそういった充実どうのこうのという概念はございません。  それともう一点、住民の方へというお話でございます。それは恐らく今おっしゃられた利益剰余金等々の繰越しの利益の部分を恐らくおっしゃっているんだろうというふうに思うわけでございます。これらにつきましては、先ほど局長がご説明申し上げたとおり、まず利益が出た場合には20分の1を下らない金額を減債積立金へ積み立てなさいよというものがございます。そうしてその残った後の部分について、どのようにするかということなんですけれども、残った後の部分につきましても恐らく任意積立てというふうになるかと思います。これにつきましては他市の例を見ましても、将来に資本的にあてがうべき建設改良積立金、また欠損が出た場合に補てんすべく利益積立金等々に積み立てておられるわけでございますけれども、うちの方はまだ非常にこういった金額が今年度9,000万円を出たばかりでございます。これが本当の力で出たのかどうなのかというものにつきましても、私どもも一度専門家等の診断等に耳を傾けて、より一層長期的な展望に立って判断をしてまいりたいと、こういうように考えているところです。 523 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 524 ◯委員(角田晃一君) 今おっしゃった剰余金のお話で、222億円ですか、このうちの20分の1を下回らない、減債積立てですね。これは222億の考えてみれば一億なにがしぐらいで、もう剰余金そのものとしては二百二十何億まだあるという、それを任意積立てとおっしゃったと思うんですけど、そういういろいろ扱い難しいところはあると思うんですけども、剰余金がものすごく余りにも大きいと、バランスシート上ですよ。そういう意味でそれを先ほど言いましたように市民サービスに還元できないか、その辺を検討していただければ有り難いと。これは要望であり意見です。  あとちょっと、それだけで結構ですから。 525 ◯委員長(下村晴意君) 北側課長。 526 ◯総務課長(北側義恭君) 今ちょっと私も説明足りなかったようですけれども、私ども申し上げました20分の1を下らない額を減債積立てへ積み立てるといいますのは、当期純利益の20分の1を下らない。ですから9,431万9,777円の20分の1を下らない額というふうなことでございます。 527 ◯委員(角田晃一君) 結構です。 528 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。上原副委員長。 529 ◯副委員長(上原しのぶ君) そうしたらちょっと幾つかお聞きしたいんですけれども、まず最初に水質のことでお伺いしたいんです。常に安全な水をみんなに供給するということで、努力していただいているのは承知していますけれども、ついこの間ですけれども、9月25日に真弓1丁目の地内の井戸の第21号から基準値を上回る水銀が出たということで、議員のところにはファクスを送っていただいたんですが、この結果というか、原因は判明したのかどうか。その経過をまず最初に教えていただきたいと思います。 530 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。(発言する者あり) 531 ◯水道局長(古川文男君) 真弓21号の井戸から水銀が出た問題につきましては、議員の皆様方には非常にご心配をおかけいたしまして申し訳ございませんでした。  現在、21号井戸を始めまして、周辺井戸2本でございます、合計3本でございますけども、休止をいたしてございます。また、引き続きまして水質調査をやっているような状況になってございます。また、併せまして原因究明も現在させていただいているというような状況でございます。  現在までの簡単に報告をさせていただききたいと思います。  水質調査の結果では、21号の井戸を含めまして真弓浄水系統には合計9本の井戸がございます。9本取水井戸のすべての原水あるいは浄水、また飲んでいただく直近のところ、つまり配水管の末端付近で測定させていただいた結果については異常がないということで、これは議員の皆様方の方にも周知を(発言する者あり)お願いやっているところでございます。  また、奈良県が過日実施をしました21号井戸の再測定と、それとまた周辺井戸の県の調査結果でも、総水銀は基準値以内という形になってございます。過日、県と協議を行ったわけでございますけども、21号の井戸の水銀の基準超過は続いていないだろうと。また、汚染の広がりはないだろうというように確認をいたしているところでございます。  しかしながら、やはり物が物だけに引き続きまして周辺井戸も含めまして9本の井戸を月1回の監視測定調査を実施させてもらいたいと、このように思ってございます。  また、併せまして毎年山崎浄水場も含めまして、生駒市の取水井戸が合計23本ございます。23本の井戸の全項目、つまり50項目ですけども、50項目の水質調査を今現在させていただいてございます。採水は終わってますけども、これが今現在結果待ちというような状況になってございます。  また、21号の井戸については、底の泥というんですか、土壌を全部一応今すくい上げてございます。それの検査もやっております。これらの検査結果がまとまり次第、また議員の皆様方にもご報告させていただき、またホームページ等でも公表もさせてもらえたらなと、このように考えておりますので、現在は一応結果待ちというような状況になってございますので、その点よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。 532 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 533 ◯副委員長(上原しのぶ君) ありがとうございました。ちょっとやっぱりこれは水道会計では気になったのでお聞きしたんですけれども、次の質問いいですか。 534 ◯委員長(下村晴意君) はい、上原副委員長。 535 ◯副委員長(上原しのぶ君) 有収率についてちょっとお尋ねしたいんですけれども、平成16年が92.8%、17年93.0%、18年が95.0%で有収率、上がってきているんですけれども、1%の有収率、先ほど説明してもらったと思うんですけれども、1%有収率が上がったり下がったりすることで、経済的にはどれだけの変化があるというか、デメリットとかメリットがあるか、そこのところをちょっと教えてください。
    536 ◯委員長(下村晴意君) 北側課長。 537 ◯総務課長(北側義恭君) 費用的には変わらないわけなんですけれど、これはあくまでも浄水場から出て、そして各家庭に100送ったものが100のうち幾ら届くか、そして料金に幾らはね返るかということでございます。  私どものページ数で言いますと、例えば23ページを見ていただきましたら、23ページの中の給水収益というのが上から3行目に書かれております。これが水道料金に該当するものでございます。これが今ご指摘いただいたように93が95ということで、2%上がるということは単純に考えてもおよそ5,300万円の増収になるということでございます。 538 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 539 ◯副委員長(上原しのぶ君) それから次、6ページのところで供給単価と給水原価というので、売れば売るほど2円47銭損が出るというような計算なのに、結果は黒字になっているんですよね。ここのところの仕組みをちょっと説明をしていただきたいと思います。 540 ◯委員長(下村晴意君) 北側課長。 541 ◯総務課長(北側義恭君) 供給単価と給水原価、確かに2円47銭差損が出ておるにもかかわらず、そういった9,000万円余りの黒字が出たということでございます。9,000万円余りといいますのは企業全体としていろんな営業活動を行う中で黒字が出たと。そうしたことに対しまして、今上原委員さんが申されましたのは、あくまでも水を売っての部分でございます。水を売って2円47銭の差損が出ておると。ところが、黒字が出ておるというのは、水を売らない部分、例えば先ほど角田委員が申されました新規におけます加入金の収入であるとか、また銀行の預金利息等々で穴埋めをして、結果的に黒字が出たということでございます。 542 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 543 ◯副委員長(上原しのぶ君) そこでちょっと考えたんですけども、私たちよく言っている給水分担金の取扱いですけれども、これ3条予算に入れるか、4条予算に入れるかということで、毎年言っているんですけれども、これを全額収益的収入に入れた場合、決算にどういう変化が起きるんですか、教えてください。 544 ◯委員長(下村晴意君) 北側課長。 545 ◯総務課長(北側義恭君) 今、給水分担金ですけれども、これが総収入のうち4分の1を収益的である3条予算、4分の3を資本的である4条予算に収入いたしておるわけでございます。これを今全額入れますと、現在給水分担金として3条予算に反映されておりますのが5,419万円あると思います。これの3倍、つまり1億6,200万円が3条予算の方で黒字になるということでございます。 546 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 547 ◯副委員長(上原しのぶ君) ということは、給水分担金も市民が負担したものであるから、当然営業収益に入れて、少しでも水道料金を、私は引き下げる方向に持っていくべきじゃないかなと思うんです。  そこでお伺いしたいんですけれども、この決算の結果、かなりの黒字があるんです。私はやっぱり、これ先ほどちょっと角田委員もおっしゃいましたけれども、やはり公営企業として考えなければならないのは、公営企業いろいろありますよね、地下鉄とか市バスとか、だけども地下鉄とかバスの場合は乗って幾らと払うんですけれども、この水道の場合は、一部分だけ水道を使っている場合は公営企業としてもよかったかもしれないけれども、今もう100%になっていますよね。ということは、やっぱり命に欠かせない水を100%の市民が使っているという場合、ここで利益を上げて、まして高い水道料金を取って利益上げるというのはどうかなと私思うんです。その辺で、この辺でそろそろ水道料金を引き下げることを考えていただいてはどうかなと思うんですけれども、ちょっと考え方、お聞かせいただきたいと思います。 548 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 549 ◯水道局長(古川文男君) 水道料金の見直しについてでございます。  今後も当然のことながら徹底やって、経費の節減に取り組んで、事業費用の抑制に努めてまいりたいと、このように考えております。しかしながら、水道施設もかなり老朽化やってございます。また今後各施設の維持管理、特に耐震対策も含めました設備投資に伴います減価償却費がかなり増加が予想されるわけでございます。そういったことで、この水道事業の経営状況、かなり厳しくなってくるというようにも考えておるわけでございます。  しかしながら、本年度の決算は、ご承知のように9,432万円黒字決算ということで、状況を見ていけば、このような状況も頑張れば出てくるのかなというような形で考えております。そういったことで、本年度の決算状況等も踏まえまして、今後水道事業の現状と将来見通しを再度分析と評価をさせてもらいたいなと、かように考えております。  また、課長も申しましたように、企業診断もまず受けさせていただきながら、専門機関による企業診断を、結果等も踏まえまして、そうしてよりその透明性を高めながら、適正な財政運営を図っていく中で、この料金体系の在り方についても検討させてもらいたいと、かように考えておりますので、その点よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。 550 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 551 ◯副委員長(上原しのぶ君) ちょっと今までと違ったお答えいただいたんですけど、確かに投資的な費用とか、それから減価償却費にも要るのは分かるんですけれども、いろいろいい方向で分析をしていただいて、飲み水ですので命に欠かせない水ですので、是非住民の立場で料金引き下げる方向で考えていただきたいというふうに強く要望いたしまして、次の質問いいですか。 552 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 553 ◯副委員長(上原しのぶ君) 後は消費税のことなんです。これ生駒市が消費税を掛けてなかった時期があるんですよね。今は掛けてるんですよね、消費税。私これも、消費税というのはぜいたく品に掛けるというのは、ちょっとぐらいはしょうがないかなと思いますけれども、それこそ命の水に消費税を掛けるということ、このことについて私は市の考え方をちょっとお聞かせいただきたいなと思うんです。 554 ◯委員長(下村晴意君) 北側課長。 555 ◯総務課長(北側義恭君) 消費税というものは、お客様にとりましては非常にきついと思いますけれども、何分やはり税制改革法の中で消費税のことにつきましては転嫁するものとなっておりますんで、ただ法を遵守するという意味からも転嫁をさせていただいているということで、本当にあれなんですけれども、ご理解のほど、よろしくお願いしたいと思います。 556 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 557 ◯副委員長(上原しのぶ君) じゃ、ちょっと私も言わせてもらいます。法を遵守されるのは、それはいいことなんですけれども、消費税は私たちは、特に私たち日本共産党は消費税は本当に問題が多い税金だと思っているんです。逆進性の課税で。それで是非これは命に欠かせないものに消費税は掛けるべきではないという、これは私たちの意見を言わせていただいて、次の質問いいですか。 558 ◯委員長(下村晴意君) はい、上原副委員長。 559 ◯副委員長(上原しのぶ君) 前のときにも言わせてもらったんですけれども、これは30ページのところを見たら、かなり高い利率の借金があるんですけれども、これ支払利息6,000万円近いお金を払うんであれば、やっぱり早く償還すべきだと思うんですけれども、この努力はどうでしょうか、借換えとか。 560 ◯委員長(下村晴意君) 北側課長。 561 ◯総務課長(北側義恭君) 過去、たしか平成11年におきましても5億8,500万ほど繰上げ償還したという経過もございます。水道局といたしましては、できる限り基準に合致するものは経営努力ということで繰上げ償還してきたつもりでございます。  この度、また地方公営企業金融公庫自身が廃止という中で、一般部局と同様に現在財務省、また県と折衝し、繰上げ償還につきましては資本費単価、また借入利率等、条件がクリアするようであるならば、積極的にやっていきたいなと。  ただ、先方も月ごとに条件が、このころまだ未定稿な部分がありまして、今ここで何ぼ助かる、じゃ何ぼ繰上げという金額は申し上げるわけにはいきませんけれども、今現在折衝中であることは確かでございます。(発言する者あり) 562 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 563 ◯市長(山下 真君) 先ほど財政課長の方からも答弁がございましたけども、国の方でたしか18年度の補正予算だったと思うんですけれども、税収が結構伸びたということで、通常繰上げ償還する場合はその分利息の収入が減るから補償金を払わないと繰上げ償還できないんですけれども、補償金なしでの繰上げ償還というのを一定認めていただくという、補正予算でのそういうあれが出たんです。早速本市でも一般会計、特別会計共々合致するような高利の借入れはないかということで、財政課等に調べさせまして、現在繰上げ償還の申し込みをしておりまして、財務省との協議が今始まりつつあるんです。  問題は、繰上げ償還するとなるとその財源ということになります。繰上げ償還するときのために減債基金という基金にお金を積み立てているんですけれども、その減債基金では繰上げ償還に必要な元金が十分調達できない、足らないという状況でございますので、ちょっと今後繰上げ償還。(「どれぐらい得するの」との声あり)これ、繰上げ償還すると、5億利息が得をすると、本市にとって。そういう大きな効果がございますので、これ是非していきたいんですけれども、(発言する者あり)すいません、今これ市長部局の話で大変恐縮なんですが、水道事業の方は内部留保しているお金から出すんですけども、一般会計の方はごめんなさい、減債基金が15億しかなくて、でも繰上げ償還したいのは20億円なんで、後5億足らないということで、ちょっと今後、今お金をどうやりくりするかということで対策を考えているんですけれども、ちょっといろんな名目で基金ありますけれども、若干組替え等が必要になろうかとも思いますので、またその際にはご理解、ご協力をいただければというふうに思います。ちょっと関係ないことで申し訳ありません。 564 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 565 ◯副委員長(上原しのぶ君) 水道会計の方は内部留保があるということを聞きましたので、是非努力をしていただくように要望させていただいて、最後に1つ、ちょっと大事なことで。 566 ◯委員長(下村晴意君) はい、上原副委員長。 567 ◯副委員長(上原しのぶ君) この18年度の決算の中で、給水停止をされた件数とか、給水停止をされた根拠というようなことがちょっと分かれば教えてください。 568 ◯委員長(下村晴意君) 中谷主幹。 569 ◯総務課主幹(中谷博明君) 18年度、給水停止件数が102件でございます。 570 ◯副委員長(上原しのぶ君) 原因。 571 ◯総務課主幹(中谷博明君) 未納がほとんどであります。それで、最終的にはほとんどいただいて、転出とか全くおらない家庭が数軒止まっているという状態です。 572 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 573 ◯副委員長(上原しのぶ君) ちょっとそこで、是非これは考えていただきたいんですけれども、私たち一般会計からお金を繰り入れて福祉減免するようにということは、これかねてから度々申し上げてきたんです。でも、一般会計からは水道、公営企業にお金を入れることができないというようなことがあったんですが、かつて簡易水道の問題では一般会計からお金が入っていたということがもう明白になりましたので、やっぱり一部の人たちのためにだけ一般会計からお金を繰り入れて水道代を安くするということではなくて、また市民全体のために、是非これは一般会計から繰り入れて、102件、そしてその原因が水道代が払えないからだということであれば、是非水の飲めない人がないように、そこは是非これも要望にしておきますけれども、福祉減免についても是非ご一考いただきますように、よろしくお願いいたします。 574 ◯委員長(下村晴意君) 北側課長。 575 ◯総務課長(北側義恭君) もう1点ご質問あったかと思います。給水停止の根拠法令ということでございます。これは、水道法第15条第3項で、支払わないときは止めてもいいというふうになっております。  また、この水道法を受けまして、私ども、生駒市水道事業給水条例第42条で同じような規定を設けておるところでございます。 576 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 577 ◯副委員長(上原しのぶ君) 支払えないときは止めてもいいという、これはやっぱり企業的な考えであって、私は100%の水道の普及率の中で、水道が公営企業としてあること自体、やっぱりこれおかしいと思うんです。ほかの面は施策として出てるのに水道だけは幾ら飲んだから幾らってお金を払って営業しているわけでしょう。ですからその辺、やはり私は是非そういう水を止められるような悲惨な事件が起きないように。  やっぱり、これは絶対福祉の一環として、やっぱり命を守る一環として水道の事業は是非考えていただきたいと思います。ただ公営企業とかいろいろな絡みがあって、法律に縛られておられるのは分かりますけれども、福祉減免については更に深く考えていただくように要望して終わります。 578 ◯委員長(下村晴意君) 議長。 579 ◯議長(井上充生君) さっき、繰上げ償還の分、今交渉中ということで言われたんですけども、幾らの分を。 580 ◯委員長(下村晴意君) 北側課長。 581 ◯総務課長(北側義恭君) まず資本費でございます。資本費が88円以上、5%以上というものが第1段階にございます。第2段階で資本費が106円以上、年利率6%以上、これが第2段階、それと第3段階が。(発言する者多し)必要な繰上げ償還の金額といたしましては、5億9,000万円でございます。それに対しまして、まだこれ先ほど申し上げましたように確定ではございません。一応9,300万円程度の利息が助かるというふうには目算いたしております。 582 ◯委員長(下村晴意君) 井上議長。 583 ◯議長(井上充生君) そしたら今現在減債基金は一億ちょっとぐらいでしたか。 584 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 585 ◯水道局長(古川文男君) 今ざっと8億9,000万。9億ほどあるんですけど、今課長が申しましたように、このうち5億9,000万円を返してしまいたいと、このような形で思ってございます。 586 ◯委員長(下村晴意君) 井上議長。 587 ◯議長(井上充生君) 減債基金の残が八億何ぼある。 588 ◯委員長(下村晴意君) 北側課長。 589 ◯総務課長(北側義恭君) ご指摘のとおり、減債基金は1億3,000万強でございます。(発言する者あり)減債基金です。積立金は。 590 ◯委員長(下村晴意君) 井上議長。 591 ◯議長(井上充生君) この18年度の決算ではまたそこへ20分の1以上ということで、500万弱をするということでしょう。(発言する者あり)これ、本年度はじゃ、19年度はもっとされるわけですか。全然足りないわけでしょう。もし仮にオーケー出て話がついた場合に。先ほど一般会計で市長がちょっと話されましたけども。 592 ◯委員長(下村晴意君) 北側課長。 593 ◯総務課長(北側義恭君) あくまでも減債基金といいますのは、利益が出て積み立てるわけですから、例えば今繰上げ償還額が5億9,000万円で、1億3,000万円の減債積立金しか持っておらなかった、4億6,000万円不足すると、単純な計算でございます。じゃ、19年度4億6,000万円の黒字が出るかといいますと、これはちょっと私、現在試算しても到底無理だと。そういたしますと、先ほど市長が申し上げましたとおり、内部留保資金で補てんをしていくということになろうかと思います。 594 ◯委員長(下村晴意君) 井上議長。 595 ◯議長(井上充生君) いや、そういう意味じゃなくて、だから20分の1以上をしなさいということだから、その500万弱の基金じゃなくて、もうちょっと応分を減債基金に持っていっておいてもよかったんじゃないですかということを。(発言する者あり) 596 ◯委員長(下村晴意君) 北側課長。 597 ◯総務課長(北側義恭君) 先ほど局長も申し上げましたし、私も申し上げたとおり、一度そういったものは企業診断の結果を踏まえて積み立てる、後もう少しいけるようでしたら積み立てていきたいなと。こういった減債積立基金は年度途中であっても可能でございますし、また特殊な例といたしましては、利益が出ていなくても利益が出る見込みで積み立てるということも法上は可能でございます。 598 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 599 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。宮内議員。 600 ◯委員外議員(宮内正厳君) 今の答弁聞いておって、この十数年間(発言する者あり)私もいろいろと当局の胸を借り、知恵を借りてきたんですけど、隔世の感があるなという思いをしております。  それと、上原委員が言った消費税の件は、消費税と相当分をという意味ですよ。消費税そのものは今の法律からいけばなくならない。そのとおりです。相当分をどうするかということですので、それは誤解のないように言っときますので。  それと、将来の水道料金の見直しということで、将来見通しと現状分析、企業診断等をやられるということですけど、この間の企業努力等がようやくこういう形になって現れてきたのかなということで、私は思っております。  先ほど言われた原資の問題等について、これはもう再三申し上げてますので簡単に言いますけども、以前紹介させていただいた水道事業における公費負担の在り方、日本水道協会調査部が出した本なんかを見ましても、最近の水道事業を見た場合、水道サービスの価値財的な要素を考慮して実施する施設整備として適正な公費負担が必要であるというふうな、こういう話が以前出されたと。県のこれは懇話会が提言した中身ですね、県営水道のことをうたっているんですけど、一般会計の負担ということですね。今後も一般会計からの財政援助の在り方については検討を加える必要があるという形で、水道事業の在り方について20年前、30年前とは一定様変わりとは言いませんけども、水道の普及率がぐっと上がる中で、その事業の在り方ということで言えば一定方向性が示されてきたのかなというふうに、私も思っておるんです。  それで、もう一つは、実は去年の決算書をちょっと読んどったんです。私が今まで加入金の問題等、いろいろと提案させていただく中で、某課長がですね、今宮内議員からいただいたご意見も参考にしつつ、今後経営分析等を踏まえた上でより良い方向へ持っていきたいと思いますと、それが今回の答弁という形でいただいたというのは、私は有り難い話だと思いますので、今後より一層経営分析を加えながら、市民に喜ばれるような形で進めていただいたら有り難いというふうに思います。これはやっぱり前の市長から山下市政に変わったという大きな特徴の一つではないかなと思っております。以上であります。(発言する者あり) 601 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 602 ◯委員長(下村晴意君) 以上、質疑等がないようでございますので、以上をもって報告第6号及び議案第76号に係る質疑等を終結いたします。  以上をもって環境文教委員会の所管に係る決算議案等に対する質疑等を終結します。  審査進行上、暫時休憩いたします。              午後3時19分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後3時29分 再開 603 ◯委員長(下村晴意君) それでは休憩を解いて、引き続き審査を行います。  それでは、都市建設委員会の所管に係る各議案について、順次審査を行います。  まず、議案第68号、平成18年度生駒市一般会計決算の認定について、関係部長から順次説明を受けます。  初めに、松本建設部長。 604 ◯建設部長(松本安嘉君) 引き続きよろしくお願いいたします。  それでは、建設部の所管に係ります費目についてご説明申し上げます。決算書128ページをお願い申し上げます。  款6、土木費、項1、土木管理費でございます。128ページから129ページにかけての目1、土木総務費でございますが、この費目は職員の人件費と道路境界明示及び証明発行等、道路・水路の管理業務に要した費用でございます。ほぼ予定どおりの執行となっております。  次に、131ページをお願い申します。  項2、道路橋梁及び河川費の目1、道路橋梁総務費につきましては、職員の人件費と市道用地と整理事業に伴います測量・登記並びに道路台帳整備等に要した費用でございます。事業といたしましては、生駒市認定路線43路線の道路用地の整理事業を実施するとともに、道路新設工事や改良工事等が完了いたしました道路につきまして、7.05キロメートルについて道路台帳の整備を行い、ほぼ予定どおりの執行となっております。  次に、131ページから132ページにかけての目2、道路橋梁維持費でございます。本費目は生活基盤となる既存市道の安全、快適で円滑な通行を確保するため、道路諸施設の維持補修と歩行者空間の整備等に要した費用でございます。
     事業といたしましては、132ページの成果欄にもございますとおり、道路舗装補修工事といたしまして高山町地内の大北奥谷線支線4号など143路線の路面整備を行うとともに、駅前1号線など93路線につきまして道路構造物等の維持補修工事を実施いたしました。  節15、工事請負費におきましては不用額が出ております。これにつきましては壱分乙田線道路舗装工事におきまして、当初全面改修を予定しておりましたが年度当初に道路の損傷が著しく、かつ緊急に補修を要する箇所について先行して部分補修を行った結果、その後の経過が良好であったことから全面の補修を見送ったために不用額が生じたものでございます。  また、バリアフリー歩道整備事業といたしまして、平成18年度から実施いたしております生駒台地内の俵口小明線歩道整備工事におきまして、同区間の下水道工事との予期せぬ地下埋物等の処理に時間を要したため着工が遅れまして、節11、需用費、消耗品ですね、で25万200円、また節15工事請負費で1,995万円をそれぞれ繰越明許費として平成19年度に繰り越しさせていただきました。  なお、本工事につきましては8月末をもって竣工しております。  次に、132ページから133ページにかけての目3道路橋梁新設改良費でございます。本費目は狭あい市道の拡幅整備や集落間の円滑な交通と生活道路の利便性の向上を図ることにより、安全で快適な市民生活を確保するために市道整備に要した費用でございます。事業といたしましては133ページの成果欄にもございますとおり、宝山寺参詣線、芝山田線支線12号、温譲寺線など14路線の道路改良を実施いたしました。  節15、工事請負費、節17、公有財産購入費の不用額につきましては、小平尾西谷線道路改良工事及び有里藤尾線道路改良工事におきまして、用地交渉が合意に至らず、工事着手に至らなかったことにより、それぞれ不用額が生じたものでございます。  また、節13、委託料、節15、工事請負費のうち生駒テック線、俵口西松線、小明上線の道路改良におきまして、隣接土地所有者との境界確定等に時間を要したことから、工事着手が遅れ、委託料で150万円、工事請負費で3,683万9,250円をそれぞれ繰越明許費として平成19年度に繰り越しさせていただきました。  なお、俵口西松線につきましては4月末に、生駒テック線及び小明上線の両線につきましては6月末にそれぞれ竣工しております。  次に、133ページ末尾から134ページにかけての目4、河川費でございます。本費目につきましては、雨水等の円滑な流水の確保を目的に、市が管理する河川及び水路の維持管理あるいは施設等の補修改修に要した費用でございます。  事業といたしましては、134ページの成果欄にございますとおり、市内47カ所の河川、水路の清掃、あるいは合流管台帳の整備のほか、改修工事といたしまして長谷川河川改修、元町菜畑線の排水管の更生、宝山寺参詣線支線5号の排水管の改修など、市内の水路及び道路側溝等121カ所の整備を行いました。  節13、委託料、節15、工事請負費の不用額につきましては、小倉寺教弘寺水路、それから松ヶ丘南条線、辻東水路、穴虫川支流等の改修工事におきまして、県の事業あるいは市の下水道事業等の進ちょくにより工事執行を見送ったため、それぞれ不用額が生じたものでございます。  また、節5の工事請負費のうち、桧木垣内線及び瓦谷線支線2号の排水管布設工事おきましては、地元及び隣接土地所有者との工事調整に時間を要したため、工事着手が遅れ、1,880万円を繰越明許費として19年度に繰り越しさせていただきました。これを繰り越しさせていただきました両工事につきましても5月末に竣工させていただいております。  次に、136ページから137ページをお願いいたします。  項3、都市計画費、目2、街路事業費でございます。本費目は都市計画道路松ヶ丘通り線、谷田大路線、元町菜畑線及び駅前東線の道路拡幅に係る道路用地の買収及び移転補償等に要した費用と、当該4路線における道路改良工事、歩道整備工事、用地管理工事に要した費用でございます。  節12、役務費、節13、委託料、節15、工事請負費、節17、公有財産購入費、節22、補償補てん及び賠償金に不用額が生じておりますが、これは谷田大路線及び松ヶ丘通り線で公図訂正作業や筆界確認及び用地交渉等に時間を要したために、買収に至らなかったことに伴い生じた不用額でございます。  また、谷田大路線及び元町菜畑線道路改良工事につきましては、地権者の建物移転や関係機関との協議に時間を要し着手が遅れたことから、節11、需用費、節15、工事請負費、節17、公有財産購入費、節22、補償補てん及び賠償金におきまして4,600万円を繰越明許費として19年度に繰り越しさせていただいております。  なお、谷田大路線につきましては8月に支障物件の移転を完了し、道路改良工事におきましては9月末に完了しております。また、元町菜畑線における道路改良につきましては、7月末に完成しております。  飛びまして、141ページをお願い申し上げます。  141ページから143ページにかけての項4、住宅費、目1、住宅事業費でございます。市内4カ所の市営住宅について、火災報知機の設置や修繕等の維持管理費及び特定優良賃貸住宅家賃減額助成に要した経費でございまして、ほぼ予定どおりの執行となっております。  飛びまして、177ページをお願いいたします。  款9、災害復旧費、項1、土木災害復旧費でございます。目1の現年度道路河川災害復旧費でございますが、18年度には幸いにして災害等がなかったために、災害に係る設計図書等の購入による支出だけとなっております。  以上、一般会計のうち建設部の所管に係りますご説明とさせていただきます。よろしくご審査、お願い申し上げます。 605 ◯委員長(下村晴意君) 続きまして、坂本都市整備部長。 606 ◯都市整備部長(坂本好司君) それでは、続きまして都市整備部の所管に係ります費目につきましてご説明を申し上げます。  まず、129ページから130ページにかけての款6、土木費、項1、土木管理費、目2の建築指導費についてでございます。この費目につきましては、関係職員の人件費と、特定行政庁として建築基準法に基づく建築確認事務や各種許認可事務等に要した経費及び建築審査会の運営に要した経費が主なものでございます。  なお、平成18年度におきましても災害に強いまちづくりの施策の一環として、木造住宅の耐震診断に対する補助制度を実施するとともに、新たに耐震診断の構造評点が1.0未満と診断された耐震性能の低い既存木造住宅の耐震改修工事に対する補助の実施や、耐震、リフォームについての住宅相談など、木造建築物の安全性の向上に努めました。  また、アスベストによる被害を防止するため、民間建築物の吹付けアスベストの分析調査に対する補助を実施いたしました。  134ページをお願いいたします。  少し飛びますが、134ページから135ページにかけての款6、土木費、項3、都市計画費、目1の都市計画総務費についてでございますが、この費目につきましては関係職員の人件費と、都市計画審議会及び開発事業審議会の運営に要した経費、また平成22年ごろに予定されております第5回の線引き・用途地域等の定時見直しに合わせ、現在、官民境界が確定している里道、水路を新たな線引き・用途地域の境界線として整備するための基礎資料作成に要した経費、東生駒1丁目地区で協議されております地区計画の策定に関する現況調査などに要した経費が主なものでございます。  なお、節13の委託料の760万円余りの不用額につきましては、予定されていた奈良県の線引き・用途地域の決定方針や基準が18年度内に示されなかったため、市素案作成業務や素案作成に使用する都市計画図の原図修正を行うことができなかったため、執行残が生じたものが主なものでございます。  137ページをお願いいたします。  137ページから139ページにかけましての目3の公園整備費につきましてでございます。この費目につきましては、関係職員の人件費や公園、緑地、街路樹及び生駒山麓公園の維持管理に要した経費を始め、花のまちづくりセンターふろーらむの講習会、イベント等の管理運営経費や、新たに設置いたしました緑の市民委員会の開催や、市民の交流や情報交換の場である市民サロンの運営に要した経費、矢田丘陵遊歩道において案内板等のサイン整備に要した経費、また老朽化した街区公園を地域住民の主導によりまして使いやすい公園に再整備するためのコミュニティパーク事業を始め、市内各公園の整備に要した経費が主なものでございます。  なお、節13の委託料につきましては2,000万円余りの不用額につきましては、経費を削減するため、山麓公園内の草刈りを職員で行うとともに、同園内のせせらぎ広場での汚泥しゅんせつやグラウンド整備の委託業務を2年に1回の実施に見直し、さらに市内各公園内の高木のせん定を2年に1回から3年に1回の実施に見直しを行ったほか、維持管理委託経費が安価で執行できたことにより執行残が生じたのが主なものでございます。  また、節15の工事請負費の1,900万円余りの不用額につきましては、あすか野地内の緑道補修工事が地元自治会との調整に日数を要したため、工事を翌年度に行うこととしたのを始め、各種工事が安価で執行できたことにより執行残が生じたものでございます。  続きまして、139ページの目4の生駒山麓公園ふれあいセンター費でございますが、この費目につきましてはふれあいセンターの管理をふれあい新興財団に委託いたしました経費、また親子のふれあいや子どもの地域間交流等を深める文化振興事業に対し補助を行った経費が主なものでございます。  なお、節19の負担金補助及び交付金の530万円余りの不用額につきましては、前年まで行っておりましたこどもフェスタについて、進入路となっている阪奈道路及び信貴生駒スカイラインで交通渋滞が発生し、安全面に支障を来すこととなったため、実施を見送ったことに伴い、執行残が生じたのが主なものでございます。  以上が、都市整備部の所管に係るものでございます。どうかよろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 607 ◯委員長(下村晴意君) では、最後に山本開発部長。 608 ◯開発部長(山本 昇君) 続きまして、開発部の所管に係る費目につきましてご説明を申し上げます。  まず、140ページから141ページをお願いいたします。  目5、京阪奈新線関連街路事業費につきましては、けいはんな線学研奈良登美ヶ丘駅へのアクセス道路である大渕鹿畑線の街路改築工事や用地買収などに要した経費が主なものでございます。  なお、本事業につきましては工事請負費で約4,400万円、公有財産購入費で約3,800万円、補償補てん及び賠償金において約4,500万円の不用額が生じておりますが、これは国道163号線交差点付近の区間につきまして、国道管理者及び用地権利者との協議に不測の日数を要したため、事業の一部を執行できなかったことにより生じたものでございます。  また、同じ理由により、街路改築工事の着手が遅れたことに伴い、翌年度へ4,985万円の明許繰越しをいたしております。  なお、この繰り越しいたしました工事につきましては、本年9月末で完了いたしております。  続きまして、同じく141ページの下段でございます。目6、北部地域整備促進事業費につきましては、市北部地域の整備に必要な資金を確保し、計画的なまちづくりを促進するため、北部地域整備促進基金に基金運用に伴う利息の積立てを行ったものでございます。  次に、同じく141ページの下段をお願いいたします。  目7、生駒駅前市街地再開発事業費につきましては、再開発事業の執行に伴いまして、一般会計から生駒駅前市街地再開発事業特別会計へ1億2,686万3,000円余りの繰出しを行ったものでございます。なお、不用額につきましては再開発事業の今後の方針について調整段階であったことから、外部委託に至らなかったこと等により生じたものでございます。  以上が開発部の所管に係るものでございます。どうかよろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。 609 ◯委員長(下村晴意君) 以上で説明は終わりました。  これより委員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。白本委員。 610 ◯委員(白本和久君) 1点だけすいません。137ページで、今建設部長の説明でよく分かりますねけども、ちょっと谷田大路線が9月で完工で、元町が7月で終了ということで、後の残りの松ヶ丘通り線と駅前線の進ちょく状況だけ教えてください。 611 ◯委員長(下村晴意君) 辻中課長。 612 ◯街路事業課長(辻中二三夫君) ただ今の白本委員さんの質問にお答えします。  松ヶ丘通り線につきましては、18年度は予定どおりさせていただきまして、予定どおりいうか、進ちょくがかなり少なくなったいうか、18年度に一番交渉いうのが難航しましたので、それでほとんど進ちょくできなかったんです。  それと、駅前東線も後わずかなんですけど、ちょっと進ちょくが行えなくて、それでほとんど執行できなかったいう状態でございます。 613 ◯委員長(下村晴意君) 白本委員。 614 ◯委員(白本和久君) 駅前のことですので、交通事故も起こっているようですので、できるだけ早くできるように、利便性、市民のために図っていただけますよう要望いたします。以上です。 615 ◯委員長(下村晴意君) ほかに。角田委員。 616 ◯委員(角田晃一君) 133ページの節22、補償補てん及び賠償金の備考の欄に解決金2,327万、この解決金というものの決まるプロセスというか、ルールというのか、この解決金についてちょっとご説明してください。 617 ◯委員長(下村晴意君) 辻中課長。 618 ◯街路事業課長(辻中二三夫君) これにつきましては、平成7年の2月7日に当時該当者の方、堀口順延様と覚書を市の方で交わしておりまして、それで、その覚書が履行できないということが起こりましたので、それで堀口様より平成18年の3月23日に裁判所の方に申立てをされましたので、それに伴い市と堀口様でその解決を行ういうことで、平成18年の11月の20日に一応それに伴う合意等に至りまして、それの合意の分の中で解決金として2,327万円を支払ったわけでございます。 619 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 620 ◯市長(山下 真君) 小瀬保健福祉ゾーンの工事の際に、あそこの工事を非常に急いでいたという背景がございまして、その工事のための進入路を確保するために、ある地権者の方の土地のところを通行せなあかんことになっていたんです。そこを通らないと工事車両が入って工事できないと。それで、そのところの工事をするためにその地権者の方と覚書を市で結んでいまして、こんな感じの工事を市の責任でせなあかんみたいな、そんな覚書を結んでいたんですが、その覚書の内容が非常に抽象的な覚書だったんです。要するに、市がどこまでその工事をしなければならないのかというのが非常に不透明な覚書だったんです。担当課の方では何千万、たしか七、八千万円ぐらいだったと思いますけれども、それぐらいの工事が必要だということで積算をしていたんですけれども、その覚書からそこまでの工事をしなきゃいけないのかどうかということについて非常に疑義がございましたので、任意で交渉するには限界があるということで、司法的な解決ということになりまして、奈良地方裁判所で調停をした結果、ここに書いてある金額を支払うことで地権者の方にご了解いただいたと、こういう経過でございます。 621 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 622 ◯委員(角田晃一君) もう一つ、137ページ、同じく節22の補償補てん及び賠償金についての物件移転等補償で、先ほど地権者のうんぬんでご説明あったと思うんですけど、額がちょっと大きいんで、もう一度ちょっとご説明いただけませんか、この部分について。 623 ◯委員長(下村晴意君) 辻中課長。 624 ◯街路事業課長(辻中二三夫君) この節22の1億5,771万9,000円の詳細は4路線、谷田大路線におきまして6,802万4,000円、それから松ヶ丘通り線におきまして5,049万5,700円、それから元町菜畑線は3,720万円、それから駅前東線で200万と、これは先ほど部長も申していただいたんですけど、地権者との合意に至らなかった分と、それからちょうど松ヶ丘地区は地図混乱地域というのがございまして、それでその境界確認の時間も要しましたので、その辺で地権者の最終合意が得られなかったために、最後補償等部分に対して事業が進まなかったわけでございます。 625 ◯委員(角田晃一君) 分かりました。ありがとうございます。 626 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。西口委員。 627 ◯委員(西口広信君) 133ページの、これちょっと聞きたいんですけど、工事請負費、これも結構出てますねんけど、ちょっと具体的に聞かせてもらえますか。不用額とか。 628 ◯委員長(下村晴意君) 大植課長。 629 ◯土木課長(大植康弘君) 133ページの。 630 ◯委員(西口広信君) 節15ですわ。 631 ◯土木課長(大植康弘君) 工事請負費でございますか。 632 ◯委員(西口広信君) そうそう。 633 ◯土木課長(大植康弘君) 不用額で9,152万2,800円となっております。道路の新設改良費の工事請負費でございますが、この中で小平尾西谷線道路改良工事、これが不用額4,540万、これは地元の用地交渉等で未執行でございました。今年度入札も終わりまして、今度の土曜日に地元説明会等をさせていただいて施行していこうと思っております。  それから、小明上線道路補強工事が不用額2,453万5,000円出ております。これは工事中の道路の渋滞等の影響を考えまして、工区を1工区、2工区と分けまして、平成18年度、19年度と2年度で施行するということで不用額となりました。これも今現在19年度分につきましては工事施行中でございます。  あと、生駒テック線道路改良工事で不用額2,550万円出ております。  これが設計等の詳細設計の見直し等によりまして、安価になったということでございます。おおむねそれらを合計しますと八千五、六百万、あと、その他につきましては入札等で安価に契約できたということでございます。以上でございます。 634 ◯委員長(下村晴意君) 西口委員。 635 ◯委員(西口広信君) 先ほどの説明で、有里藤尾線うんぬんとおっしゃったんですけど、これ今おっしゃらなかったんはどういうわけ。 636 ◯委員長(下村晴意君) 大植課長。 637 ◯土木課長(大植康弘君) 有里藤尾線につきましては、公有財産の購入費で計上させてもらっておりましたが、工事費は計上しておりません。18年度につきましては。 638 ◯委員長(下村晴意君) 西口委員。 639 ◯委員(西口広信君) 計上してない。(発言する者あり) 640 ◯委員長(下村晴意君) 西口委員。 641 ◯委員(西口広信君) この有里藤尾線、もう10年になるよ、これ。わし、議会へ入らしてもうたときから言うてまんねん。今現在はどないなってますの。 642 ◯委員長(下村晴意君) 大植課長。 643 ◯土木課長(大植康弘君) 委員さんおっしゃるとおりでございまして、本事業につきましては、平成15年に地元との協議でルート選定をおおむね了解ということで、16年度に藤尾側約60メートルの区間、用地買収して改修工事を実施したところでございますが、その先のところにおきまして、地権者と合意形成がなかなかならないということで、鋭意努力しておるわけでございますが、いまだにちょっとまだ合意に至っておりません。  とは申せ、もうなかなかそれが難しい時期に来ましたもので、どうしても地権者との協力が得られない場合は、一定の期限を切り、ルート変更等について地元自治会とも協議し、検討していきたいと思っておりますので、ご理解のほど、よろしくお願いしたいと思います。 644 ◯委員長(下村晴意君) 西口委員。 645 ◯委員(西口広信君) ということは、一時もう中止というんか、そういう形をとっていいんかな。もうやめとくの。 646 ◯委員長(下村晴意君) 大植課長。 647 ◯土木課長(大植康弘君) 今ちょっと暗礁に乗り上げているところを迂回してというふうなルート変更等も検討してまいりたいとは思っております。 648 ◯委員長(下村晴意君) 西口委員。 649 ◯委員(西口広信君) ということは、まだ継続中という前向きな姿勢を持っておられるいうこと。どうですか。もうこれ10年からなるよ。 650 ◯委員長(下村晴意君) 松本部長。 651 ◯建設部長(松本安嘉君) 今、課長の方からご説明申し上げましたけど、やっぱりこの道路としましては南地区からの熱い要望もございますし、やはり青山台の中を、308号線を通る交通量の緩和というようなこと等もございますし、大門あるいは小倉寺、あるいは萩原町の方々もお待ちの道路でございます。1人の地権者の方のために、なかなか今進ちょくが進まないところでございますが、私どもとしては、本当は一番いいのは、その方に再度というか、今年も19年になってからも当たっておるんですが、まだご理解いただけないということですんで、課長申しましたように、ある一定の期限を切りましてルートの変更等も踏まえて地元との協議をしていきたいなと思っておりますんで、そういうふうにご理解いただけたらと思います。 652 ◯委員(西口広信君) 分かりました。ありがとう。
    653 ◯委員長(下村晴意君) いいですか。ほかに、角田委員。 654 ◯委員(角田晃一君) 1点だけ。137ページ、目3、公園整備費のところで、これ坂本部長さんですか、この山麓公園の利用者、年間来園では29万人、フィールドアスレチックは3万人ですか、1日100人ぐらい。こういう数字があって、17年度と来園者数では変わってません。フィールドアスレチックは何か3,000人ぐら増えてるんですけど、この辺の、これは主に家族関係が多いかと思うんですけども、この辺の評価というのか、市としてどう見ておられますか。 655 ◯委員長(下村晴意君) 高橋課長。 656 ◯公園緑地課長(高橋一之君) 山麓公園にございますフィールドアスレチックにつきましては、関西でかなりハードなアスレチックでございまして、相当な人気があるということで、来園者数も今年も3万151人ということで、すごい人気があるということでございます。(発言する者あり) 657 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 658 ◯委員(角田晃一君) 満足されているという理解ですな。なかなか私もハードや思いますけれども、ますます利用客が増えるような形でお願いしたいと思います。要望です。  それから、次のページで、花と緑のまちづくりコンテスト等、いろいろイベントをされてて、これ市民がこういうことに親しんでもらうのは非常にすばらしいことやと思いますが、この来園者数ですね、2万人、オータム、スプリング両方あって、この来園者数も去年と余り変わっていません、これ2万人台。これは今度は親子というより家族というか、高齢者というか、いろんな層があると思うんですけど、坂本部長はこの辺どういうように見ておられますか。評価。 659 ◯委員(角田晃一君) 川邊所長。 660 ◯花のまちづくりセンター所長(川邊喜平君) 近年のガーデニングブームとかいろいろありまして、うちの方もイベントもいろんなイベントをやっておりますんで、たくさん来ていただいています。例年よう似た人数でございますが、落ち着いているというんですか、減ってないんで、これで大分ようけ来ていただいていると思っています。 661 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 662 ◯委員(角田晃一君) ちょっと関連で、先日農業祭、真弓で、大根やキャベツやいっぱい立派なやつを見させてもらって、生駒の農業もすごいなというふうに感動と言えばオーバーですけども、見まして、その体育館いっぱいに本当にたくさん来られて、即売とかいろいろ。これは要望ですけど、一定数落ち着いているからということではなくして、もっといろいろ工夫をすれば市民の方はどんどん、どんどん、これから団塊世代も増えて、時間もあるし参加されることが僕はあると思うし、そういうことを促進するというのかな、2万人が2万5,000人とか、そういうような意識でひとつお願いしたい。これ要望だけ。 663 ◯委員長(下村晴意君) 坂本部長。 664 ◯都市整備部長(坂本好司君) 今のふろーらむのことなんですけども、非常に好評を博しておりまして、たくさんの市民の方々が来ていただくんですけども、好評なだけに敷地が5,000平米ほどの敷地になっておりまして、たくさんの人を呼ぶにも入れないので、いろいろな植樹なり草花なりを植えておりますので、市民の方々が歩ける園路というのは限られております。そういったことから、真弓のそこだけで市民の方々がたくさん来ていただくというのは限度があるかなというような感じを持っております。  ただ、今後といたしましては北とか、あるいは南地区で、今現在市の方でも検討しております未利用地がございますが、そこは販売とかそういうことで処分がないような土地をまたありましたら、そういうのを利用しながらこういうような簡単なフレームをつくって、地域の人々が草花を育てたり、そこで管理していただいたり、そういう交流の場を考えていきたいなとは考えております。 665 ◯委員長(下村晴意君) 角田委員。 666 ◯委員(角田晃一君) ありがとうございました。以上で結構です。 667 ◯委員長(下村晴意君) ほかに。上原副委員長。 668 ◯副委員長(上原しのぶ君) 130ページのところ、この成果を説明する書類の4ページのところに安全安心なまちづくりということもあるんですけれども、木造建築物の耐震啓発に努めるとともにということで、2番と3番の中身について、交付件数が木造建築の場合の84件と、新たな木造建築物の安全性の向上を図るための改修の補助金というので13件出されているんですが、もうちょっと具体的に中身教えていただけますか。 669 ◯委員長(下村晴意君) 佐和課長。 670 ◯建築指導課長(佐和正朗君) 木造建築物の耐震診断の補助事業につきましては、今朝も小さな地震いうんですか、奈良県を震源とする震度2の地震が起こっておりますが、近い将来に海溝型地震であります東南海・南海地震、この地震の発生が予想されるということ。そして、平成15年の12月にこれらの地震に対する防災対策推進地域に本市が指定されました。これに伴いまして、平成16年度より耐震診断補助事業を進めておりますが、先ほど委員さん申されましたように、平成18年度の診断件数は84件で、補助対象経費の上限を3万円とし、診断に要した費用の3分の2を補助しており、限度額は1件当たり2万円となっております。  それから、既存木造住宅の耐震改修補助につきましては、平成16年度、17年度の診断の結果、構造評点が1.0に満たずに大地震時に倒壊する可能性がある、又は高いと判定されたものが極めて多かったこと。さらには木造住宅の耐震改修補助について、地域住宅交付金という新たな国庫補助制度の適用を受けられることになりまして、所有者等が行う耐震改修工事に要する費用の一部を助成したもので、18年度は補助件数は13件、そして補助対象経費の上限は90万円で、改修に要した費用の3分の1を補助し、限度額は1件当たり30万円となっております。  なお、補助金の執行状況につきましては131ページの右側備考欄の1行目からにありますように、木造の診断補助金が167万7,000円、木造耐震改修補助金につきましては375万6,000円となっております。以上です。 671 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 672 ◯副委員長(上原しのぶ君) 今朝も地震があったんで、これしばらく続けられるんですか。いつぐらいまでか、ちょっとそれだけ。 673 ◯委員長(下村晴意君) 佐和課長。 674 ◯建築指導課長(佐和正朗君) この補助事業につきましては、今現在耐震改修の促進計画等の策定も行われておりまして、今後ますます充実させていきたいというふうに考えております。 675 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 676 ◯副委員長(上原しのぶ君) ありがとうございました。じゃ、次行っていいですか。 677 ◯委員長(下村晴意君) はいどうぞ。上原副委員長。 678 ◯副委員長(上原しのぶ君) 次に、135ページのところで、都市計画調査策定事業費ということで、次回の大和都市計画区域区分の線引きや用途地域等の定時見直しに向け、現況調査等を実施したとなっているんですけれども、これ今後の方針というか、どういうふうな内容で取り組んでいかれるのか教えてください。 679 ◯委員長(下村晴意君) 山本課長。 680 ◯都市計画課長(山本喜久治君) 大和都市計画区域の線引き等の変更についてでございます。市街化区域と市街化調整区域の区域区分の決定、いわゆる線引きとか、用途地域の決定につきましては、奈良県において線引きについては昭和45年の12月28日、用途地域につきましては昭和46年の8月1日に計画決定されて、それ以降昭和53年、昭和60年、平成4年、平成13年の4回の定時見直しが行われております。今回、平成13年に見直されて以降数年が経過しており、土地利用の状況、社会情勢も変化していることから、第5回目の定時見直しが予定されているものでございます。  見直しに当たりましては、平成16年に実施しました都市計画基礎調査、土地利用や人口ですね、ほんで宅地開発、建築物の用途等の現在及び将来の見通しについての調査でございますが、この調査等を基に奈良県が作成します見直しに係る基本指針、これにより変更案、生駒市の素案を作成するものでありますが、奈良県においては急激な人口の減少、また少子高齢化の進展で、都市計画法の改正もありまして、基本指針の作成に当たっては慎重を期する必要があるということで、その基本方針の策定及び発表がもう延び延びになっておりまして、平成20年以降になる状況でございます。県としまして、人口の減少化社会を迎え、コンパクトなまちづくりが提唱されている社会情勢の中で、人口フレームを基本として定められる市街化区域の拡大は非常に厳しいというようにおっしゃっております。  しかし、本市としましては、京阪奈新線の新駅周辺につきましては市街化区域への編入も視野に入れて検討はしたいと思っております。  なお、18年度に実施しました現況調査につきましては、先ほど部長の説明もありましたように、線引きや用途地域の境界線が道路、水路などの地形地物によって定められることが望ましいということから、既存の線引き、用途地域の境界線について、現行地形地物との整合性を確認したものでございます。  今後、奈良県の方針が出ましたら、それに沿って変更協議を行っていきたいと考えております。以上でございます。 681 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 682 ◯副委員長(上原しのぶ君) ということは、これは県との関係で実施されている事業ですか。 683 ◯委員長(下村晴意君) 山本課長。 684 ◯都市計画課長(山本喜久治君) 大和都市計画の区域区分の決定、これは県決定でございます。県決定ですんで県の方針等に合わせて市から素案を上げていくということでございます。 685 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 686 ◯副委員長(上原しのぶ君) じゃ、次139ページ、これも新規の事業ということで、コミュニティパーク事業ということでこれされているんですけれども、これ対象のところがここのところにも書いてあるんですけれども、これについてもうちょっと、どういうふうに、新規事業としてされて、今後どういう見通しで持っていかれるのかということをちょっと教えてください。 687 ◯委員長(下村晴意君) 高橋課長。 688 ◯公園緑地課長(高橋一之君) コミュニティパーク事業につきましては、地域住民と行政が協働してリニューアルを図るという事業でございますんで、18年度におきましては行政が行う工事と地域住民でやっていただく工事とに分けて整備をさせていただいております。  この地域住民の方々に参加をしていただいてやった内容なんですが、既設フェンスの撤去とか、芝生はり、花壇の設置等々がございます。それで経費としまして約200万の経費が削減されております。  また、この公園づくりを通しまして、今まで余り話さなかった方々が会話するようになって、新しいコミュニティが形成されて、公園愛護会とか、グラウンドゴルフの会とかいうものが結成されまして、そこら辺の方が中心に維持管理などをやっていただいているという成果が出ております。以上でございます。 689 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 690 ◯副委員長(上原しのぶ君) ということは、この事業は市民参加で新しく公園の管理とかもしていこうということで取り組まれて、経費も節減されたという、そういうことだったんですね。  最後に1つだけ教えてください。いいですか。 691 ◯委員長(下村晴意君) はいどうぞ。 692 ◯副委員長(上原しのぶ君) 141ページ、ここのところの北部地域整備促進事業費ということで、本年度末、これは26億4,323万8,000円というお金が残高であるんですけど、これは将来はどうなるのかなということで。北部地域の開発が大きく変わってきたので、その辺分かりますか。 693 ◯委員長(下村晴意君) 大西課長。 694 ◯北部開発課長(大西清隆君) 去る7月に都市再生機構が学研高山地区第2工区の事業中止を発表したわけですけども、その後、この地域のまちづくりというのは、いまだ未定でございますので、具体的なこの基金の活用方法についても未定という考えでおります。 695 ◯委員長(下村晴意君) 上原副委員長。 696 ◯副委員長(上原しのぶ君) 現時点では未定ということですね。結構です、それで。 697 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 698 ◯委員長(下村晴意君) 委員による質疑等がございませんので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。福中議員。 699 ◯委員外議員(福中眞美君) 1点だけ確認なんですけど、今まで予算委員会とか決算委員会のときに、これは何とか何とか線で、俵口小明線だとか、そういう何々線というときに、分かりにくいから市道何々号、市道何号というんですか、それを看板を付けて、結構な予算でいろんな市内にたくさん付けられたと思うんですけど、これに反映させるために、説明が分かりにからずっと付けたいというように説明を聞いたような気がするんですけど、その市道何号線とかいうの、これに付けないのかどうかという確認をちょっとしたいんですけど。(発言する者あり) 700 ◯委員長(下村晴意君) 山内課長。 701 ◯管理課長(山内祥行君) 今おっしゃってる市道1号線、2号線というのはもともと通称名という形で付けた形なんで、もともと今話が出ている何号線というのがありまして、付けるのは一応都市計画道路とか、中心道路について市道1号線から順番に番号を振って通称の番号ということで、だれでにも分かりやすいようにということで付けさせてもうた形で前付けたままで、今はそのままでございます。 702 ◯委員長(下村晴意君) 辻中課長。 703 ◯街路事業課長(辻中二三夫君) あれにつきましては、あくまでも生駒市道、道路法に基づく道路はもう何千路線とございますので、ですから、もし災害等、事故等がありましたら、その場合に皆さん方がその場所を特定されるについて、各道路法に基づく路線であればちょっと本人さんが分からないので、それでぱっと見た感じでその場所を特定されるいうことの目安いう形の部分で、とりあえず生駒市内の幹線道路、そういう道路を23路線設けさせてもらったわけです。 704 ◯委員長(下村晴意君) 福中議員。 705 ◯委員外議員(福中眞美君) 今23路線、いろんなところに結構付いているんですけど、できたら、何年もかかると思うんです、何号線なんて覚えるのは。せっかく作られたんですからもったいないというか、分かりやすいように、まずはこういうところにも、俵口小明線、市道何号線とかというふうに徐々になじんでいかないと、一気には市民の方も分からないと思うんです。いろんなところにそうやって付けていっていただいたら、やっぱりだんだん、せっかく付けたものなんですから、高いお金をかけて。それを生きたように使っていただきたいなというのをちょっと1点だけ要望しておきます。お願いします。 706 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。塩見議員。 707 ◯委員外議員(塩見牧子君) 予算の流用についてまたお尋ねしたいと思います。  129ページ、土木管理費の建築指導費から土木総務費、それからもう一点、132ページの道路橋梁新設改良費から道路橋梁総務費に流用されているんですけども、それぞれの流用の理由の説明をお願いいたします。 708 ◯委員長(下村晴意君) 山内課長。 709 ◯管理課長(山内祥行君) 今おっしゃっている費目からの流用につきましては、人件費の流用ということで、増額したところへ人件費の不足に伴いまして流用させていただきました。 710 ◯委員長(下村晴意君) よろしいですか。塩見議員。 711 ◯委員外議員(塩見牧子君) 昨日、項、目につきましては市長の権限で付替えができるということを伺ったんですけれども、これ金額に上限などはあるんでしょうか。条件などございましたら教えていただけませんでしょうか。 712 ◯委員長(下村晴意君) 吉岡財政課長。 713 ◯財政課長(吉岡源裕君) 項の中では予算の範囲内で実施できますけども、すべてがすべていいということにはならないとは思います。 714 ◯委員長(下村晴意君) 塩見議員。 715 ◯委員外議員(塩見牧子君) じゃ、どのような場合はアウトか。 716 ◯委員長(下村晴意君) 吉岡課長。 717 ◯財政課長(吉岡源裕君) その件が非常に重要な要件で、あるときにつきましては流用するかどうかというのは法的な問題ではないですけども、考えなければならないと思います。(発言する者あり) 718 ◯委員長(下村晴意君) よろしいですか。ほかにございませんか。宮内議員。 719 ◯委員外議員(宮内正厳君) 132ページに当たるかとは思うんですけども、ちょっと教えていただきたいんですけど、土木工事執行内規ってあるんですけども、そこの執行内規にかかわる整備工事というんですか、この中でどういう形で具体的に行われたのか教えていただけますか。 720 ◯委員長(下村晴意君) 大植課長。 721 ◯土木課長(大植康弘君) 土木工事執行内規でございますが、これは公共土木施設の整備について、市が施行することを原則とするが、公共土木施設の拡充を図るため内規を定めるということで、市が直接工事をする場合、あるいは民間の方から負担をいただいて市が行う場合、反対に助成をする場合等を決めたものでございます。これは平成4年に施行されておりますが、その前は昭和57年から存置するものでございます。  内容的にはそういう内容でございますが、これを作られたときから時代の変化等ございまして、今はちょっと若干そぐわない内容もございますので、見直し等をしていきたいと思っております。  議員さんご指摘の分でございますが、平成18年度の工事につきましては、すべて市直轄工事を行っております。(発言する者あり)市の直接の工事です。執行内規に基づくものは一切ございません。(発言する者あり) 722 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 723 ◯委員外議員(宮内正厳君) 第3条等を読ませていただきましたら、先ほど市道、普通河川及び排水路の新設改良維持補修並びに災害復旧等の土木事業うんぬんと、1から5まで掲げてあるということなんですけど、直轄道路の改良、あるいは舗装及び維持補修と書いてあるし、これ1から4まではごくごく当たり前のことを書いてあるんかなという思いはしとったんですけども、ただ5のところに同和対策に関する事業と入っておるんです。この位置付けはどうなのかなと思って、ちょっとお伺いしたいんですけども。 724 ◯委員長(下村晴意君) 大植課長。 725 ◯土木課長(大植康弘君) 議員さんご指摘の同和対策に関する事業でございますが、法律的な根拠ももう無くなりましたし、現実的に同和対策に関する事業という文言ではなく一般施策でやっております。 726 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 727 ◯委員外議員(宮内正厳君) ということは、平成13年9月28日改正されて、それから今言われたようにこの内規も時代のすう勢に合わせて変えていくということで理解してよろしいんでしょうか。 728 ◯委員長(下村晴意君) 大植課長。 729 ◯土木課長(大植康弘君) そのとおりでございます。 730 ◯委員外議員(宮内正厳君) 結構です。 731 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。伊木議員。 732 ◯委員外議員(伊木まり子君) 132ページのバリアフリー道路の整備事業費というのがありますけども、今回俵口小明線310メートルに対して1,000万円ぐらいの費用がかかっているんですけども、こういうバリアフリーにしないといけないようなとこ、たくさんあると思うんですけども、これ何か大きな事業の枠の中でここをまず、今年はこことか、次来年度と、そういうふうな事業計画があるのでしょうか。それとも、要望があって順次やっておられるのか、ちょっと教えてください。 733 ◯委員長(下村晴意君) 大植課長。 734 ◯土木課長(大植康弘君) このバリアフリー歩道整備事業といいますのは、国から交付金をいただいて行っている事業でございまして、ある一定の要件を満たさないと、なかなか事業を認めていただけないということで、おおむね歩道が有効幅員2メートル等を確保できる歩道の改修等にこの事業をさせていただいております。  それ以外の部分につきましては、例えば歩道の補修工事等に合わせて、例えば段差の解消とか、点字ブロックが要るんであれば点字ブロック等を入れていくとか、一般補修の工事の中で取り組んでいっております。
    735 ◯委員長(下村晴意君) 伊木議員、よろしいですか。 736 ◯委員外議員(伊木まり子君) はい。 737 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 738 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、以上をもって議案第68号に係る都市建設委員会所管分の質疑等を終結いたします。  次に、議案第69号、平成18年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算の認定について、坂本都市整備部長から説明を受けます。 739 ◯都市整備部長(坂本好司君) それでは、議案第69号、平成18年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算についてご説明を申し上げます。181ページから183ページをお願いいたします。  この特別会計につきましては、本市における開発行為及び中高層建築物の建築行為等について、指導要綱に基づき、事業者からの公共公益施設整備協力金等及びその運用収入を公共施設整備基金に積立てをいたすものでございます。  まず、181ページの歳入でございますが、款1の財産収入につきましては、公共施設整備基金の運用利子としまして213万9,665円、款2の寄附金といたしまして公共公益施設整備寄附金として2億8,060万1,125円を収入し、歳入決算総額2億8,274万790円となっており、同額を182ページにございます歳出において公共施設整備基金として積み立ていたしたものでございます。  その結果、公共施設整備基金の平成18年度末基金総額は11億4,260万3,000円となっております。  以上、簡単ではございますが、どうかよろしくご審査を賜りますよう、お願いを申し上げます。 740 ◯委員長(下村晴意君) 以上で説明は終わりました。  これより委員による質疑等に入ります。  質疑等。有村委員。 741 ◯委員(有村京子君) 当初の予算額から見て7,600万円不用額となってしまったのは、これは事業者からの開発協力金が得られなかったせいでしょうか。 742 ◯委員長(下村晴意君) 高橋課長。 743 ◯開発指導課長(高橋賢太郎君) 開発協力金、寄付でございますので、あくまで予定で考えておりますので、工事の進ちょく状況等によりまして入ってくる年度が異なってまいりますので、仮に18年度で寄付金をいただくというお話をさせていただきましても、事業がその中で終わりませんと19年度、あるいは大きな開発になってまいりますとその翌年度ということになってまいりますので、なかなかその予算どおりにというのはちょっと難しいところがあるかなというふうには思っております。 744 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 745 ◯委員(有村京子君) 別に事業者から拒絶されたわけではないんですね。 746 ◯委員長(下村晴意君) 高橋課長。 747 ◯開発指導課長(高橋賢太郎君) おおむね協力していただいておりますけれども、すべて100%というわけではございません。 748 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 749 ◯委員(有村京子君) 事業者から開発協力金の使途について説明を求められたことはありますか。 750 ◯委員長(下村晴意君) 高橋課長。 751 ◯開発指導課長(高橋賢太郎君) 公共施設整備ということで、一応職員、窓口等におきましてもいろんな部分での事業費に充てさせていただいておるということで説明させていただいております。その中で協力をお願いするという形で進めております。 752 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 753 ◯委員(有村京子君) 開発協力金の場合は、もし訴訟になった場合にすごく負ける危険性が高いので、よろしくお願いします。(発言する者あり) 754 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 755 ◯市長(山下 真君) 以前、別の委員会でもご議論させていただいたと思いますが、裁判で負けている事例というのは、開発協力金の負担を求めて、払わない場合に手続を遅延させるとか、実際上強制力を伴うような運用をしている場合に裁判所が違法と判断しているわけでありまして、本市はそういう裁判で負けるような運用はしていないというふうに思っておりますので、そこまでご心配いただかなくても結構かと思います。 756 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 757 ◯委員長(下村晴意君) これにて委員による質疑等は終わります。  次、委員外議員による質疑等を行います。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 758 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、以上をもって議案第69号に係る質疑等を終結いたします。  最後に、議案第70号、平成18年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算の認定について、山本開発部長から説明を受けます。 759 ◯開発部長(山本 昇君) それでは、議案第70号、平成18年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算について、ご説明を申し上げます。185ページをお願いいたします。まず、歳入からご説明申し上げます。  款1、繰入金1億2,686万4,000円は、一般会計からの繰入金でございます。  次に、款2、諸収入、項1、雑入879万7,000円は、仮設店舗家賃収入などでございます。歳入合計は1億3,566万1,000円となっております。  186ページから187ページをお願いいたします。  続きまして、歳出につきましてご説明申し上げます。  款1、事業費7,540万6,000円は、生駒駅前北口の市街地再開発事業に要した経費でございます。生駒駅前北口第二地区の施設構想案の策定に向け、先進地事例調査、民間事業者の能力を活用する新たな事業手法等の調査検討を行い、地元権利者組織であります第二地区再開発協議会や関係機関と協議調整を進めるとともに、松ヶ丘通り線関連用地の買収を行いました。  なお、節13の委託料、620万6,000円の不用額が生じておりますのは、再開発事業の今後の方針について関係各機関と協議調整段階であったことから、外部委託に至らず不用額が生じたものでございます。  次に、款2、公債費6,025万5,000円につきましては、第二地区再開発事業に要しました長期債の償還元金及び利子でございます。歳出合計は1億3,566万1,000円となっております。  以上で、平成18年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算について、説明を終わらせていただきます。よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。 760 ◯委員長(下村晴意君) 以上で説明は終わりました。  これより委員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 761 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 762 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、以上をもって議案第70号に係る質疑等を終結いたします。  以上をもって都市建設委員会の所管に係る決算議案に対する質疑等を終結します。  審査進行上、暫時休憩します。4時45分から再開いたします。              午後4時35分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後4時46分 再開 763 ◯委員長(下村晴意君) 休憩を解いて委員会を再開いたします。  以上をもちまして、各常任委員会単位による決算議案等に対する質疑等はすべて終了いたしました。  これにより、各議案ごとに採決をいたします。  まず、審査事項1、報告第6号、平成18年度生駒市水道事業会計継続費精算報告書については、承りおき願います。  次に、審査事項2、議案第68号、平成18年度生駒市一般会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第68号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 764 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第68号については、これを認定することに決しました。  次に、審査事項3、議案第69号、平成18年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第69号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 765 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第69号については、これを認定することに決しました。  次に、審査事項4、議案第70号、平成18年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第70号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 766 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第70号については、これを認定することに決しました。  次に、審査事項5、議案第71号、平成18年度生駒市介護保険特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第71号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 767 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第71号については、これを認定することに決しました。  次に、審査事項6、議案第72号、平成18年度生駒市国民健康保険特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第72号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 768 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第72号については、これを認定することに決しました。  次に、審査事項7、議案第73号、平成18年度生駒市老人保健特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第73号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 769 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第73号については、これを認定することに決しました。
     次に、審査事項8、議案第74号、平成18年度生駒市下水道事業特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第74号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 770 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第74号については、これを認定することに決しました。  次に、審査事項9、議案第75号、平成18年度生駒市自動車駐車場事業特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第75号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 771 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第75号については、これを認定することに決しました。  最後に、審査事項10、議案第76号、平成18年度生駒市水道事業会計決算の認定についてを採決いたします。              (上原しのぶ議員 退室) 772 ◯委員長(下村晴意君) お諮りいたします。  議案第76号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 773 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第76号については、これを認定することに決しました。              (上原しのぶ議員 入室、着席) 774 ◯委員長(下村晴意君) これにて、9月定例会より審査の付託を受けました決算議案等に対する審査はすべて終了いたしました。  よって、本日をもって当委員会を閉会したいと思います。2日間にわたり慎重審査願い、お疲れ様でございました。  理事者におかれましても、今後厳しい財政状況が予想されますが、審査を通じて意見等がありました内容について、十分精査し、今後の行財政運営に反映されますよう要望いたします。  最後に、市長からあいさつを受けます。 775 ◯市長(山下 真君) 決算委員会委員の皆様、また委員外議員の皆様、2日間にわたりまして早朝から夕方遅くまでご審査賜りまして誠にありがとうございました。大変お疲れ様でございました。  ご承知のとおり、経常収支比率のアップ等、本市の財政硬直化が進む中で、より一層地方自治法の趣旨に基づいて最小の経費で最大の効果を上げなければならないということが本市に求められておるわけでございます。そういう意味で、事務事業の効率化といったことについては、私からも担当職員に対しまして、いつも機会をとらえてそういうふうに指示しているわけでございますけれども、なかなか細かいところまでの精査は私自身は余りにボリュームが大き過ぎて正直言ってできていないわけでございます。  職員もそういう方針に基づいて、個々の事業の費用対効果等については十分チェックはしてもらっているとは思いますけれども、長年ずっとそういうやり方でやってきたということで、十分外部の視点でその事業の費用対効果、効率性といったことを見ることには限界があることも予想されるわけでございます。  そういった意味で監査委員の先生方や、あるいは市議会議員の先生方という外部の目で個々の細かい事業についてチェックしていただくということは、非常に私有り難いことであるというふうに思っておりまして、今回の決算審査特別委員会でも非常に貴重なご意見等を幾つか賜ったというふうに思っております。  そういう意味で、これから20年度予算の編成等が始まるわけでございまして、財政課長査定、企画財政部長査定、市長査定というふうにあるわけでございますが、それぞれみんなこの決算委員会に出席しておりますので、この決算審査特別委員会でいただきましたいろんなご意見等を踏まえて、より予算編成作業もきちっとやっていって無駄を省くということで、きちんとやっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくご理解を賜りたいというふうに思います。  また、来年の話をすると早いですけれども、ますます充実した決算審査特別委員会を来年度もしていただければというふうに思います。いずれにいたしましても、長時間にわたるご審査、大変ありがとうございました。 776 ◯委員長(下村晴意君) あいさつは終わりました。  これにて、決算審査特別委員会を閉会いたします。              午後4時55分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。             決算審査特別委員会委員長   下  村  晴  意 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....